読割 50
電子書籍
華やかな食物誌
著者 澁澤龍彦
古代ローマの饗宴での想像を絶する料理の数々、フランスの宮廷と美食家たちなど、美食に取り憑かれた奇人たちの表題作ほか、18のエッセイを収録。没後30年を機に新装版で再登場。
華やかな食物誌
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華やかな食物誌 新装版 (河出文庫)
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紙の本
澁澤氏の味わいの異なったエッセイが楽しめる一冊です!
2020/05/29 11:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、サド裁判に巻き込まれたことで有名な澁澤龍彦氏によるエッセイ集です。同書では、古代ローマの饗宴での想像を絶する料理の数々、フランスの宮廷と貴族の美食家たちなど、美食に取り憑かれた奇人たちや奇行を描いた表題作を含む、24のエッセイが収録された書となっています。同書では、「ローマの饗宴」、「フランスの宮廷と美食家たち」、「ヴィーナス、処女にして娼婦」、「ベルギー象徴派の画家たち」、「建長寺あれこれ」、「蕭白推賞」、「土方巽について」、「透明な鎧あるいは様式感覚」といったテイストの違う澁澤氏のエッセイが堪能できる一冊となっています。