サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2021/09/17
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/436,7p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-336737-7
文庫

紙の本

国家と神話 下 (岩波文庫)

著者 カッシーラー (著),熊野純彦 (訳)

20世紀の大思想家カッシーラーが、国家と神話との結合、理性がそれに抗する闘争の歴史を、壮大なスケールで跡づけた書。下では、マキャヴェリ以降の政治思想を検討する。【「TRC...

もっと見る

国家と神話 下 (岩波文庫)

税込 1,243 11pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

20世紀の大思想家カッシーラーが、国家と神話との結合、理性がそれに抗する闘争の歴史を、壮大なスケールで跡づけた書。下では、マキャヴェリ以降の政治思想を検討する。【「TRC MARC」の商品解説】

国家と神話との結びつきを論じたカッシーラーの遺著。下巻では、マキャヴェリ後の政治思想を検討。啓蒙思想・ロマン主義を経て、英雄崇拝・人種主義・ヘーゲルの国家理論が登場、それらが路を拓いたファシズム国家では、技術が国家の神話化に動員される。著者の強烈な危機意識と理性への信頼は、現代にも通じる一つの指標。【商品解説】

目次

  •  凡 例
  • 第Ⅱ部 政治理論の歴史における神話との闘争(承前)
  •  XIII ストア主義の再生ルネサンスと国家にかんする「自然法」理論
  •   社会契約の理論
  •  XIV 啓蒙と、そのロマン主義的批判者たち
  • 第Ⅲ部 二十世紀の神話
  •  XV 準備 カーライル
  •   英雄崇拝にかんするカーライルの講演

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

神話の時代が終わろうとしていたはずだった。

2022/09/14 17:53

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る

かなり長めの解説がついており、カッシーラーの生涯が綴られている。
密度が高く本文よりも読みづらい。
これは『国家と神話』の解説ではなく、カッシーラーについての解説である。

太陽が中心であり、地球はその周りを回るもの。
この事実の確認もしくは再発見が、キリスト教世界に及ぼした影響は大きかったようで、キリスト教の正統性や、普遍性を揺るがすものであったらしい。

神話の時代が終わろうとしていたはずだった。

この頃、国家はまだ曖昧なものだった。
領主たちは、国土とは別の領域の住人であり、教会と別の形の権力を保持していた。

科学精神が動き出し、世界を理詰めに考え始めると、それに対する反動も動き出す。
国家主義と人種主義、この二つが蠢き出し表舞台に現れたのは、19世紀の始まりあたりのことである。

完璧な国家とは静止した状態であろう。
静止は死を意味する。
理想に向かって動きが静止していくならば、世界はそれに耐え切れず、ひび割れを生じ、古いものが溢れ出し、世界を覆う。

貴族であるゴビノーは血統の、人種の絶対を夢見る。
それは個人という概念の放棄でもある。
誰かが優れたことを行うのは、その人種が優れているからであり、英雄は指導者ではなく、民族の誇りとなる。

何かこう言った考えを、日本のテレビでよく見かけるような気がする。


未開社会において、神話や迷信が姿を表すのは、天候などの手に負えない事態に対してである。
日常生活は、至って科学的、機能的な手順で行われる。
生きていくことに無駄なことなど、人はしたがらないものである。

同時代にユングが述べていたように、第一次世界大戦のあと、欧州では、神話が息を吹き返してくる。
人が神話に頼るのは、無力感であり、自由を捧げる行為だ。
これによって人は責任というものを殺してしまう。

今また世界はそのように傾いている。
オカルトと政治は切り離せないようだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。