- 販売開始日: 2016/09/02
- 出版社: e-NOVELS
電子書籍
百八燈
著者 皆川博子
映画監督の彼は、同業者の父の再婚相手、自分より年下の義母・塁子の口ずさむ歌に、18世紀半ば、イタリアで夭折した作曲家が死の直前に作った聖母哀傷の曲を重ね合わせ、映画を撮ろ...
百八燈
05/08まで通常110円
税込 55 円 0ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
映画監督の彼は、同業者の父の再婚相手、自分より年下の義母・塁子の口ずさむ歌に、18世紀半ば、イタリアで夭折した作曲家が死の直前に作った聖母哀傷の曲を重ね合わせ、映画を撮ろうとしていた。しかし、資金繰りは難航し、予算1億のところ半分を出資してもいいという映画会社は見つかったが、後の半分が工面できない。そんな彼に出資者を紹介したのは累子だったが、その資金をあろうことか彼の父親が攫っていった…。累子が口ずさむ魂送りの歌が送ったのは…!?
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芭蕉と曽良の句のほうが良かった気がする
2021/06/05 19:06
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者 皆川博子の幻想短編は、わらべうた を効果的に使用した作品が多いがこの作品はさらにイタリアの宗教音楽を絡めている。ただ原曲を知らなかったのでそれほどの効果を感じなかった。むしろ芭蕉と曽良の句のほうが良かった気がする。 皆川博子の幻想短編の中では比較的しっかりしたストーリー展開がされている作品。ただ最後のオチの部分は私は余分な気がした。