紙の本
死ぬまでの時間
2002/07/21 16:47
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投稿者:みっつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分と死というものを現実的に結びつけて考えることができないのは、死をおそれているのかもしれないなぁと思う。
この本はそういった怖さとかそういったものではなくて死ぬまでにどうやって充実した生活を送っていくかの方がよっぽど重要なんだってことを教えてくれるものです。「いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかを学べる」という。
私も生というものをもっと穏やかに考えていこうと思える本だった。
紙の本
老教授の最後の授業
2001/01/31 10:35
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投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は筆者が死の床にある昔の先生を見舞い、毎週火曜日に愛、仕事、社会、家族、老い、許し、そして死について講義を受け、それを「最終論文」としてまとめたものである。そして先生の葬式が「卒業式」のかわりになった。
大学時代にお世話になって「卒業しても連絡します」と約束しておいて、結局は忙しさにかまけて連絡しなくなっていた筆者。しかし偶然先生が難病におかされていることを知り、16年ぶりに会いに行く。
先生は昔と変わらない目を筆者に向けてくれるが、筆者はもうじぶんはあのころの夢と希望にあふれた青年ではない、仕事に忙殺され幸せかどうか振り返る暇すらないくたびれかけた中年なのだと思う。「自分にいったい何が起こったんだろう、なぜこんなことになってしまったのか?」
そこから筆者と先生の授業が始まる。先生は疲れ切った筆者を見ていった。ベッドに横たわりながら。
「憐れむより、君が抱えてる問題を話してくれないか」
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著者であるミッチが、大学時代の恩師であったモリー・シュワルツ先生を毎週火曜日に訪ね、モリー先生の死の床でおこなわれる授業を記した本です。
モリー先生はALS(筋萎縮性側索硬化症)におかされており、偶然TVでその恩師を見たミッチは先生の家を訪ねます。 昔と変わらず暖かく迎えてくれるモリー先生。大学時代に思っていた人生とは全く違う道をたどってしまい我を忘れ世間の波に流されて生きるようになってしまったミッチは、モリー先生との授業により自分を取り戻しまた人間として成長していく様がつづられていました。
おもわず、何度でも読み返したくなるような本です。モリー先生の死へ向かう時の勇士が素晴らしく感じました。また、モリー先生の生前の元気な頃の写真と病気になってからのミッチとの授業風景の写真がありましたが、これを見ると益々「世の中にはこんなに素晴らしい教師がいるのだと改めて感銘を受けました。
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自分の残り時間がわずかになったとき、何を思うだろう。今という時間の大事さを心の底から気付けるのは、終わりが近づいたときにならないと、だめだろうなあぼくの場合。
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号泣、感服、そして尊敬。何かにつまづきそうになったら、迷ったら、コレを読んでください。きっとあなたに何かが見えるはず。
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難病に侵されながらも、人々に生きる導を残したモリー教授と、教え子の著者の実話。
実は地元の図書館の司書さんに薦められた本。私がリクエストしたのは「泣ける本」でした。
そして実際泣きました。
モリー先生の言葉は素直に心に沁みます。愛、家族、老い、かね、そして死…。現代人がおざなりにしてきたものを、先生は優しく諭してくれます。
語り口も軽妙で読み易い。
哲学の入門のように読めるかな?
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母の姉に十代の終わり頃プレゼントされた本。銀座と築地のあいだの入船町ですこしの期間、いっしょに暮らしていた日々がよみがえる。モリー先生とは、だから涙と半熟の温泉卵とアンリ・マティスの味がするのだ。
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【スポーツコラムニストとして活躍するミッチ・アルボムは、偶然テレビで大学時代の恩師の姿をみかける。モリー先生は、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていた。16年ぶりの再会。モリーは幸せそうだった。動かなくなった体で人とふれあうことを楽しんでいる。「憐れむより、君が抱えている問題を話してくれないか」モリーは、ミッチに毎週火曜日をくれた。死の床で行われる授業に教科書はない。テーマは「人生の意味」について・・】
モーリー先生はすごすぎる!
私にはこんな考え無理だな。。
でもこんな先生がいたら素敵です。
私にはモーリー先生のように心を開いて話せる先生がいなかったな。。
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著者のミッチは偶然、テレビで恩師の姿を見かける。モリー先生は病に冒されていた。毎週火曜日、モリー先生の家で生きることや死ぬことの「最終講義」を受ける。
この本は、高校時代に担任の先生が薦めてくれた本だ。
読者もたくさんのことをこの本一冊で教えられると思う。
アメリカではテレビドラマにもなり、私は本でもドラマでも号泣してしまった。
モリー先生が死ぬときまで特別な講義を受けられたミッチさんは幸せ者だと思う。
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一度はぜひ読んでいただきたい一冊です。
ノンフィクションで、余命限りあるモリー先生の最後のクラス。
この手にありがちな宗教観がないというか、オールミックスな所も、受け入れやすいと思います。
私の支えの一冊です。
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ALSに侵されたかつての教師と教え子との心あたたまる心の授業。
モリー先生と同病の父を重ね合わせて
涙なみだで読みました
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心があたたまる授業ばかりでした。目の前の人と完全に一緒にいるということ、先生のようになれたら。。と思いました。
静かな感動でした。
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大好きな映画の原作。ノンフィクションだがわたしはこの本をいままでわたしがみた中で最高の本だと思ってる。難病にかかり最期を迎えようとするモリーがせわしなく生きる教え子に そして 全ての人におくる最終講義。 テーマは人生について。 死ぬ前に必ず読んでください
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病気により、死へのカウントダウンの始まったモリー先生。大学時代、モリーの生徒だったミッチ・アルボムは、スポーツコラムニストとして成功したが、成功に突き当たったことで逆に、朦朧とした日々を過ごしていた。そんな彼がモリーと再開し、人生には一体何が必要なのか、モリーの言葉からそれに気づいていく。そんな二人の、毎週火曜日の会合を記録した、ミッチの最後の"論文"
技術的なことを言うなら、過去の二人と現在の二人をクロスさせた描写は、見ている方を飽きさせない。
人は、死ぬ間際でも、一日一日、変化し、成長していける。
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先生の伝えたい事は本当に本当に大切な事だと思います。
老若男女全ての人に読んで欲しい本。素晴らしい言葉ばっかりです。
愛は子供だましではない!