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商品説明
あなたの飲んでいる薬は大丈夫か? 迫り来る死への恐怖と孤独に耐えながら、たったひとりで闘い続ける薬害被害者。医療過誤が誰の身にもふりかかる人災であることを告発した、命がけの闘病記。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
福田 実
- 略歴
- 〈福田実〉1963年埼玉県生まれ。株式会社キャッツ部長として活躍していた矢先、会社の健康診断で高脂血症と診断、その治療薬による薬害被害に倒れる。
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紙の本
私は薬に殺される
2003/12/28 16:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nonnon7 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これだけ本音でばんばん語られている本に初めて出会いました。最初は反発を感じつつ読み進みましたが、本音の強さに圧倒されて感動しました。
主人が降血圧剤を6ヶ月ほどのみつづけ、急な腹痛におそわれ病院に行ったとたん、いくらその薬を飲むと、痛むと訴えても「原因は判らない、内視鏡検査をしましょう」と片づけられ、大量の薬が処方されました。丁度その時内視鏡検査の時使われるニフレックという造影剤が、腸に穴を空けると言うニュースを見ていた私は検査を受けないでくれと頼みました。「腸が敏感になっている時に腸に負担がかかる薬をいれて検査するなんておかしいじゃない?」というのが率直な気持ちでした。 でもこれを断るともうこの病院に通えなくなる。せっかく、友人に紹介された立派なお医者さんを失う事になる。ともかく検査をのばして貰いながら、二週間、二人で悩みました。やめてくれといった私の責任の重さもこわかった。でも断りました。そして今は病院に通っていません。薬もやめました。 将来、どんな結果がわたしどもに降りかかるかは判りません。でもこれも、自分たちで選んだ道だと歩んで行きます。
紙の本
これこそ真の男
2004/01/05 21:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりな - この投稿者のレビュー一覧を見る
滅多に本を読まない私が実家にあった、この本にひかれて読んでしまいました。20年前に亡くなった母が薬を大量に飲んでいた為、若い頃から薬の嫌いな私でしたが、年とともに自分の体調の変化を感じ病院へ検査に行こうかと考えてた矢先の出会いでした。体が衰弱していく生活の中であんなに本音でまっすぐに生きていく著者に感動を覚えました。是非、勝利を勝ちとって病にも勝って欲しいです。
紙の本
医療過誤・薬害の恐ろしさを考えさせられた一冊
2003/12/21 14:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:isaisa - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店の店頭に積まれていたこの1册の本を手に取り、何気なくぱらぱらと目を通し、医療関係に何の興味もなかった私が、目を離せなくなり即座に買ってしまった。
読み進めていくうちに、他人事ではない、まさにどんな人にでも起こりうる医療過誤および薬害の現実に身震いする恐ろしさを感じました。本当に私たち一般人は特別な医療の知識などなく、体調がすぐれないと病院へ行き、診察を受け、医師の指示に従い、出された薬を言い付けどおりきちんと服用する。知識があれば、問題意識も生まれるが、何の知識も情報持たない人にとって医師は絶対的信頼をもって信じるしかないのです。つまらない質問や聞きかじりの知識を口にすると、医師からうっとうしがられたり、診療を適当にされるのではないかという懸念もあり、いらないことは言わない方がいいのだろうと、診察料を払いながらも、医師に気を遣っている人も多いのではないでしょうか。
この著者のように、強い信念をもって最後まで戦える人はほぼいないといっていいかもしれないけれど、被害者の苦しみの上に医療改正が進んでいくのだろうから、力の限り戦っている姿をこの著書で多くの人に知ってほしいと痛切に感じました。
表現が少し乱暴な所もありますが、自分が著者の立場であれば素直なところこういう心情は理解できます。
紙の本
他人事ではない
2003/12/08 10:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:moon - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある日突然、このようなことがわが身に訪れたら人はどうするだろうか。そして、社会を牛耳る一部の特権階級に対して弱者がどれほど無力であるかを、激しい怒りをもってして書きなぐっている。あまりにも激しい感情表現に多少違和感を覚えるが、その立場に置かれたならば仕方ないのかもしれないと感じる。また、そうした怒りが無ければ、この閉塞した社会を変革できないのかもしれないとじんわりと伝わってきた。
紙の本
全編怒りの大暴走
2003/12/19 09:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pride - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間、不条理に遭遇した際の対応は様々。著者の場合、「怒り&アクション!」 きっと健康だった頃は、バイタリティ−溢れるビジネスマンだったんでしょう。一人で薬害と闘っていく姿勢と方法、これはまさに出来る企業人のものです。事実と同時性が持つ熱い迫力を期待する方、今の世に憤慨されている方にはお薦め。著者には、ぜひ続編をお願いします。勝利の報告を。