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- カテゴリ:幼児
- 発行年月:1996.11
- 出版社: 評論社
- サイズ:24cm/1冊
- 利用対象:幼児
- ISBN:4-566-00363-9
紙の本
ぼくはおこった (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
著者 ハーウィン・オラム (文),きたむら さとし (絵・訳)
【絵本にっぽん賞特別賞(第11回)】【マザーグース賞】「もう遅いから寝なさい」 お母さんの言葉に怒ったアーサー。すると雷がなり、嵐がきて、町が…。まだ怒っていると地球が割...
ぼくはおこった (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
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商品説明
【絵本にっぽん賞特別賞(第11回)】【マザーグース賞】「もう遅いから寝なさい」 お母さんの言葉に怒ったアーサー。すると雷がなり、嵐がきて、町が…。まだ怒っていると地球が割れ、月も星も…。絵本にっぽん賞特別賞、マザーグース賞受賞作。佑学社 1988年刊の再刊。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
子どもの底知れぬパワーを描いた絵本
2002/07/28 17:58
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いなびかりが走る紫色の空、目をつりあげて腕ぐみする少年。
表紙のイラストが、絵本というには少し不気味なイメージで目立っています。
タイトルのとおり、これはアーサーという少年が怒りまくるお話です。
テレビに夢中になっていたアーサーに、母親が「もうおそいから ねなさい」といったことがきっかけで、怒りまくるのです。
アーサーが怒ると、かみなりがなり、いなずまが走り、ひょうが降るのです。家の中はもうめちゃくちゃ。
そのうち、被害は外へも広がって……。
子どもがささいなことで怒りのエネルギーを爆発させてしまったり、どんなに激怒していてもその感情が一過性のものであったりすることを、インパクトのあるお話にかえ表現している作品です。
実際にありえないお話ですが、子どもはときとして、信じられないくらいにパワーを出すことがある、ということをしみじみ感じる絵本です。
過激な内容ですが、表紙から感じるほど暗さはなく、おもしろいです。