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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/03/25
- 出版社: NHK出版
- サイズ:21cm/121p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-14-223110-2
紙の本
コッローディ『ピノッキオの冒険』 破茶滅茶な人形の変身奇譚 (NHKテキスト 100分de名著)
著者 和田 忠彦 (著),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)
社会の矛盾をあぶりだす「あやつり人形」。原作に秘められた知られざる豊穣「嘘をつく悪い子がよい子に生まれ変わる物語」というイメージがディズニー映画から定着している『ピノッキ...
コッローディ『ピノッキオの冒険』 破茶滅茶な人形の変身奇譚 (NHKテキスト 100分de名著)
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商品説明
社会の矛盾をあぶりだす「あやつり人形」。原作に秘められた知られざる豊穣
「嘘をつく悪い子がよい子に生まれ変わる物語」というイメージがディズニー映画から定着している『ピノッキオの冒険』。ところが、ピノッキオは愛らしいどころか筋金入りの悪童だった! 単なる児童文学ではなく、大人もうならせる隠された奥深いテーマとは? 豊かなメタファーを含む原作の魅力に迫る!
児童文学の傑作『ピノッキオの冒険』にイタリア文学者、和田忠彦氏が新しい視点から光を当てる。「不条理に直面したときにどうすればよいか」「人は心の闇とどう向き合えばいいか」など、現代に通じるメッセージを読み解く。
【構成】
第一回 「統一国家」と「あやつり人形」
第二回 「嘘」と「死」が教えるもの
第三回 「労働」と「対価」
第四回 「遊び」と「冒険」【商品解説】
目次
- 【構成】
- 第一回 「統一国家」と「あやつり人形」
- 第二回 「嘘」と「死」が教えるもの
- 第三回 「労働」と「対価」
- 第四回 「遊び」と「冒険」
著者紹介
和田 忠彦
- 略歴
- イタリア文学研究者。1952年、長野市に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。専攻は、イタリア文学。東京外国語大学名誉教授。著書に『声、意味ではなく』(平凡社、2004)、『ファシズム、そして』(水声社、2008)、『タブッキをめぐる九つの断章』(共和国、2016)、『遠まわりして聴く』(書肆山田、2017)など。ウンベルト・エーコ、イタロ・カルヴィーノ、アントニオ・タブッキをはじめ、イタリア近現代文学の訳書多数。
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