紙の本
時代の寵児の生い立ちから現在まで
2017/07/31 21:47
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投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界経済に君臨する11人の経済人の生い立ちから現在の経済活動までを概括した著作である。天性の素質と努力により今があるビル・ゲイツ(マイクロソフト)、ジェフ・ベゾス(アマゾン)、グーグルを作った二人、努力と実行力で現在の地位を築いたジャック・マー(アリババ)、巨万の富を得ながら、質素な生活ぶりで資産の多くを慈善事業に寄付しているウォーレン・バフェット(大投資家)、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック)、自らの利益のためには、戦争を仕掛けることもいとわないルパート・マードック(メディア王)、世界経済を制覇した経済人も各人各様である。一部の例外を除き多くの経済人が富を得るだけでなく、自らの事業分野以外で社会貢献していることに、さわやかな読後感を得た。こうした世界を動かす経済人に、日本人の名前が出てこないのが少々残念ではあるが・・・。
紙の本
読みやすい
2017/07/31 20:48
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界の起業家の伝記ですが、読みやすくわかりやすいです。著者の池上彰さんらしい説明、分析がすばらしいです。
紙の本
読みやすかった。
2017/09/08 20:00
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投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
時間つぶしにさっと読めた。
紙の本
世界を代表する経済人のエピソード
2018/09/23 09:58
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投稿者:絶望詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本には、世界を代表する経済人のエピソードが書かれてある。
世界を代表する経済人とは思えない意外なエピソードもあるので、意外な発見があるかも。
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池上さんが、政治家ではなく、経済界・イノベーター
を取り扱うといういままでにありそうでなかった内容だと
思います。
ジャック・マー
ビルゲイツ
ジェフベゾス
ドナルドトランプ
マークザッカーバーグ
ラリーペイジ・セルゲイブリン
など
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ジャック・マー、ルパード・マードック、ウォーレン・バフェット、 ビル・ゲイツ、ジェフ・ベゾス、ドナルド・トランプ、マーク・ザッカーバーグ、ラリー・ペイジ、セルゲイ・ミハイロビッチ・ブリン、チャールズ・コーク、デヴィッド・コーク。
とても読みやすかったです。
中でもウォーレン・バフェットについて、より知りたくなりました。
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経済の巨人のことを意外と知らないことに気づかされる。グーグルを作った二人やアマゾンのジェフ・ベゾスは、あまり知らなかったし、コーク兄弟は全く知らない。
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高名な経済人たちの簡単な生い立ちとエピソード集。
深い話までは入っていかないため、聞いたことがある、知っている話の方が多い。
しかし、トランプやコーク兄弟については、政治的な部分で話は聞くことがあっても、経済人としての人となりやエピソードは案外知らなかったので、その辺りは楽しめた。
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海外というか、殆どアメリカの富豪たちの資産額は日本人のそれとは比べ物にならないですね…
面白いのは、お金持ちになるまでは守銭奴の様にお金を追いかけているのに、お金持ちになった途端に今度は慈善活動などにシフトしていくってパターンがあるって所ですね。米国は寄付金に対する控除が結構あるので、税金として無記名で持っていかれるよりも、自分の名前が残る寄付活動の方が良いとする考えもあるのでしょう。
ただ、私的には、大金持ちはそれなりの能力と努力を払って大金持ちになった訳で、大金持ちになる過程で色々な経験を得ていると思います。そしてその経験を積んだ事で、その人の思考とか価値観が変わって、お金持ちになる前には思ってもいなかった形態に変革されていくのかもしれませんね…
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池上さん、面白いです。
本書はTVでも放映されていたが、本で読んでもさらに興味深い。
リアルな成功物語と人間に対する限りない楽観。この内容はそれぞれの成功者の人生のごく一部なのだろうが読後感は心地良い。
本書には、TVではカットされた生き方が不快な金持ちも紹介されているが、それもまたリアルな現実なのだろう。
9人の巨人たちは、ひとりが中国人、ひとりがオーストラリア出身のアメリカ人、あとの7人は全てアメリカ人である。ダイナミズムのある社会を実感する。日本もこのような人間が産まれる社会になって欲しいものであると思った。
本書には「政治家編」もあるそうだ。それも読んでみよう。
2017年8月読了。
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フェイスブックやグーグル、マイクロソフトなどの名だたる企業の創設者の話が簡潔にまとめられていて、読みやすかった。私たちが当たり前のように使っている仕組みを、大学生くらいの若いときに考え出して、さらに事業を大きくしていっている。先を見通す力、チャンスをつかむ行動力、そして同じくその事業を見極める投資家たちの存在も大きいのだろう。自分を振り返ると、ここに出てくるような世界に大きな影響を与える仕事をしているわけではないが、少しでも誰かの役にたっているといいな。
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近年注目されるITビジネス界の寵児ジェフ・ベゾスやマーク・ザッカーバーグや、定番のビルゲイツから殿堂入りのウォーレン・バフェットまで世界経済から政治にまで影響力を及ぼす経済人たちの半生をざっくりまとめた著書。
内容自体はWikipediaで調べても出てくるものがほとんどだが、池上彰流に分かりやすく整理・説明されており、また時折皮肉も混ぜてくるあたりは読みやすい。
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取り上げられている9組のうち5組はIT関係で、経済的に成功した実業家の経歴を紹介しているにとどまっているのが残念だが、政治にも介入し、まさに世界を動かしているメディア王ルパート・マードックとコーク兄弟の章は読みごたえがあった。
コーク兄弟の父は、冷戦時代にソ連の招きに応じて近代的な石油精製技術を供与し、莫大な利益を得たが、共産主義の邪悪な性質を見て、自分の力を振り絞ってこれと戦う決心をした。コーク・インダストリーは、消費者向けでなく企業向けの商品を扱い、株式市場にも上場していない。自社の経営方式を「市場ベースの経営」と呼ぶが、政府による規制に反対し、発癌性のあるベンゼンを大気中に排出したり、パイプラインや貯蔵施設から石油を漏らしながら虚偽の報告をしたりしている。弟のデビッドはリバタリアン党の副大統領候補として立候補したが惨敗したため、製造業の観点から段階的に、知識人、シンクタンク、市民集団への投資してリバタリアンを生産する戦略を進めた。バラク・オバマの大統領就任後に起きたティーパーティー運動へも資金提供し、当選した独自の候補者たちは徹底した小さな政府を求めるフリーダム・コーカスを結成し、トランプ大統領への影響力も発揮している。
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池上彰が選んだ世界の現役経済人の偉人伝。
ネット小売業界からはジャック・マー、ジェフ・ベゾス。IT業界からはビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、ラリー・ペイジ。投資業界からはウォーレン・バフェット。等々、彼ら現代の富豪たちがどうやって今の地位を築いたのかを紹介。
彼らは皆、チャンスを見極め、そこに勇気を持って飛び込んだ。ハングリー精神と冷静な判断力、自らの決断に絶対の信頼を持ち続けた。ここまでなら、日本人だって負けていない。が、彼らの凄さは最初の成功に満足せず、さらなるビジネスを広げるチャレンジを続けたことだ。
こうした超一流の経済人の中にあえて、親の跡をつぎ、そこそこの成功を収めただけのドナルド・トランプを含めたところが著者ならではのアイロニー。それとも、「大統領職」をビジネスマンとして目標とし、達成したという点でトランプは経済人として一流と考えるべきか。
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『世界を動かす巨人たち』の第二弾。
今回は経済人編で、
ジャック・マー(アリババ)
ルパート・マードック(メディア王)
ウォーレン・バフェット(大投資家)
ビル・ゲイツ(マイクロソフト)
ジェフ・ベゾス(アマゾン)
ドナルド・トランプ(不動産王、米国大統領)
マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック)
ラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリン(グーグル)
チャールズ・コーク&デビッド・コーク(ティーパーティー運動の黒幕)
と、ある意味前回以上に世界に影響力のある人たちで、非常に勉強になった。