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  3. ♂猫Junn-Junnさんのレビュー一覧

♂猫Junn-Junnさんのレビュー一覧

投稿者:♂猫Junn-Junn

436 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本その指先でころがして

2017/03/27 03:31

…文学系または官能小説系雰囲気が漂う、M男向け&女性向け、なファンタジー系官能小説風成年コミック…読者を性的倒錯の世界に惹き込む魔力がある作品集…

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

このコミック単行本「その指先でころがして」の収録内容は…


「扉絵」(フルカラー1p)
「目次」(フルカラー1p)
「発情と調教のあいだ 第1話」(20p)/勃起度、p12以降で意外と勃起
→魔法薬学研究所の所長リン、部下シュウ、メイド長コハル…
所長を想う冴えない部下のシュウと、発情期を迎えたリンがある夜…な開幕譚。

「発情と調教のあいだ 第2話」(20p)/勃起度、p7以降でまぁまぁ勃起
→昨夜の様子を見ていたコハルが、シュウに御仕置調教を加え、
ソレを偶然鍵穴から覗いてしまったリンは発情するが、
シュウが着用させられた白魔術が施された貞操帯が外れず…

「発情と調教のあいだ 最終話」(20p)/勃起度、p9以降で確実に勃起
→貞操帯での寸止め状態から7日後…貞操帯の特殊な外し方をリンに伝え、
リンをアシストする形でコハルも加わった3Pプレイの果て…
シュウは、すっかり………な顛末。

「彼女のスマホに映るのは」(24p)/勃起度、p13以降で確実に勃起
→想いを寄せる同級生日下がネットで男の娘オナニー動画を投稿している、
と知った月島は…ソレをネタに放課後生物室に彼を呼び出し…
その後…な2人のSM系倒錯恋愛物語顛末。

「桜流し」(23p)/勃起度、p16以降で確実に勃起
→隣国の黒き帝国に侵攻され続ける劣勢の白の王国は切札の二人の戦士…
王国最強の剣士ハルカ(♀)と王国最強の魔導師アキラ(♂)を出撃させたが…
その18日後…な、悪堕ち逆レイプ悶絶快楽物語…な顛末。

「CHARACTER DESIGN ROUGH」(1p)

「エルフ村議会公式搾精マニュアル」(22p)/勃起度、p7以降でそこそこ勃起
→エルフ女性が村の少子化対策マニュアルを、
村外のホビット男性に対して実践した結果……な顛末。

「ここが縁結びの迷宮と呼ばれるようになったワケ」(22p)
/勃起度、p9以降で普通に勃起
→吸淫スライムが男女冒険者ペアの関係促進を後押し?
…なファンタジー世界官能小説風展開…。

「女子刑務所の刑務官は僕の天職でした」(22p)
/勃起度、p6以降で普通に勃起
→多淫症の囚人ばかりが集められた女子刑務所に赴任した男性刑務官が、
囚人達の性欲処理係に堕とされるまでの顛末。

「ふたばクリニック搾精外科」(8p)/勃起度、p4以降、勃起しつつ笑える
→搾精室で女医から搾精治療を受ける患者少年…な顛末。

あとがき(1p)


…という感じの内容…あと、カラーカバーを外した本体表紙部分は、
カラーカバーとは別のセクシー系イラストになっていて、
というサービス精神も十分あり。
で、読んでみての印象…
…コレは、M男向けの成年コミックであることは間違いないと思うけど、
同時に、女性向けの成年コミックでもある、とも言えるのかな…
と何気なく思ったり…

一番最後に収録されていた「ふたばクリニック搾精外科」は、
この単行本用の描き下ろし作品、
ってことみたいだけど…8ページという短い紙面の中で、
p4~p7という部分を、視覚的に直接エロい性的描写絵を使わずに、
漏れ聴こえる声、っていう部分の描写で読者を勃起させつつ、同時に、
そこに描かれている待合室の光景の絵面で、笑えるという…
H系コントのような光景を描き出していて…
勃起するエッチさが十分にありつつ、同時に笑えて、
という高度に洗練された娯楽性、みたいな部分が、何か凄いな、
と思ったりで…
実際に読んでみて、
どの収録話も予想以上に面白くて刺激的で、掘り出しモノな作品集だったな、
と、ある意味感動すら覚えたような、そんな成年コミックだったので…
大満足です。

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電子書籍

電子書籍五等分の花嫁(10)

2019/06/17 10:02

…ぎくしゃくから涙の和解までの五つ子姉妹恋愛戦争顛末…とりあえず、一花が嫌な女キャラのままで終わらなくて、贖罪・和解・救いがあって、よかったな、と…

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この「五等分の花嫁」第10巻の内容は、
キャラクター紹介(2p/お気に入りスポット)
の後に、
第78話「シスターズウォー 一回戦」~第86話「シスターズウォー エキシビションマッチ」
までを収録…

あと、漫画本編の後に、
描き下ろしオマケ漫画
「ifシスターズウォー ~仲良し姉妹!~」(1p)
と、
次巻予告(2p)
と奥付…という収録内容…出発前から帰って来るまで、
1冊丸々「修学旅行」編。

総括としては、
第1巻からここまで読み続けてきて、今回のこの第10巻が、
読んでいて一番、うるうるってなる場面が多かったんで、個人的には、
満足度大、かつ、次の第11巻で、
更なる過去経緯が明らかになりつつ、物語は、
徐々にクライマックスに近付いていく感じなのかな…という予感、
というか、そういう雰囲気も、
この巻の最後の第86話の最終場面の描写から伝わってきて、
また、次の巻が待ち遠しいな…
っていうか、自分は週刊連載分はチェックせずに、
コミックが出るまで待って読む形で、ここまで読み進めてきたけれど、
続きが気になって、ちょっとフライングして、
週刊連載分を、先にチェックしちゃおうかな…みたいな欲求も、
強くなりつつあったり…。

ともかく、
一花、二乃、三玖の夫々に、
感情移入して、うるうるってなる場面がありつつ、
四葉や五月にも、夫々の思惑があるようで…
そこは、次巻以降が楽しみだし…
とりあえず、
この第10巻内での話としては、
これまでは、
五つ子中野姉妹の中でも、
誰が風太郎を好きなのか、っていう部分に関して、
夫々の状況認識に差があったけれど、
今回の、京都修学旅行での風太郎を巡るどたばた騒動や、
姉妹間での抜駆けや騙し討ち…
対立・葛藤・反省・贖罪…色んなことがあった結果…
風太郎を巡って姉妹間がぎくしゃくしていたのが、和解して、
姉妹の絆はより深まった…
という流れは、よく出来ていたと思うし…
その一方で、
そんな五つ子姉妹の駆引きや騙し討ち等のあれこれに、
巻き込まれていた風太郎自身も、
全く何も気付いてなかったわけじゃなく、
違和感を感じたり、色々と、薄々勘付いては、いたんだな…
みたいな部分も描かれつつ…
五つ子姉妹への誕生日プレゼントを、そういうアレにしたのか…
みたいなのも、なるほどな、と…。
あと、
余談で、今巻の流れの中で、一花視点での、
風太郎との運命を感じたあの夜の場面、ってのが描かれているけれど…
それで、
第4巻の、その場面を改めて読み返してみたら…
こんな第10巻で明かされてる描写の伏線描写が、
第4巻時点のその1つのページ内の小さな1コマで描かれていたとは!
と…そんな部分まで含めて、
色々と楽しめる、よく出来た恋愛物語だな、と再認識したり。
で、
五つ子姉妹の内の、
一花、二乃、三玖という3人の恋心を中心とした想いの洗い浚いは、
この「修学旅行」編の顛末までで、
ほぼ、明かされた感じなのかな…という状況で、
あと、
第6巻から謎のまま残っていた、
「零奈は結局、誰が変装してたの?」の件や「小6時代の風太郎と少女」
に関連しての情報も更に少し判明しつつ…
でもまだ、五月や四葉の内に秘めた部分ってのは、まだまだ、
断片的に見え隠れって程度の描写に留まっているけれど、
ここから先、次は遂に、
四葉の番、
ってことなのかな…と…
で、結局、未来の花嫁が誰なのかは、
まだ、全員に可能性がある感じで…早く続きを読みたいと思わせる、
この作者の物語構成能力は、凄いな…
ってことで、次の第11巻が待ち遠しいです。

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紙の本

…野球の夢はまだまだ続く……壮大なエピローグ、という感じの最終巻(第71巻)…

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

1996年から連載が続いていた作品が、
マガジンSPECIAL休刊に伴い、
2017年1月発売の2017年2号(最終号)で連載終了し、
この最終巻は…

第476話「逆巻く未来」
第477話「夢をのせた奇跡」
第478話「野球という生き様」
第479話「光射す夢の途中」
最終話(第480話)「終わらないDreams」

…という連載最後の5話分を収録…
高校野球モノの本編としては第476話または第477話の前半で終了し、
残りの3話分とちょっと、は壮大なエピローグ、
って感じで、甲子園での後味の悪かった、
麗峰大九龍と夢の島、または西村と工藤の件も、夫々に、
未来に向けての決着がつき、
…その際にはまた、工藤(前)監督の器の大きさが際立つ展開…
更には、高野連会長が下した処分の真意も明らかになり…
盟友の死で感じたモノや、
指導者の導きやライバルや仲間達の後押しも…
色んなモノを受けて、自身の野球の夢への次のステップを歩み始めた久里武志…
更には夢の島に残った選手達のその後、
や、他校の選手達のその後も少し垣間見れて…。
あと、
原子力潜水艦空母、なんてものが実際にあるのかないのか、
知らないけれど…
空母上での日米対決、みたいなのも…
まぁ、20年の連載を締め括る壮大なエピローグって感じで…
楽しかったね…
…っていうか、マガジンSPECIAL休刊が発表されたのって、
2016年8月1日頃だったけど…
最終話のああいう展開を見る限りでは…
麗峰大九龍との対戦描写中に、漁船「秋吉丸」が描かれてたのは、
もう少し前から描かれてたから、
公式発表されるよりも前のそういう時点で、
既に、漫画家さん達には、休刊とそれに伴い終了するか、
移籍して連載継続するか、
みたいな話は、裏で着々と進んでいて…この作品も実は、
去年の春先頃には、
最終回への着地点を模索していて、で、休刊が公式発表されて…
最後の5話分は、
こういう、壮大なエピローグ、って感じで、
話を締め括ったのかな……と、何か、作品の物語の中身以外の、
そういう制作サイドの部分でも、
色々と想像を掻き立てられて、興味深かったりも…。

自分の中では、野球漫画と言うと、
一番は、孫六かも知れないけど…ソレと同じくらいに、
原作:七三太朗、漫画:川三番地というコンビでの野球漫画も、
「4P田中くん」「風光る」「Dreams」「天のプラタナス」
と、縁があってずっと読んできたので…
ともかく、この夢のある野球漫画「Dreams」でも、
永らくいい夢を見させて貰えました。、
楽しませてくれて、本当に有難うございました!
そんな感じです。

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電子書籍

電子書籍痛がるキミがタマらない! 1

2024/02/23 05:59

痛そう…可愛い…可哀想な君が好き!!!!イケメンが悶え苦しんでる姿がたまらなく好き?!という主人公ヒロイン苺谷萌果のヘンタイ的特殊性癖言動で大爆笑出来る感性の読者には大当たりなイケメン悶絶野球ラブコメ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

全然知らない作品だったけど、タマタマ作品ページが目に入って、
立読み出来た第1戦(作中では話数を、第1戦、第2戦…という形式で表記)が噴き出す程面白かったんで、
かつ、
【期間限定価格】50%OFF+「KADOKAWA」全商品に使える25%引クーポン
でかなり安くお買い得に買えるタイミングだったんで、「KADOKAWA」の他作品を買うののついで買い、
みたいな感じで購入して、実際に1冊丸々読んでみて…
この作品は、読む人によって好き嫌いがハッキリ分かれる系の作品だろうとは思うけど、
個人的には、笑いのツボにハマって毎話爆笑する感じだったんで、
というか、立読みで最初の1話目だけ読んだ際に、
コレは面白いけど、この独特な主人公ヒロインキャラ設定とノリで、
失速せずに1冊まるまる面白く話を続けられるんだろうか?
と思っていたんだけど、読んでみたらほぼ毎話、爆笑に近い感じで大笑いするコメディ展開で、
そういう意味では、凄いな、と感心したり。
あと、第一印象的に、主人公ヒロイン苺谷萌果の声は、前田佳織里、かな…
という感じの脳内イメージも抱きつつ、読んでいた感じ。
そして、
コレは、10分枠位のアニメで1クール3ヶ月間とかやれば、
そこそこ面白いモノが出来そうだな、と思ったり…で、主要キャラの担当声優のイメージは、

苺谷萌果:前田佳織里
西浦寧々:富田美憂、加隈亜衣、花守ゆみり
栗山心々愛:伊瀬茉莉也、大地葉
玉城洸:石川界人、梅原裕一郎
真中勝利:榎木淳弥、斉藤壮馬

…みたいな感じかな…とか、そんな部分の想像を膨らませたりって面も含め、
色々と楽しめて、何より、かなり爆笑出来たんで、
個人的には、ついで買いだったけど、大当たりな作品で、大満足です。

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電子書籍

電子書籍薬屋のひとりごと 2

2024/02/14 13:00

薔薇って「そうび」とも読むんだね…で、青薔薇は、遺伝子組換え技術で2004年頃発表され2009年頃から切花として販売されてるんだとか…ともかく、皇帝との酒飲み対話光景~牛黄をください…までの物語第2巻

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2023年10月からアニメ版『薬屋のひとりごと』が放送中で、
自分は2023年中には視る時間が取れなかったものの年明けてから、
第1話~第12話まで視てみて面白かったので、そのまま第13話以降もニコニコ動画で視聴しているけれど、
原作小説を読んでみてもいいかな、と興味が湧いたんで少し確認すると、
アニメ版の最初の3ヶ月12話分は、原作小説第1巻の内容、だったようで、年明けてから今放送中の第13話~
の内容は第2巻の内容なのかな…ってことで、
この第2巻を買って読む事に…
で、アニメ版はまだ第13話「外廷勤務」、第14話「新しい淑妃」、第15話「鱠」が放送され、
次は第16話「鉛」がもう直ぐ放送される、という段階(2024/01/27朝時点)だけど、
この原作小説第2巻は、
序話
一話「外廷勤務」
二話「煙管」
三話「後宮教室」
四話「鱠」
五話「鉛」
…とエピソードが綴られていき、
二十話「鳳仙花と片喰」
終話
まで、振返れば、かなり濃密な内容で、やっぱり、この1冊分の内容で、
この1~3月の間のアニメ版後半12話分になるのかな、
と、この小説版を読んでみて、ソレがどうアニメ化されるのか、も楽しみだな、
と。
倉庫の小火、官僚の食中毒、腕利き職人が残した謎の遺言の解明調査…の謎解きに始まり、
偶然遭遇し解決した1つ1つの事件が実は偶然でなく?…みたいな関連性から、
陰謀暗殺未遂事件?!な危機一髪救出展開や、
その後、外廷勤務から後宮に戻っての日々、の中で、
李白から身請けの相場等について聞かれ相談に応じたり、
猫猫の実父と実母に関するエピソード展開が終盤にあり、ソコでは少し泣ける要素もあり…
この物語世界にどんどん引き込まれて、
思っていたよりも、早く読んでしまったな、と。
個人的に印象深かったのは、
十二話「中祀」
と、
十七話「身請け作戦」

二十話「鳳仙花と片喰」
そして、終話の少しラブコメ展開な後に、オチもついて、
猫猫と壬氏の物語はこの後もずっと続く(現時点で小説版は第14巻まで刊行されてるようだし…)んだろうけど、
この1冊はこの1冊でちゃんと完結させていて、
よく出来ていて完成度高い1冊だな、
と。
そして、自分は2024年になってアニメ化されたモノを視たのをキッカケに、
この作品の存在に興味抱いて読んでみたわけだけど、もう10年余り前から話題になっていた作品だったんだな、
と今知ると共に実際に読んでみて、
確かに引き込まれて面白いし、納得だな、と…ってことで、
とりあせず今回読んだ内容がどうアニメ化されるのかってのも楽しみにしつつ、
この原作小説の次の第3巻も買って読む方向性で検討しようかな、
と、そんな感じです。

※2024/02/14時点追記※
そうそう…この第2巻序話で言及されている、「壬氏と皇帝との賭け」ってのは、
具体的には、何の事だったんだろうね?…この巻の内容だけでは何とも…もっとずっと先の巻まで読めば、
具体的に明示されるのかな…そういう部分も楽しみに、気長に、読み進めようかな…。

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電子書籍

電子書籍彼氏時々彼女(1)

2023/10/05 01:32

「獅子崎家の呪い」で「女性化」または「女体化」してみたい!!という男側の需要は、少なからずある否かなり多くある…んじゃないかな…ともかく続き気になるどたばたラブコメ開幕巻…

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最初、『恋と嘘』の作者の新しい作品なんだなってだけで、
具体的にどういうジャンルの作品なのか、
恋愛モノだとしても、ラブコメ系なのかシリアス系なのか…
そういう部分の認識が何も無くはっきり分からないままに、買って読んでみたら、
面白くて、一気に最後まで読み終えた感じで、
個人的には、気に入ったし続きが楽しみだな、と。
その、最初目次見た時に、
第1話「秋月穂高と獅子崎千颯」(82P)
第2話「ご挨拶」(48P)
第3話「お買い物」(56P)
という3話収録…つまり、1話当たりの頁数が多いアレだから、
もしあんまり面白くなかったら、
途中で寝ちゃうかもな…って心配もしてたんだけど、ソレは全くの杞憂で…
最初は2人の出会いの回想エピソードから、
交際開始後の2人の初々しい、純なバカップル的な対話のやりとりの面白さ…
で、ぐいぐいと魅せて、第1話ラストで、あっ!
という展開で第2話に入り、ソコから、翌日放課後、千颯の両親に会いに行き、
話を聞いたら「獅子崎家の呪い」というモノがあると聞かされ…
という展開だけど、ここも、穂高と千颯の両親のやりとりの面白さで、
ぐいぐい魅せて、その後、帰り際の穂高と千颯との、
シリアス系でもありコミカルでもあるやりとりで、互いの相思相愛を、
独特な形で確認しつつ…なその流れで、
第3話では、2人で放課後買物に行く…けど、その前に、
穂高は、ある男子達が、
自分と千颯が付合ってるという事への陰口的な話をしているを…
偶然通りがかって聞いてしまい…その話に割り込んで…という部分の流れも、
面白いんだけど、その後、
第3話のラストで、また、あっ!という展開で、第2巻に続く…って形になっていて…
この作品のメインキャラは、
秋月穂高と獅子崎千颯なんだろうけど、
「獅子崎家の呪い」に巻込まれる男子は他にも出てきて、
その「獅子崎家の呪い」に巻込まれた人達間でのどたばた劇や人間模様、
恋愛模様…を描く系の作品ってことなのかな…
と漠然と想像しつつ、続きが楽しみだな、と思ったり…。

それはそうと、その呪いで、
キスされたら数時間から1日程「女性化」または「女体化」するってのは…
その間に何かあれば、妊娠することもあるってこと?
と想像したりも。

…余談で、自分は『恋と嘘』は2017年にアニメ化されたのを視た際に、
面白かったから原作コミックを買い始め、
全巻買って持ってはいるものの、時間無くてずっと積ん読放置状態に、
なってたんだけど、この「彼氏時々彼女」第1巻が面白かったから、この機会に、
『恋と嘘』の全12巻(13冊)を読み始めようかな…
と思ったりで、そっちも、楽しみです。

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電子書籍

電子書籍ももいろモンタージュ 1巻

2023/05/15 05:27

主人公玉木モネが人体特に女体美に惹かれ、女体の魅力的美術表現を模索探求する喜びに「目覚め」た中学時代、そして今…という物語開幕譚な60頁ある1話目が単独でドラマ化とか出来そうなくらい特に秀逸だった印象

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

…自分には偶々、縁があって、
まんがタイムきららフォワード 2022年11月号を購入して読んだら、
ソコに、この作品の6話「BEYOND THE DIMENTIONS~次元の壁を越えて~」が掲載されていて…
(余談で、今思い返すと、サブタイトル表記が、「DIMENSIONS」じゃなく「DIMENTIONS」に、
意図的に、そうしてる感じなのかな、と気付いたり…)
印象的には、
自分には普段ない視点の、美術的観点でのエロスやエロ絵を追求する…
という中でのコメディ展開の作品なんだな、と…
で、その後、もう少し縁があって、
12月号、2023年1月号、2月号…と読んでみて、
個人的には毎回、へぇ、と思いながら興味深く読んでしまう感じで、ただ、
メインのキャラ達の背景設定とか人間関係とかは、
1話目から読まないと分からない感じかな、と思いつつ興味も湧いたんで、
第1巻を買って最初から読んでみてもいいかな…と思ったんで、
今回、購入して、読んでみて…

60頁ある1話目「目覚めるももいろパワー」で、
この作品の主人公、
日の出芸術大学1年生の玉木モネの、
中学時代からの経緯…それまでは花の絵とかを中心に描いていたのが、
エッチな絵を描くワクワク感に目覚め、
「最強のエロ絵師」になるのを目指して日々描き続け…
芸術大学に進学し、更に日々新たな発見を得て、エロを極めていく…
という、この1話目だけで単独でドラマや映画にも出来そうな完成度の秀逸さだな、
と感心したんだけど…
とりあえず、この第1巻収録話(1話~5話)では、
主人公の玉木モネ、通称たまもん、と、
同じ日の出芸術大学1年生でモネの幼馴染の日菜乃ヒナ、と、
クラス代表の百合根こまち、
が主要キャラで、5話のラストでチラッとだけ描かれてるけど、次の第2巻では、
もう1人後輩キャラ的なのが登場する、
と。
周辺キャラとしては、モネやヒナの家族や大学の先生。
(…余談で、再度読み返してみると、
5話で登場した美術予備校が、名古屋校って看板描写になっていたから、
中京地域をモデル舞台にした作品だったんだな、と。)

…自分はもう、絵心もないし絵筆に頻繁に触れる機会もなく、
絵の才がどうとかいう以前の人生だったんで、
この作品で、

・絆創膏
・渓谷
・オアシス
・アリ
・汗と涙

をエロスの材料またはヒントにして、色々と技術的ポイントを解説しながら
美術的にエロ絵表現を追求するっていうメインのテーマと、
人間関係的には、主人公モネと幼馴染ヒナの百合ラブコメって要素も楽しみの1つで、
そんな作品展開の構成力と、
作画の画力の高さが両方あってこそ魅力的に実現出来ている、
そういう作品なんだな、と実感堪能出来たんで、買って読んだ甲斐は十分あった、
と満足度大です。

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電子書籍

電子書籍ヤンキーJKクズハナちゃん 13

2022/11/10 02:05

犬飼心晴のまだ無自覚な恋心反応、虎寺碧は恋心に確信を持ち早乙女穂高争奪戦に本格参戦開始、勘違い妄想系学年委員長な新キャラ登場、肩紐ぶちっっ、策士鷹江、いよいよ臨海学校!電車移動開始…な見所満載第13巻

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

前巻第12巻ラストの臨海学校前の水着選び回の後半部分から、
その他、臨海学校に向けての日々でのあれこれ、
そして遂に、
臨海学校当日になり電車移動中…までの青春ラブコメ光景が色々と描かれた第13巻(第106話~第114話)

メインの見所要素としては……水着選びどたばたな一件で、
犬飼心晴がまだ本人は無自覚ながらも早乙女穂高への明確な恋心乙女反応を見せ始め…、
ダイエットランニング騒動で、
虎寺碧が、今までは確信は持ててなかったけれど、
穂高の人柄の良さに触れて、穂高への恋心に完全に確信を持ち、
より積極的に触れ合いたいと思うようになり…
チーム早乙女内での、穂高争奪戦に本気の本格参戦開始…みたいな…、
そして、
1年生側で新キャラな1学年委員長But
思い込み激しい勘違い妄想で勝手に暴走し空回りしがちな、
1年C組食品科「卯佐木かなえ」が登場し、
1年生服飾科3人組…雉谷綾乃、犬飼心晴、狒々野美鈴…と接しながら、
勘違い妄想を膨らませ、
更に、その繋がりから、2年生の穂高や鷹江ら女子組とも交流しながら、
勝手な妄想と困惑を膨らませていくどたばた展開…
因みに、個人的に、
この第13巻で一番爆笑したのは、
この卯佐木かなえが初対面の雉谷綾乃を見て、勝手に妄想した脳内光景描写部分…
何の予備知識もなく、その絵面だけ見れば、
物凄くシリアスで凄惨な光景の絵なんだけど…コレまでの話が分かってたら、
その絵面で大爆笑してしまう…という、ソレが上手く計算されたギャップ描写っていうか…
面白いな、と感心したり…
その後、2年生女子組の水泳授業後の…穂高争奪戦関連の水泳対決騒動…
な中での、策士鷹江の敗北回避策…みたいな顛末…
そしていよいよ、臨海学校当日になり…
道中で早速トラブル等起こりつつ、次巻に続く、と…

で、その他の印象要素…
2年生に進級して以降の描写では、
水着選び回の終盤で維里愛ママが久々の登場、
あと、この巻の終盤、
水泳対決騒動の後半部分から、獅子堂清羅も久々の登場…そして、
臨海学校では、今年は、華子や鷹江&牛込と同じ班になってるんで、臨海学校編では、
自然と登場場面は増えそうだな、と。
あと、
ダイエットランニング騒動時に、
根古宮萌恵が1年前の臨海学校での鞄に水着騒動の件を告白謝罪する場面も、
いい感じだったな、と(その後の話のオチの展開も含めて)。

…それと…コレは多分、最初の版だけで、あとの版では修正されるんだろうけど、
第107話「ぐーたら王子様」の前半部分、
虎寺碧らのいる商業科のクラス=2年B組…1年B組⇒2年B組に、
春から進級した形になるんだろうけど…
その教室の外観を描いたコマ部分の教室の表札部分が「1-B」になってて、
前に何処かで使ってた背景絵を流用して、でも表札部分を「2-B」に変えないといけないのを、
忘れちゃったのかな…みたいなケアレスミス的な…
やっぱ、気にはなるから、書き記しておきます。

…そんなこんなで、この第13巻を読み終えての、総括的印象としては、
穂高に想いを寄せる女子7人も、ソレ以外の周辺女子やその他キャラも…
主要キャラ皆に、夫々出番や見せ場がありつつ、
新キャラ「卯佐木かなえ」も、初登場の一連エピソード(第109~111話)でのインパクトは絶大で、
色々と楽しめる濃密な巻に仕上がっていて、
この続きも、早く読みたいな、と思える感じで、大満足…個人的には、
そんな感じです。

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電子書籍

電子書籍主将!! 地院家若美(1)

2022/09/13 13:28

名前を逆さから読んではいけない?!変態だがカッコイイ漢の中の漢、地院家若美に痴漢から助けられ恋をして柔道部に弟子入り入部した桃戸美柑の叶いそうも無い恋は実るのか…な「BL系(?)格闘ギャグ漫画」開幕巻

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昔、「マガジンSPECIAL」を立読みとかしてた時に、
コレまでの話の流れとか関係なく気楽に読めるギャグ漫画って感じで、
何時の間にか、毎月楽しみに読んでた作品だったけど…
連載開始直後の最初の頃は、
読んでなくて知らなかったんで、あぁ、こういう感じで、始まった作品だったんだな、
と…へぇ、と思いつつ、
各話の合間に、作者の過去作品を紹介するオマケ漫画的なのが挿入されていて、
作者の漫画家としての苦労した過去話と、
地院家若美の原点となる、過去作品での登場エピソードが掲載されてたり…
で、色々と、個人的には、楽しめたな、と…

この作品が「マガジンSPECIAL」に掲載されていた期間は、
2004年12号 - 2011年10号
で、この第1巻の内容は、大体2005年頃に連載されてたエピソード…
なので、もう17年も前の内容だけど…
今でも、面白いな、と…そして、ギャグ要素と、
リアルな格闘技要素の描写とのバランス感覚もいいし…
とりあえず、電子書籍版の全11巻セットを、買ったのは去年の秋だったけど、
暫く放置状態で…でも、
今回、第1巻を読んでみて、面白いな、と改めて思ったんで、
コレから、少しずつ、気分転換がてらに読み進めていこうかな、と、そんな感じです…
あと、
今からでもアニメ化しても、そこそこ面白いのが出来るんじゃないか…
とか、そんなことも思ったり。

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電子書籍

電子書籍五等分の花嫁(13)

2020/01/17 19:34

…結局、中野上杉下田連合×無堂先生騒動後も、五月とはしなかった○○…

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この「五等分の花嫁」第13巻の内容は、
キャラクター紹介(2p/朝食は…)
の後に、
五つ子イラスト(2p/1枚絵)、
そして目次後に
第105話「最後の祭りが三玖の場合<1>」~第113話「最後の祭りが風太郎の場合<1>」
までを収録…

あと、漫画本編の後に、
描き下ろしオマケ漫画
「五つ子ちゃんは運命を五等分できない。」(1p)
と、
2020年4月17日(金)発売予定 最終14巻予告(2p)
と、
「五等分の花嫁 キャラクターブック」超大好評発売中!告知(2p)
と奥付…という収録内容…、で、
前巻第12巻から続く、
【第29回旭高校学園祭「日の出祭」10月13日(土)~15日(月)】編
の後半…
我慢してたことを勇気を出して言ってみた、やってみた三玖、
学園祭2日目に過労で倒れた四葉、
が今まで自分がやってきたことは無駄じゃなかったと実感出来た、
持ちつ持たれつな人間関係…倒れる前の、竹林との問答…
そして3日目疲れてうとうと休憩中の風太郎との問答後……
一方五月は、
自分の夢に悩み挫折しかけそうなところを、
風太郎との問答で、自信と希望を取戻し…中野家の家族達と共に、
突如襲来した無責任屑実父を撃退し、
養父と五つ子姉妹との距離が縮まり絆も深まった…
中野上杉下田連合×無堂先生騒動
…みたいな、そんな人間ドラマ展開も乗越え…
ひととき五つ子姉妹全員で文化祭を巡り楽しんだ後、
いよいよ3日目後夜祭も終了し…
事前に風太郎に伝えた校内の場所で各自運命の時を待つ五つ子達…
そして風太郎が選んだのは…
という、ところまでが描かれた第13巻…
で、次の第14巻が最終巻、ってことだとか…

個人的に一番心にぐっと来たのは、
P86~87の見開き2pで1枚絵の、
四葉が、最後の思い出作り、と思い切った行動を取って、
気持ちの整理をつけようとするが…
な涙…な部分が絵面的にも、
そこの一連の展開での四葉の胸中への感情的シンクロ度も、
自分の中ではこの第13巻内では、
一番高い場面だったな、と。

あとは、P184での、「終わったよ」
「あの時にはもう心を決めていたんだね」
という…あの3人の光景も印象深かったり…でも五月は、
風太郎が間違えずに誰を選ぶのか、
予想は出来ていて安堵した感じなのかな、と…その辺も、
なるほどな、と思ったり…

まぁ、あの、自分は…先にフライングして、
連載分をコンビニで立ち読みしたりネットのマガジンポケットで、
無料公開分で先の展開をチェックしてたんで、
展開は知った上で、
改めて、第13巻として購入して通して読むって形なんで、
驚きはもうないけど…でも、
各キャラの心の動き等は、繰り返し読んでも、
色々と心にぐっと来る部分があったりで、楽しめて、よかったな、
と。

この巻の最後の展開と、
次巻の最初の第114話「最後の祭りが風太郎の場合<2>」
の展開を1ヶ月ちょっと前に連載分を立ち読みして知る前は…
…自分の中では、
6年前の出会いの感謝を伝えつつ、今選ぶのは別の誰か…
っていう流れもアリかな…って思ってたんだけど…
そうじゃない直球な選択、
だったんだな、と…まぁ、この先、何のどんでん返しも、なければ、
の話だけど…でも次巻が最終巻ってことは…
…まぁでも一番純愛な、周囲も納得など直球展開ではあるけど…
…で、今連載分は第117話まで来ていて…次巻が最終巻ってことで、
残り話数が片手で数えられるくらいまで残り少ない状況だけど…
五つ子の内の1人が選ばれたけど、
五つ子としての関係性をどう保つのか、折合いをつけるのか…
っていう部分も含めて、
次の最終巻第14巻での大団円決着を楽しみに、
4月まで待とうと思います。

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紙の本

…あすかの事情、久美子姉の事情、滝とイタリアンホワイトの件等、今回も色々な想いを知ってしまう久美子…

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このシリーズ第3作の
『響け! ユーフォニアム3 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機』
は…
プロローグ
→田中あすか幼少時、初めてユーフォニアムという楽器の存在を知った日。

一「唸れ!トランペット」
→関西大会で全国大会進出を決めてから2週間後の北宇治高校文化祭。
 全国大会は10月下旬、そこに向けて練習していくが、その間、
 9月末には駅ビルコンサートも控えている件。台風の接近と休校。
 大学を辞めたいと東京から突然戻って来た姉の件。休校になった日の夕方、
 花屋で花束を買う滝を見かけた件。その翌日の放課後、
 あすかの母親が学校に乗り込んできて職員室で滝と教頭を前に、
 あすかの退部届けを受理しろと強く要求し騒ぎになっているのを目撃。
 その騒動で部内に衝撃、部員達に不安広がり…数日の不在で、
 部活の精神的支柱であるあすかの存在の大きさを痛感。そんな中、
 先日滝が買っていた花がイタリアンホワイトという白い向日葵で、
 その花言葉が、あなたを想い続けます、であると知る久美子。

二「轟け!トロンボーン」
→姉が中学受験の為に楽器をやめると知った小学校1年生時の久美子の回想。
 今、9月後半になっても、大学へは戻ろうとしない姉。一方、部活に復帰
 したが練習を休むことが多くなったあすか。しかし細かい事情は本人が
 語らないので分からず。そんな状態で9月末の駅ビルコンサート。その後、
 あすかから直接事情を聞こうとした久美子は、話の流れで、
 今度の練習休みに、あすかの家で勉強を教えてもらう、という約束を交わす。
 姉と両親が揉めている件。体調不良で練習を早退した夜、小学校4年生時の
 金管バンドに入って楽器選びをした時の夢を見た件。全国大会まで21日
 という段階で、滝の口から出たあすかに関する件。その後、あすかを部へ
 連れ戻す作戦…で、皆から想いを託される久美子。滝からイタリアンホワイト
 に纏わる話を聞き、滝の、亡き妻への深い想いを察する久美子。

三「響け!ユーフォニアム」
→約束したあすか宅での勉強会、の合間の会話であすかの家庭事情を知る久美子。
 夏合宿3日目の早朝にあすかが吹いていた曲の件。一方、連れ戻す作戦は不発。
 姉との会話で姉の胸中を知り驚き、更に姉からの「アンタも、後悔のないように
 しなさいよ」という言葉を噛み締める久美子。あすかとの会話で想いの丈を
 ぶつける久美子。そんな中、あすかに起死回生の切札?…一方、久美子が
 黙っていた滝の妻の存在を知った麗奈…。そして全国大会前日の移動と練習。
 前夜、2ヶ月遅れの誕生日プレゼント。当日の演奏と結果発表。
 最後の副部長命令。審査員の進藤正和からの伝言。あすかと久美子の会話。

エピローグ
→時は流れ、3年生の卒業式の日…

…といった感じの構成内容。
この第3作のエピローグまで読んで、あぁ、そういうアレだったのか、
と上手くまとめたなぁ、と思ったり。
で、今、TVアニメ版の第2期が放送中で、ちょうどこれから、
この巻の内容に突入するって状況なので、
多分また、この原作とは、細かな展開や設定等を少し変えて来るだろうし…
そうそう、TVアニメ版第2期の第一回「まなつのファンファーレ」
の冒頭部分は、この巻のエピローグ終盤の描写から始まってたけれど、
例の髪飾り、着けてなかったように見えたのが…
アニメ版ではその辺の要素を割愛してしまうのか…まぁ、そんなことも、
気にしながら、原作は原作、アニメ版はアニメ版、ってことで、
夫々に楽しめればいいかな、
と、今、そんな感じです。

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紙の本

…切なさ、涙、と笑いとが入り混じるラブコメ展開が、この第2巻で漸く花開き面白さが本格化!

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第6幕「露壬雄と蓮季 前編」
第7幕「露壬雄と蓮季 後編」
第8幕「お弁当とジュリエット」
第9幕「露壬雄と体育祭」
第10幕「体育祭とジュリエット」
の5話を収録+
ジュリエット裏話~黒犬のアウトロー・丸流の秘密に迫る~
というのが第6幕と第7幕の間に1ページ付いていて、
あとは、
登場人物紹介と目次とあとがき、
といった内容の第2巻。
第1巻に収録されていた第1幕から第5幕を読んだ時には、
この作品が本格的に面白くなるのかどうか、
は第2巻以降の内容次第なのかなあ、
という印象を受けていたんだけど…実際に読んでみて、
第6幕では、蓮季が犬塚への想いを語るところと、
犬塚に気持ちを打明けたところは、
うるうるって泣きそうになったし…更に、第7幕の展開では、
犬塚からペルシアとの仲を打ち明けられた蓮季の反応…
でのドタバタ展開で笑えつつも、
最終的には犬塚のペルシアへの想いの本気度を知った蓮季
の切ない感情はよく伝わってきて、
涙が出そうになったり…第1巻では、そこまで、
涙が出そうになるようなアレはなかったんで、今回の第2巻では、
この第6幕と第7幕が、個人的には、
特によかったな、という印象…あと、第8幕も、基本的には、
コミカルなエピソードだけど、その中で、
スコットの「僕は… ペルシア様のお弁当すら守れない…」
っていうところの描写は、その内面的な感情が、
伝わってきて、うるうるって泣きそうになったんで、
そういう部分が、
自分にとっては、買って読んだ甲斐があったな、
と思える要素なので、
この第2巻でやっと、「この作品は面白いな」
と声を大にして言える…それくらいの満足度があって、
第3巻も楽しみだな、
と、個人的には、そんな感じ。

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電子書籍

電子書籍魔法使いロゼの佐渡ライフ 3巻

2024/04/26 18:11

辛い過去境遇から逃れ新天地佐渡に居場所を得た「誰よりもやさしい魔法使い」のやさしい思いやりと穏やかな笑顔…な今巻ラスト場面でほろっと涙But最終巻ではありません次巻に続きます…な物語第3巻

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第1巻第2巻以上に、佐渡島の、食・伝統歴史・祭り等の観光要素が盛沢山なエピソードが続いた様な印象の、
夏休みな季節の佐渡島光景満載だった物語第3巻は、
漫画本編第12~17話、おまけ「教えて紗菜ちゃん 特別編+観光編」、あとがき、次巻予告、その他のおまけ漫画&イラスト
…を収録。

佐渡島関連の歴史情報の中でも、
小木地区宿根木出身で幕末有数の蘭学者兼地図学者で、
嘉永5年(1852)に卵形式の世界地図「新訂坤与略全図」を作成し、
安政元年(1854)には「蝦夷接壌図」を作成した「柴田収蔵」という人がいて、
佐渡市深浦の日本海に架かる長者ヶ橋の主塔には、「新訂坤与略全図」のレリーフが飾られている…
ってのは、個人的には全く初耳な知識だったので、
へぇ、と印象に残ったり。
佐渡島内でも特に佐和田地区が、商業施設が集まる商業的中心地なんだ、
という今の情報も、へぇ、と思ったり。
他にも、佐渡最大級のお祭りEventアース・セレブレーションや、
夜に行うはんぎりナイトクルーズでの幻想体験(海蛍が発光)の光景なども、印象深かったり。

そんな現実の、佐渡島関連情報が色々と鏤められつつも、
元いた異世界と佐渡島に、ヨーラメの花(飛島萱草)、という共通点があったり…で、色々と考え込むロゼ、
とロゼからその話を聞いた紗菜の反応、
ロゼと同じ異世界から謎の経緯で佐渡へ迷い着いた月渚視点の反応…とか、
あと、紗菜の後輩キャラ「吉岡麻衣」が登場したり、
紗菜の過去または素性に関しても「さすがはあの子の娘さんね」という意味深な言及台詞が出て来たりで、
今後の展開で何か明かされる伏線的なあれかな、
と読者的には期待したり…な感じでロゼと紗菜達の物語展開も、少しずつ進んでいて…
そんな中で、
今巻の漫画本編ラスト部分…月渚視点での、
「異世界のみんなは知らなかったんだ
黒髪の魔女は恐ろしい魔法使いなんかじゃない
誰よりもやさしい魔法使いなんだ」
という部分で、ほろっと涙が出たり…で、今巻の漫画本編はソレで終わりで、
その後に、
おまけ4コマ漫画的な「教えて紗菜ちゃん 特別編」は、
佐渡島に関するトリビア的なあれこれ情報が織込まれつつ、クスッと笑える紗菜とロゼの光景が描かれていて…
今巻も、地味に濃密で、
自分は好きだなぁ、という読み終えての満足感もあって、次巻は2024年冬発売予定…ってことで、
また暫く待たないといけないけれど、楽しみに待とうと思います。

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電子書籍

電子書籍彼氏時々彼女(2)

2024/04/25 13:29

「君達の恋が勝つか呪いが勝つか 見ものですね」な千颯の従妹「真白」登場…「獅子崎家の呪い」何の其の!な穂高と千颯の相思相愛関係に、呪いに無関係な周辺キャラ達も直接的間接的に巻込まれていき…な物語第2巻

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メインの秋月穂高と獅子崎千颯の関係性のその後、
だけでなく、千颯の1つ年下の従妹で、同じく「獅子崎家の呪い」を持つ「獅子崎真白」(僕っ娘)が登場し…
獅子崎家を「異常で異端の血」と悲観?する真白が、
刹那的か破壊的衝動か…で、保健室で昼寝していた無関係な男子「椿田稜司」にキスをし女子にしてしまい…
という形で、「獅子崎家の呪い」の呪いの件に巻込まれた椿田稜司と真白の今後の関係性、
も気になるし…。
今巻では、第1巻でも少し登場していたけど、千颯の幼稚園からの幼馴染「古賀絃葉」が、
物語展開に本格的に絡んできて…
1年生時に穂高と同じ組で、当時の心証が最悪で、突然千颯の彼氏になった穂高に敵意を向ける絃葉に対して、
「好きな人の大切なお友達に嫌われてるのは嫌だ」と感じた穂高が、
絃葉に、千颯と出会う前の1年生時の自分と千颯と出会った後の今の自分は違う…という部分を伝えようとする対話が、
今巻終盤の見せ場になっていて、更に、その問答後…
穂高本人も絃葉自身も全く思わぬ予想外の形で…絃葉が間接的に「獅子崎家の呪い」に巻込まれたような展開になり…
その部分も、次巻以降にどうなるのか気になる要素だな、
と。
自分の身体が男だろうと女だろうと関係なく千颯が好きで心が無茶苦茶にドキドキするという穂高と、
同じく穂高が大好きな千颯…という相思相愛な2人の甘々光景が各話随所で描かれ、
かつ、絵面的にも、2人ともが超可愛いくて…というのが、この作品の一番の魅力で売りの部分だと思うけど、
原則周囲には秘密の「獅子崎家の呪い」を含めて…な2人の関係に、
呪い持つ新たな獅子崎家関係者の出現、や、徐々に無関係な周辺キャラ達が巻込まれていく…
という流れを見せたこの物語第2巻(第4~7話収録)。
そんな第2巻の漫画本編終了直後に配置されている第3巻次巻予告も、結構インパクト絶大で…
2024年秋頃発売予定…という第3巻も、
自分の中では、買って読む事は既に確定かな…というくらいには、この作品に魅了され楽しく読めているので、
大満足です。

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電子書籍

電子書籍薬屋のひとりごと 8

2024/04/22 21:07

栗鼠なの?頬袋も調べるから口を開けてww…な後に、衝撃の被虐趣味野郎!ラブロマンス!?展開…な物語第8巻…第6巻で猫猫が「私は敵になりたくありません。玉葉后の敵に」と言った結果が…今巻のその衝撃展開に

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この第8巻では、
新たな登場人物として、馬閃の姉兄である「麻美&馬良」という馬一族の姉弟が、
事務面で壬氏を補佐する役回りで、物語に登場。
…で、
「ええ。壬氏さまは置物なので、仕事が終わります」
「…どういう意味だ?」
「馬良はこう申しております」
…という一連のやりとりの場面は、思わず爆笑してしまって、2人のキャラの特徴が、
ハッキリと伝わる…そんな、掴みはオッケー的な初登場場面だったな、
と。
一方で、主人公の猫猫は、
休日に姚達の買物に付合った際に、高級化粧品店で、米粉白粉の安全品質巡る口論に出くわし介入し、
真相を解明したり、
羅漢から事情聴取を頼まれ3人の容疑者から聞き取り調査する事になった養父羅門に同行し立合い…
その後、戻って情報整理する中で、
1回限りの事情聴取で強姦魔が誰かを特定した超名探偵羅門な論理的洞察力に感嘆。
別件で、蝗害が発生した村を現地視察した壬氏から、持ち帰った飛蝗の死骸の調査を依頼され色々計測したり。

この第8巻の序話は、はっきりと誰とは明言されてないけれど、主要登場人物の幼少期の光景だと、
大体察することは可能で…で、十一話「戯れと恐れ」を読む事で、
ソレが妃から后になった玉葉后であると、読者視点では確定するんだけど…玉葉の生い立ちや、
実家の側での家族関係人間関係の、嫌な側面、なども明かされる巻でもあり。

この巻の大枠での物語中心軸は、囲碁ブームと囲碁大会開催…ソコでの、怪物羅漢に挑む器用貧乏凡人壬氏
…という対決と、ソレに水をさした乱入者騒動…
ソコの展開で、前半に提示されていた、
毒白粉が禁止された事で、使われなくなったその毒(鉛)が、葡萄酒の甘味料として転用された可能性…
が絡んでくるとは、相変わらず、物語構成が巧みで秀逸だな、
と思っていたら、
今巻の真のメインは、ソレではなく…その後の、壬氏の決意の行動、だったんだね…。

第5巻では、
野獣Modeで猫猫を押し倒したが、猫猫の花街仕込みの匠のキス技で無力化され敗北喫した皇弟壬氏様…
が第6巻では、
スーパー侍女水蓮の入知恵+趙迂からの情報提供により、猫猫の弱点を知り逆襲開始?!
…で、更に第7巻では、
猫猫との痴話喧嘩的やりとりから、遂に皇弟壬氏様が婉曲的でなく直接的表現で猫猫に求婚宣言!
…という形で第5巻第6巻第7巻と、段階を踏んで来ていたから、
今巻第8巻でも、何かしら進展はあるんだろうな…と思いながら読んではいたものの…
ちょっと度肝抜かれる衝撃的行動に出たね…本名華瑞月さん。

そして終話は、序話に対応し、直前に衝撃光景を目撃してしまった玉葉后が宮に戻ってからの様子が描かれ、
第8巻終了…今巻は、
ふいに沸き起こった囲碁ブームとか、蝗害拡大懸念の中で、とか地味な展開で終わるのかと思いきや…
最後の最後で、凄い事になっちゃったな、
と…そんなこんなで、結局、途中で止められず、1日で、1冊全部読んじゃったな…
ってことで、次の巻も直ぐ読みたいです。

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