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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2002.11
- 出版社: JTB
- サイズ:21cm/157p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-533-04476-X
紙の本
ポルトガル〈小さな街物語〉
忘れ去られたような白い村、ひっそりと佇む中世の街を訪ね、そして、神が住むという島・アソーレスへ。素朴で味わい深い料理の記憶を入口に、穏やかな人々と心癒されるポルトガルの街...
ポルトガル〈小さな街物語〉
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商品説明
忘れ去られたような白い村、ひっそりと佇む中世の街を訪ね、そして、神が住むという島・アソーレスへ。素朴で味わい深い料理の記憶を入口に、穏やかな人々と心癒されるポルトガルの街を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
丹田 いづみ
- 略歴
- 〈丹田いづみ〉北海道生まれ。公園・都市設計の会社に勤務するかたわら、ポルトガル料理教室を主催。
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紙の本
圧巻のガイドブック
2003/02/04 01:49
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投稿者:shirakaba001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
旅行記,旅行ガイドは数多くあれど,これほど自らの足で,自らの目で見たことだけを紹介したガイドは私は今まで見たことがない.
ポルトガル.名前は知っているし,機会があれば旅行をしてみたいとは思う.だが人工1000万というこの国は,お隣のスペインに比べればマイナーな国だし,「ポルトガルの町」「ポルトガル料理」と言われてもイメージは漠然としたものだ.
京都で小さなポルトガル料理教室を主宰する著者によるエッセイは,旧来の旅行ガイドには見られない視点が満載だ.通常のガイドブックにありがちな著名都市のありきたりな解説はそこそこに,ポルトガル研究家ならではの,市井の視点からの叙述が繰り広げられる.「神が住む」との神話のある大西洋の秘境,アソーレス諸島に,著者みずから数週間の取材を重ねたくだりは圧巻である.
名も知れぬこの本の著者は,好奇心だけで暇を見つけ,20年にわたりポルトガルを取材したという.「小さな街の物語」と副題がつけられたこの本には,大上段ではない,真のポルトガルの街の姿が綴られている.ひさびさに衝撃を受けた圧巻のガイドブックである.