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言説の領界
フーコーが一九七〇年におこなった講義録。『言語表現の秩序』を没後三十年を期して四十年ぶりに新訳。言説分析から権力分析への転換をつげてフーコーのみならず現代思想の歴史を変え...
言説の領界
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言説の領界 (河出文庫)
商品説明
フーコーが一九七〇年におこなった講義録。『言語表現の秩序』を没後三十年を期して四十年ぶりに新訳。言説分析から権力分析への転換をつげてフーコーのみならず現代思想の歴史を変えた重要な書。
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紙の本
フランスの哲学者ミシェル・フーコーの言説について書かれた興味深い作品です!
2020/05/17 12:08
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『狂気の歴史』、『監獄の誕生』、『性の歴史』などを著し、世界的に知られるフランスの哲学者ミシェル・フーコーの作品です。同書は、フーコーの入門書としては最適な書で、同書では、フーコーが「言説」と呼ぶものが、社会的レベルにおいて如何なる手続きを経て産出されるかという概観とその分析手法の原則が述べられています。「言説の背後にありうる表象」の棄却、伝統的思想史を貫いてきた「言説内部への志向性」との決別、「真理への意思」を問いの俎上に引きずり出す試み、主体からの脱却、偶然的で非連続的な出来事としての言説系列の標定を行い、言説を出来事として立ち上がらせています。フーコーの思想が垣間見られる一冊となっています。