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岳飛伝 六 転遠の章
著者 北方謙三
金軍・兀朮と呼吸を合わせたかのように戦を停止し、本拠に戻った岳飛。一方、呉用は宣凱に「岳飛を救え」と言い遺していた。梁山泊が救出に動き始める。ようやく臨安府に赴いた岳飛は...
岳飛伝 六 転遠の章
岳飛伝 6 転遠の章 (集英社文庫)
商品説明
金軍・兀朮と呼吸を合わせたかのように戦を停止し、本拠に戻った岳飛。一方、呉用は宣凱に「岳飛を救え」と言い遺していた。梁山泊が救出に動き始める。ようやく臨安府に赴いた岳飛は、帝に拝謁後監禁されてしまう。独立軍閥を貫く姿勢が、宰相・秦桧の国造りにおける理念と衝突する。ついに、岳飛に死罪の処断が――。シリーズ前半、最大のクライマックスを迎える緊迫の第六巻。
目次
- 披燕の火/許父の火/天間の夢/男屯の火/天平の夢
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紙の本
予想外の展開
2020/09/03 23:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
秦檜と岳飛、中華統一へ描くアプローチが異なる二人。秦檜は岳飛の捕縛、処刑に動いた。
まさか、このタイミングで岳飛の処刑に話が展開するとは思っておらず、かなり驚いた。
岳飛を救え、という呉用の遺言がここに繋がるのか、と感心した。
南方の秦容は着々と地場を固める一方、南宋と講和した金は梁山泊の打倒へ動き出す。
今後の展開におけるターニングポイントとなる巻だと思う。
紙の本
岳飛伝 6 転遠の章
2018/05/02 14:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半の最大のクライマックスとのこと、岳飛が監禁これは予想外でした。史実は監禁で死罪とのことですが、本編は別の展開となります。当然ですな。岳飛伝です。最後まで実直な戦いを是非続けてもらいたいです。国つくりの理念と衝突みたいです。梁山泊は岳飛を当然助けるでしょう。