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紙の本
アフリカの爆弾 (角川文庫)
著者 筒井 康隆 (著)
妻の様子がおかしい。息子もスパイ組織に入れられてしまった。それぞれが違う組織のスパイとわかった家族の末路は(「台所にいたスパイ」)。とあるアフリカの新興国。5ギガトンの核...
アフリカの爆弾 (角川文庫)
アフリカの爆弾
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商品説明
妻の様子がおかしい。息子もスパイ組織に入れられてしまった。それぞれが違う組織のスパイとわかった家族の末路は(「台所にいたスパイ」)。とあるアフリカの新興国。5ギガトンの核弾頭を買うことになってしまった日本人サラリーマンは……(「アフリカの爆弾」)。ほか、「脱出」「露出性文明」「メンズ・マガジン一九七七」「月へ飛ぶ思い」「活性アポロイド」「東京諜報地図」「ヒストレスヴィラからの脱出」「環状線」「窓の外の戦争」「寒い星から帰ってこないスパイ」の12編を収録。
【商品解説】
それぞれが違う組織のスパイとわかった家族の末路(「台所にいたスパイ」)。アフリカの新興国で、5ギガトンの核弾頭を買うことになった日本人サラリーマンは(「アフリカの爆弾」)。12編の短篇集。【本の内容】
著者紹介
筒井 康隆
- 略歴
- 1934年大阪府生まれ。同志社大学文学部で美学を専攻。「虚人たち」で泉鏡花文学賞、「朝のガスパール」で日本SF大賞、「夢の木坂分岐点」で谷崎潤一郎賞、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、「わたしのグランパ」で読売文学賞を受賞。
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この皮肉に満ちた社会派SFは!
2022/10/21 12:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が世をにぎわす重鎮すぎて、エッセー類は読んでも小説作品をあまり読んだことがなかった。
中でもSFはもともとあまり好きではないので、避けてきた。
縁あって、この短編集を手に取り、一篇ずつ読むたびに、「なんだこれは!」と思わず声が出た。
米ソが冷戦で対立し、スパイや核兵器の存在がごく近くに感じられる時代だったのだろう。
何とも皮肉に満ちた、当時の時代を映すフィクションの世界。
筒井康隆という作家はやはりすごいのだ!と納得させられた。