ＥＸＰＯ’７０ 驚愕！大阪万国博覧会のすべて

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内容の割りに高くって。
でもこの最高に無駄でステキなデザインはあの時代ほどよいパートナーにはもう出会えない。

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この時のよいシーンを丸ごと切り取った感じ。デザイナーの編集も最高で見に行きたく成る。しかしこの建築のすばらしさは何処に行ってしまたのでしょうか。最近の高層ビル群の無味乾燥さといったら悲しいばかり。

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正直、この本を読んで涙が出た。

ちょうど名古屋万博に未来に対する希望や夢を全く
感じることができず、この先の世界や子供達の描く
夢の未来を憂いていた時に、この本に出会った。

僕の微かな記憶の中にあるEXPO’70が鮮明に蘇った。
あの時感じた圧倒的な夢の未来がココにあった。
今は実現化しているものがあっても、アノ時感じた未来は
もっとキラキラとして夢が詰まっていたはずだった。

未来が現実になった今、アノ時描いた未来がどれだけ
ステキに実現しているのだろう。。。
そう思うと悲しくなる。

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1970年3月から9月まで大阪府・吹田市で開催された
万国博覧会の写真集です。1970年は40年以上も昔なのに、
パビリオンのデザインは今見ても斬新です。私は2004年に愛知万博に行きましたが、それよりも大阪万博は未来を感じさせます。
なぜ私が大阪万博に魅了されるのか。
それは子供時代を過ごした７０年代のサイケデリックな世界があるからです。
写真集の中でもっとも興味深かったのは
解体される前のエキスポタワーの内部に
宇宙服を着た人間が入り撮影したものです。
朽ち果てたエキスポタワーの内部は
人類が滅亡した後の地球といった感じで
地球に帰還した宇宙飛行士のようでした。

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夢のある時代だったのだなというのを実感できる一冊だけど、もうこのように盛り上がることも無いような気がして何と無く複雑でもある。

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あまりに現実味がなくて、これが本当に存在して実用されていたなんてちょっと信じられない。
あるいは「未来都市」というフィクションの巨大なセットだったのかも。その世界に参加できた人たちが羨ましいです。

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昔のニュースでよく取り上げていて気になっていたので、手に入れることができて良かった。





高度成長期の活気ある日本の姿を垣間見ることができる。




開催期間は半年で、入場者数はのべ6422万人というお化けイベント。




閉幕まであと8日となった9月5日(土)の様子が載っているが、人だらけ。




入場者数は何と83万5832人。熱気が伝わってくるなあ。




当時を代表する建築家のつくったパビリオンも載っていて、「中銀カプセルタワービル」の設計でも知られる黒川紀章の作品もある。




東芝IHI館のテーマは「希望　光と人間たち」で、「部分と全体との関わりを等しく捕えた建築である」と評している。




この当時、東芝で働いていた人たちが今の東芝の姿を知ったら腰を抜かすだろう。





大阪・千里丘陵にわずか3年で出現した万博会場の建築記録を見ることができる。




この他にも万博グッズ、記念切手、ポスターなども掲載してある。




あれから55年後の2025年に開催されるEXPO2025大阪・関西万博。




どうなるのか気になる。