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紙の本
小説が書けるかも?
2002/06/19 16:42
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投稿者:t.t - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分でも小説が書けるかも?
芸術活動の中で一番こう思われがちな小説書き。
実際、きっかけはみんなこれなのかもしれない。
でも毎日書くことをしていても、「小説を書くこと」は難しいことだ。
私は書くことが好きだ。表現が好きだ。
「書けるかも?」ではなく、「書いている。」
オリジナルを築く前の「作法」をしっかりと受け止めたい。
作法の本文のあとに載っている小説は、「作法」を超えて、私の表現の手本としたい素敵な恋愛小説でした。
紙の本
とりあえず一冊書こう!
2002/06/14 19:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岡野義高 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「小説を書くということにおいても、あらゆる職業とおなじように修行が必要です」
はじめて小説を書く人でも、一冊書き上げられるように、最低限、知っておきたい知識を紹介している。
だから、ああしろ、こうしろ、というよりは、とりあえずこれだけはやめておきなさい、という注意事項が多い。
初心者はもちろん、中級者でも、自分の文章をチェックするのに使える。
そよそよ チュンチュンなど、擬声語と擬態語は控えめに。
安易な比喩は使わない。
接続詞は控えめに。
などなどのアドバイスがならぶ。
そしてなにより、「毎日、書く」ということを、著者は重要視している。
あたりまえのことだけど、一番難しいこと。
そして、あまり、口にだしても、あんまり感心されないこと。
これを正面きって打ちだしているところに、著者の誠実さがわかる。
信頼できる一冊だ。
紙の本
小説作法と小説。
2002/05/22 23:33
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投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
全体の三分の二が「小説の作法」で、あとは作者の小説(「福猫小判夏まつり」)が一編収録されている。
擬音語・擬態語や記号・片仮名をあまり使わないように、比喩よりも描写をするように、などといった小説指南だけでなく、作者の小説への思いが感じられ、この手の本にしては居丈高でなく、温かい印象を受けた。文体もです・ます調である。
モデル小説について。作者は純文学畑だが、それでも、小説家だからといって「文学の為なら何をしても許されるべきだ!」というような傲慢はいけないと戒めている。尤もだと思う。モデル小説に限らないだろう。子供の我侭に等しいエゴが芸術家の証であるかのように思っている類の人間には辟易だ。非常識になれば誰でもが芸術家になれるというわけではあるまい。本末転倒である。勿論、読者にもそれなりの鑑識眼が無ければならないわけだが。
小説「作法」というタイトルは、本書の内容に適していると思う。
紙の本
お遊び小説の書き方
2002/12/01 20:20
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投稿者:葛城リョウジ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は基本的な小説の書き方について、著者の考えを述べたものである。全体的に、非常に読みやすく、理解しやすい内容だった。だがこれを読んでも、良い小説は書けないと感じた。
確かにある程度、小説の作法が書かれている。しかしこの手の他書と比べ、全然物足りない。小説の技法が書かれている所をみても、小説を書き始めた初心者が陥りやすい失敗が、かなり抜けている。その他、小説に関し、全体的に必要であるはずの作法が書かれていない。
本書は、実践小説の作法という名だが、実践には程遠い。作法という程でもない。