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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/09/30
- 出版社: 新潮社
- サイズ:20cm/173p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-10-419302-8
読割 50
紙の本
いちまき ある家老の娘の物語
著者 中野 翠 (著)
亡父の遺品整理から、一族のルーツを辿る旅が始まった。「負け組」の先祖を身近に感じ、波瀾の歴史に思いを馳せる著者新境地のノンフィクション。生々流転のファミリー・ヒストリー。...
いちまき ある家老の娘の物語
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商品説明
亡父の遺品整理から、一族のルーツを辿る旅が始まった。「負け組」の先祖を身近に感じ、波瀾の歴史に思いを馳せる著者新境地のノンフィクション。生々流転のファミリー・ヒストリー。【「BOOK」データベースの商品解説】
曾祖母が江戸家老の娘だったなんて! 亡父の遺品整理から、一族のルーツを辿る旅が始まり…。「負け組」の先祖を身近に感じ、波瀾の歴史に思いを馳せるノンフィクション。『小説新潮』連載に加筆し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
曾祖母が江戸家老の娘だったなんて! 自らの一族の流転の歴史を辿る。まさか私がルーツ探索にはまるとは。父の遺品整理で曾祖母が遺した手記を見つけ、ファミリーヒストリーを探る旅が始まった。桜田門、関宿、沼津、青山、佐倉、上野、浅草。幕末の戊辰戦争の逃避行に始まる一族の歴史を調べていくと、いつしか先祖が身近に感じられ、はるかな子孫の私に繋がってきた。自らのルーツを辿る感動の物語。【商品解説】
著者紹介
中野 翠
- 略歴
- 〈中野翠〉1946年生まれ。埼玉県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務等を経て、文筆業に。著書に「小津ごのみ」「アメーバのように。私の本棚」など多数。
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書店員レビュー
命の連なりを感じ取れる一冊。
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店さん
著者が父の遺品の中から見つけた「大夢 中野みわ自叙伝」と書かれた和綴じの小冊子。そこには、桜田門内で江戸家老の娘として生まれた曾祖母の一代記が綴られていた。
父親が佐幕派であったが為、戊辰戦争後は一家離散の逃避行。しかし、幕末、明治と遡り、牛込、関宿、沼津、静岡~と、その足跡を辿るうちに著者は、「負け組」の先祖を身近に感じ、自分との繋がりに確かなものを覚えてゆく。「いちまき」とは、血族の一団の意味。死は途方もない闇だけれど、激動の時代を背景に命の連なりをしかと感じ取れる一冊。
(余談ながら・・・出張で再訪した秋田は十二所にある戊辰戦争で亡くなった父方の五代前の先祖のお墓。秋田藩士の墓を辿るとある戊辰戦争マニアによってブログにアップされており、驚愕。恐るべし、戊辰戦争マニア! )
文芸書担当:菊地