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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/03/19
- 出版社: 小学館
- サイズ:19cm/237p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-09-388416-7
読割 50
紙の本
卵子探しています 世界の不妊・生殖医療現場を訪ねて
著者 宮下 洋一 (著)
【小学館ノンフィクション大賞優秀賞(第21回)】欧州在住の著者が目にした、「卵子提供のフリーダイヤル」という日本語ポスター。なぜ彼女たちは、日本で産めなかったのか? 海外...
卵子探しています 世界の不妊・生殖医療現場を訪ねて
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商品説明
【小学館ノンフィクション大賞優秀賞(第21回)】欧州在住の著者が目にした、「卵子提供のフリーダイヤル」という日本語ポスター。なぜ彼女たちは、日本で産めなかったのか? 海外在住ジャーナリストの視点で描く、世界の不妊治療の状況と、日本の問題点。【「TRC MARC」の商品解説】
なぜ、彼女たちは日本で産まないのか
先進国では出産の高齢化が進行している。それにともない、日本でも不妊治療の件数が増加、2012年には体外受精で生まれた子供の割合が27人に1人の割合になった。
しかし、日本では技術の進歩に法律が追い付かず、「出生前診断」「代理出産」「第三者卵子提供」「出自を知る権利」――など、生殖医療がはらむ様々な問題点について、ここ数年、議論を重ねているという現状がある。この国には、いまだ法律が存在しないのだ。
スペイン在住の著者は、ある日、バルセロナで『卵子提供のフリーダイヤル』という日本語のポスターを目にする。
「なぜ、誰のために?」
その素朴な疑問からスペインだけでなく、フランス、アメリカ、日本、タイ、スウェーデンと、いつしか、世界6カ国に亘る不妊治療現場の旅に出る。異なる価値観を持った、各国の医師や専門家から技術や制度を教えられる一方、不妊に悩む女性たちの体験に耳を傾けた。
6組に1組が不妊に悩む日本。各国の専門医や患者の証言を経て、子を授かることの意義を探りながら、日本で起きている不妊治療論争を多角的に論じる。
【商品解説】
著者紹介
宮下 洋一
- 略歴
- 〈宮下洋一〉1976年長野県生まれ。バルセロナ大学大学院で国際論修士、同大学院コロンビア・ジャーナリズム・スクールで、ジャーナリズム修士。フリージャーナリストとして世界各地を取材。
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やや文章が下手と思う箇所もところどころあるものの
2022/07/30 14:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひでくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大変な力作で受賞も納得の一作。
不妊治療関連の書籍はなるべく目を通していると自負していますが
初見の情報が多くうならされました。
医師の夫も驚くような世界の実情が多々取材されており、
作者の語学力・フットワークあっての一冊です。
諏訪マタのインタビューも肉薄していてよかった。