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なのは洋菓子店のいい仕事 6
著者 若木民喜
憧れの人・ほの香とのデートに出かけた先で 思いがけずセージが見つけたもの、それは……!?ほの香に大夢への複雑な思いを告白したセージ。「タイムくんより、美味しいお菓子つくろ...
なのは洋菓子店のいい仕事 6
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なのは洋菓子店のいい仕事 6 (少年サンデーコミックス)
商品説明
憧れの人・ほの香とのデートに出かけた先で
思いがけずセージが見つけたもの、それは……!?
ほの香に大夢への複雑な思いを告白したセージ。
「タイムくんより、美味しいお菓子つくろ!!!」
というほの香からの励ましの言葉を胸に、
しらかわの新しいドラ焼きの開発に無理やり立候補!
一方で、不穏な気配が…
急に姿を現したある人物の父親が、
とんでもない企てをしている様子で…!
大人気・洋菓子屋コメディー、激震走る6巻です!
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紙の本
…大夢、正路、ぱせりら三兄弟の祖父・菜花耕太郎と、言葉の祖父・耕次郎は双子の兄弟で…共に天才菓子職人だったが…という過去経緯が明らかになりつつ…な色々な伏線回収巻…そして、次巻が最終巻…
2017/07/24 04:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:♂猫Junn-Junn - この投稿者のレビュー一覧を見る
この第6巻は…
Recette50「ドラ焼きと十七歳の地図<8>」
Recette51「ドラ焼きと十七歳の地図<9>」
Recette52「菜花洋菓子店と家族のレシピ<1>」
Recette53「菜花洋菓子店と家族のレシピ<2>」
Recette54「菜花洋菓子店と家族のレシピ<3>」
Recette55「菜花洋菓子店と家族のレシピ<4>」
Recette56「菜花洋菓子店と家族のレシピ<5>」
Recette57「菜花洋菓子店と家族のレシピ<6>」
Recette58「菜花洋菓子店と家族のレシピ<7>」
Recette59「菜花洋菓子店と家族のレシピ<8>」
おまけまんが&あとがき(5p)
…という中味と、あとカラーカバーを外した本体表紙部分には、
前面部分と後面部分とに、
「-物語のお菓子たち- #5」と題し、収録話中で登場した…
「ドラ焼き」
「クリームパン」
に関するイラストと作者の手書き随筆コメント、が掲載されている
…という仕様…あと、
Recette59冒頭部分に、「菜花伊万里&直人 キャラ紹介」…も掲載。
余談で、作者が紹介している、
うさぎや、亀十、清寿軒といった有名ドラ焼き店…
東京に出てきてもう18年とか住んでるけど、今まで縁がなくて、
食べたことがなかったな…ってことで、
その内、縁があれば、食べてみてもいいかな、とちょっと思ったり。
今巻は、序盤、前巻から続く、「ドラ焼きと十七歳の地図」のエピソード
の終盤で、大夢が事故死した晩の回想が描かれたり、
「菜花洋菓子店と家族のレシピ」の一連のエピソードでは、
言葉が菜花洋菓子店のレシピを掘り出し持ち去ったところから、
菜花洋菓子店と言葉のサリンジャー家、いや、
サリンジャー家に婿入りした言葉の祖父…菜花耕次郎…の因縁が語られたり…
な、物語の核心部分とも言える過去回想描写が出てきて、
物語がクライマックスに向かっているんだな、と感じさせる巻。
そんな中、
サリンジャー側の研究室で、
自分達から盗んだレシピで不味いモノを作り、
自分達の店を馬鹿にしている雑魚料理人達にぶち切れた正路は、
騒ぎたてるが、そこに、本物の超一流シェフが現れ…
弱腰になりかけるものの、大夢の指示で、タルトタタンで勝負を挑む…
…勝負の結果は次巻第7巻冒頭話で。
まぁ、前巻第5巻ラストRecette49の最終場面、みたいな感動の後だと、
そういう心を揺さ振る感動面的には、
物足りない部分は、どうしても、あるけれど…でもまぁ、
第1巻や第2巻の段階から描かれていた伏線的描写が、この第6巻で、
色々と詳細が明かされたり伏線が回収されて…
第1巻の本体表紙部分後面側に掲載されていた「菜花洋菓子店の年表」
での3代目当主に関する内容の詳細真相が描かれたり…
そういう意味では、
興味深い巻で、次巻で最終巻となる前の、色々な御膳立てをしていた巻
という感じだな、と…。
で、まぁ、このまま、次の最終巻第7巻も、楽しみながら、
一気に読んでしまいたいな、と…今、
そんな感じです。
そうそう、Recette56での大夢と正路の会話の中での、大夢が語った部分…
「人間にもレシピがあると思いませんか?」
「どこで生まれ、何を見、何を食べ、どうやって育ったのか…
見えない力が自分を支配する」
「人は決して、自分自身のレシピから逃れられない。」
っていう部分は、意外に印象深い言葉だったな…と思ったり…
同時に、
この作品と同時期に連載していた「ねじの人々」とも繋がってる内容かもな、
と思ったりも…そんな部分も、個人的には楽しめて、よかったです。