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金沢あかり坂
著者 五木寛之
古都・金沢を舞台に、恋と青春の残滓を描いた短編集。「金沢あかり坂」--金沢の花街で生まれ育った凛は、別れた恋人の記憶を引きずったまま芸妓になった。その心をいやしてくれたの...
金沢あかり坂
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金沢あかり坂 (文春文庫)
商品説明
古都・金沢を舞台に、恋と青春の残滓を描いた短編集。
「金沢あかり坂」
--金沢の花街で生まれ育った凛は、別れた恋人の記憶を引きずったまま
芸妓になった。その心をいやしてくれたのは父の遺した笛だった・・・。
「浅の川暮色」
--新聞社の事業部に務める森口は、十数年ぶりに記者時代の初任地、
金沢を訪れた。夜、浅野川を見つめる森口の意識に、それまで自分の内側に
押し込めていた女性の姿が浮かび上がる。
「聖者が街へやってきた」
--北陸のK市にあるラジオ局に勤める魚谷と同僚、友人の新聞記者は、
古い城下町の秩序に挑もうとして、世界各国に打電された奇妙な事件を
作りだすが・・・。
「小立野刑務所裏」
・・・いまから十数年前、私は金沢に住んでいた。金沢は誇り高く、そして
怖ろしい町だった。著者を思わせる男が回想する金沢で暮した日々。
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金沢の地名がたくさん出てくる
2017/06/12 23:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ME - この投稿者のレビュー一覧を見る
2年前に金沢に行き、金沢文芸館にも行き、著者の作品も読んでみようと思った。
2年後にしてようやく読んだが、金沢の地名も多く出てきてせつない気持ちになった。
聖者が街にやってきた、のような少し現実離れした小説も面白い。