サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3 2件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:研究者
  • 発行年月:2002.1
  • 出版社: 名古屋大学出版会
  • サイズ:22cm/370,16p
  • 利用対象:研究者
  • ISBN:4-8158-0420-6
  • 国内送料無料
専門書

紙の本

中国出版文化史 書物世界と知の風景

著者 井上 進 (著)

春秋時代の書籍成立から印刷本の誕生をへて明末の書物普及までの、二千年にわたる書物の文化史。書物を作る・売る・読む・蔵する等、出版の諸相に光をあてるとともに、知や社会との関...

もっと見る

中国出版文化史 書物世界と知の風景

税込 5,280 48pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

春秋時代の書籍成立から印刷本の誕生をへて明末の書物普及までの、二千年にわたる書物の文化史。書物を作る・売る・読む・蔵する等、出版の諸相に光をあてるとともに、知や社会との関係に注目し、全体像を描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

井上 進

略歴
〈井上進〉1955年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、名古屋大学大学院文学研究科教授。著書に「顧炎武」「三重県公蔵漢籍目録」など。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー2件

みんなの評価3.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

西欧に先立って書物文化を確立し印刷術をも始めた中国の長大な歴史を辿る

2002/04/18 22:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木力 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 印刷術と言えば、人は直ちに15世紀ドイツのグーテンベルクの活字印刷術のことを思い浮かべるかもしれない。しかし、最初の印刷物は韓国にあり、その直後のは、わが国の法隆寺にある。韓国の仏教印刷物は西暦751年に刷られ、グーテンベルクより700年は早い。そう言うと、東アジアのはせいぜい木版印刷であろうという反論が予想される。なるほど現存印刷物はそうだが、陶版や金属版のも知られていた。グーテンベルクのは、可動活字を合金で作製して書物を大量生産できるようにし、その後の西欧文化を大きく変えたのが新規な点なのである。このことは、カーターの名著『中国の印刷術』(平凡社東洋文庫)でも確認されている。本書の冒頭には、グーテンベルク直後の印刷本を見た中国人が、「何だ明版ではないか」と言って、それほど有り難がらなかったという痛快な話が紹介されている。と書けば、中国の悠久な出版文化の歴史がいかに面白いか想像がつこうというものである。
 本書は、古代の竹簡の時代から、紙の発明を経て、木版印刷が普及し、さらにそれが一時的に衰退し、再度明末に隆盛を迎えるといった歴史を淡々と叙述している。印刷技術史というよりは、書物文化史と言った方がよいであろう。所々に面白いエピソードも紹介されており、たとえば白楽天が大変な「受験秀才」であった話などは愉快である。また、どれほど書物の生産が高価であったか、にもかかわらず筆写の時代から印刷書の普及によって、ある知識人が書物文化の低劣化を嘆いた話などが興味深い。著者にはもっと先に筆を進めて清朝時代や現代にまで歴史記述を成し遂げて欲しいものである。
 しかし、省みれば、今、書物文化は大きな転換期を迎えている。コンピューター・メディアの登場によって「活字人間」は肩身の狭い思いを強いられつつある。新時代をいかに迎えるか心構えを作るためにも、本書は面白い読み物になるであろう。ちなみに、現代中国では若者たちが真剣に本を手にとり、本が売れているそうである。日本の書物文化の衰退と対照的な現象ではある。 (bk1ブックナビゲーター:佐々木力/東京大学教授 2002.04.19)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2008/07/20 18:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。