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最終人類 下
秘密を暴かれた「人類」の生き残りのサーヤは、ステーションを命からがら逃げ出した。乗り込んだ船の仲間に助けられ、自分の出自の謎を探ることに。人類は滅亡したというが、サーヤ以...
最終人類 下
最終人類 下 (ハヤカワ文庫 SF)
商品説明
秘密を暴かれた「人類」の生き残りのサーヤは、ステーションを命からがら逃げ出した。乗り込んだ船の仲間に助けられ、自分の出自の謎を探ることに。人類は滅亡したというが、サーヤ以外の生き残りがどこかにいるはず。しかし、このサーヤの行動も、オブザーバー類らネットワークを操る高階層知性体の深遠な策略の一部だった──さまざまな知性と銀河宇宙の広大さを強烈なスケール感で描きだす、新鋭によるスペースオペラ
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なんだかとても残念
2021/05/15 10:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定そのものは、ヴァーナー・ヴィンジの「遠き神々の炎」を思わせる、情報を基盤とした宇宙全体といったところか。
スケールでいえば、アレステア・レナルズの「レベレーションスペースもの」か、スティーヴン・バクスターの「ジーリー・クロニクル」を思わせる。
しかし、あまりに大風呂敷を広げてしまったせいで、話の焦点がぼけてしまっている。
第一、ヒロインは人類に会えたのか会えていないのか、そんな最初のポイントすらどこかへ行ってしまっている。
次に、あんなに格好よく登場したジョーブが、大した活躍もせず、「ナレ死」もせず、どこかに消えてしまっている。
最後に、素晴らしく魅力的なウィドウ類の生態の描写が中途半端に終わっている。
インパクトのある出だしだっただけに、残念だ。