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マタギ列伝 新装版 上 (中公文庫)
著者 矢口高雄 (著)
東北の自然に生きる山の狩人・マタギ。厳しい掟を守り団結力を誇る「レッチュウ」に属しながら、特異な技能を競い合い、獣と勝負する男たちの壮絶な姿を描く。“のいちご落とし”の異...
マタギ列伝 新装版 上 (中公文庫)
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- 税込価格:3,080円(28pt)
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商品説明
東北の自然に生きる山の狩人・マタギ。厳しい掟を守り団結力を誇る「レッチュウ」に属しながら、特異な技能を競い合い、獣と勝負する男たちの壮絶な姿を描く。“のいちご落とし”の異名をとる三四郎のもうひとつの物語。【「TRC MARC」の商品解説】
東北の自然に生きる山の狩人・マタギ。厳しい掟を守り団結力を誇る〝レッチュー〟に属しながら、特異な技能を競い合い、獣と勝負する男たちの壮絶な姿を描いた、著者初のオリジナル長篇。名作『マタギ』の主人公で〝野いちご落とし〟の異名をとる三四郎のもう一つの人生がここにある。三四郎は「マタギとは自然の調和を壊すものではないか?」という疑問を抱き、小玉流マタギの吹雪鬼(ふぶき)との運命的な出会いをきっかけに、ついには鉄砲を捨てることを決意するが……。【商品解説】
著者紹介
矢口高雄
- 略歴
- 矢口高雄
高校卒業後、羽後銀行に入行。昭和43年「長持唄考」が「ガロ」に入選。45年漫画家を志して銀行を退職し上京。釣りをテーマにした「鮎」(「少年サンデー」)でデビュー。梶原一騎原作「おとこ道」などを手がけたのち、48年「釣りキチ三平」の連載を開始、人気を集める。49年講談社出版文化賞(児童まんが部門)を受賞。平成14年「釣りキチ三平」が雑誌スタイルの平成版として18年ぶりに復活、話題に。代表作に「釣りキチ三平」(全67巻)「釣りバカたち」「マタギ列伝」「おらが村」「ニッポン博物誌」「オーイやまびこ」「ボクの手塚治虫」「新・おらが村」「激濤マグニチュード7.7」「螢雪時代」など。エッセイ集「ボクの学校は山と川」も好評で、この中の一文は中学1年用国語教科書に採用された。続編「ボクの先生は山と川」もある。7年故郷の秋田県増田町(現・横手市)にまんが美術館を開館 。講談社出版文化賞〔昭和49年〕「釣りキチ三平」「幻の怪蛇バチヘビ」;日本漫画家協会大賞〔昭和51年〕「マタギ」
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『釣りキチ三平』で釣りブームを巻き起こしたことで知られる矢口高雄氏の傑作です!
2020/08/28 09:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、自然の中での生活をテーマにした作品を中心に、『釣りキチ三平』、『幻の怪蛇バチヘビ』などで知られる漫画家であり、エッセイストの矢口高雄氏の作品です。同書は、中公文庫から上下2巻シリーズで刊行されているうちの上巻です。内容は、東北の自然に生きる山の狩人・マタギを主人公とした物語となっています。厳しい掟を守り団結力を誇る「レッチュー」に属しながら、特異な技能を競い合い、獣と勝負する男たちの壮絶な姿を描いた長篇作品です。名作『マタギ』の主人公で「野いちご落とし」の異名をとる三四郎のもう一つの人生がここにあります。三四郎は「マタギとは自然の調和を壊すものではないか?」という疑問を抱きながら、小玉流マタギの吹雪鬼との運命的な出会いをきっかけに、ついには鉄砲を捨てることを決意します。ぜひ、この名著をこの機会に読んでみてください。