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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2006.12
- 出版社: 宝島社
- サイズ:19cm/222p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7966-5575-1
紙の本
大人になると、なぜ1年が短くなるのか?
「時間とは何だろうか?」という問題について、認知科学やその一分野である心理学による試みの成果を紹介。ジャーナリスト・池上彰と、「時間学」研究者・一川誠が、子供と大人が感じ...
大人になると、なぜ1年が短くなるのか?
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商品説明
「時間とは何だろうか?」という問題について、認知科学やその一分野である心理学による試みの成果を紹介。ジャーナリスト・池上彰と、「時間学」研究者・一川誠が、子供と大人が感じる「時間の錯覚」の謎に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
一川 誠
- 略歴
- 〈一川誠〉1965年生まれ。「時間学」研究者。千葉大学文学部行動科学科助教授。
〈池上彰〉1950年生まれ。NHK勤務を経てフリーのジャーナリストとして活躍。
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紙の本
誰もが思う疑問
2007/01/23 18:37
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:濱本 昇 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「大人になると、なぜ1年が短くなるのか?」これは、人間普遍的な事実であると思う。私自身も学生時代は、長く感じた。特に小学校の6年間は、永遠にとでも感じた程である。本書は、その答えに対して真っ直ぐに対峙した書とは、言えなかったものの、ある種の回答は、提示したと思う。本書に拠る、その結論は、子供の頃は代謝が活発だった為に自分自身の体内時計の動きが遅く、更には、子供の頃には、イベントが多かったという答えになっている。ある意味、納得出来る答えでは有る。
本書に拠って、認知科学という学問を知った。人間の認知というものは、曖昧なもので、これを科学するというものである。また、一つ面白い分野を知った。
充実した時を過ごすと、時間は、短く感じるが、思い出す経過は長い。逆に、退屈な時間は、時間は長く感じて、思い出す経過は、一瞬であるという事を聞いた事が有る。多分、大人になると充実した時間を過ごすので、時間が短く感じるのであると思う。
10代、20代、30代と年齢を重ねる度に、時間は早くなっていく。この感覚は、どうしようも無いものと覚悟して、限られた時間を有効に使いたい。