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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/02/26
- 出版社: 集英社
- サイズ:19cm/285p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-08-781652-5
紙の本
日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか
結局すべてがウソなんじゃないか──。 「南スーダン日報問題」に挑んだ調査報道ノンフィクション 第18回「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」受賞! 自衛隊に駆け...
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商品説明
結局すべてがウソなんじゃないか──。
「南スーダン日報問題」に挑んだ調査報道ノンフィクション
第18回「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」受賞!
自衛隊に駆け付け警護が付与された南スーダンPKO。
在野のジャーナリストによる情報公開請求に端を発した疑惑は、
防衛大臣など最高幹部の引責辞任という前代未聞の結末を迎えた。
現地の状況を記した「日報」はなぜ隠されたのか。
首都ジュバでは、一体何が起きていたのか。
この問題は我々に何を問うているのか──?
公開請求を行なったジャーナリスト・布施祐仁と、
南スーダンに14回潜入した特派員・三浦英之。
政権を揺るがした「南スーダン日報問題」の内実に、
気鋭のジャーナリストが連帯して挑む、調査報道ノンフィクション!
●直感的に、「ありえない」と思った。
自衛隊にとっても重要な日報が半年も経たずに廃棄され、
防衛省に存在しないなんて、常識的に考えられない。
こんなに短期間で廃棄されてしまったら、
国民は自衛隊のPKO活動について何も検証できないではないか──。(布施祐仁)
●目の前に広がったのは自衛隊宿営地の全景。
ポールに日の丸がはためき、自衛隊員が車に乗り込んだり、
会話をしながら道を歩いたりしているのが肉眼でもはっきりと見える。
ロケットランチャーを撃ち込まれれば、
間違いなく多数の死傷者が出ただろう──。(三浦英之) <本文より>
【本の内容】
目次
- はじめに 布施祐仁
- I 東京×アフリカ(*奇数章は布施祐仁、偶数章は三浦英之が執筆)
- 第1章 請求
- 第2章 現場
- 第3章 付与
- 第4章 面会
- 第5章 廃棄
- 第6章 銃撃
著者紹介
布施 祐仁
- 略歴
- ●布施 祐仁(ふせ・ゆうじん)
1976年、東京都生まれ。ジャーナリスト。『ルポ イチエフ 福島第一原発レベル7の現場』(岩波書店)で平和・協同ジャーナリスト基金賞、日本ジャーナリスト会議によるJCJ賞を受賞。著書に『日米密約 裁かれない米兵犯罪』(岩波書店)、『経済的徴兵制』(集英社新書)、『主権なき平和国家 地位協定の国際比較からみる日本の姿』(伊勢崎賢治氏との共著/集英社クリエイティブ)など。現在、「平和新聞」編集長。
●三浦 英之(みうら・ひでゆき)
1974年、神奈川県生まれ。京都大学大学院卒業後、朝日新聞社に入社。東京社会部、南三陸駐在、アフリカ特派員などを経て、現在は福島総局員。2015年、『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』(集英社)で第13回開高健ノンフィクション賞を受賞。著書に『水が消えた大河で─JR東日本・信濃川大量不正取水事件』(現代書館)、『南三陸日記』(朝日新聞出版)など。
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記者魂を感じる
2022/04/22 14:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
2人のジャーナリストが協力し、なしえた調査報道。当時、南スーダンで何があったのか。非常に分かりやすく、取材を元に説得力を持って教えてくれる。
日報の隠蔽について、国会で分かりもしない政治家たちが、当時ごちゃごちゃやっていたのが馬鹿らしくなる。