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紙の本
日本文化史研究 下 (講談社学術文庫)
著者 内藤 湖南 (著)
日本文化は、中国文化圏の中にあって、中国文化の強い影響を受けながらも、日本独自の文化を形成してきた。著者の日本文化を見る視点は、1つは中国の歴史の専門家として、もう1つは...
日本文化史研究 下 (講談社学術文庫)
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商品説明
日本文化は、中国文化圏の中にあって、中国文化の強い影響を受けながらも、日本独自の文化を形成してきた。著者の日本文化を見る視点は、1つは中国の歴史の専門家として、もう1つは、日本人としての立場から、その本質をするどく洞察する。本巻には、「日本文化の独立」「香の木所について」ほか、現代日本を知るには、応仁の乱以後を知れば十分だと喝破する論文「応仁の乱について」など、余人では主張しえない秀れた8論文を収める。【商品解説】
目次
- ・日本文化の独立
- ・香の木所について
- ・応仁の乱について
- ・日本国民の文化的素質
- ・日本文化の独立と普通教育
- ・大阪の町人と学問
- ・維新史の資料について
- ・日本風景観
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日本文化がどのように形成され、どのように変遷してきたかを研究した書です!
2020/04/10 09:00
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、表題にありますように、日本文化について、それがどのように形成されて、どのような特徴をもったものに発展してきたかということを史実に基づいて研究した書です。同書では、日本文化の源とも言われる中国からの文化流入から話が始められ、どの輸入されて文化が時を経て次第に日本独自のものへと変化していったことが資料などを用いて丁寧に記載されています。同書の内容構成も、「日本文化の独立」、「香の木所について」、「応仁の乱について」、「日本国民の文化的素質」、「日本文化の独立と普通教育」、「大阪の町人と学問」、「維新史の資料について」、「日本風景観」となっており、なかなか興味深いテーマで議論が展開されています。