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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/03/01
- 出版社: 徳間書店
- サイズ:19cm/341p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-19-865273-9
読割 50
紙の本
東電福島原発事故自己調査報告 深層証言&福島復興提言:2011+10
原発事故対応の政府責任者が原発事故時のキーパーソンとの対話を通じて当時を振り返り、この10年の成果を明らかにし、今も残る課題の解決策を記す。福島で復興に挑戦する地元住民と...
東電福島原発事故自己調査報告 深層証言&福島復興提言:2011+10
東電福島原発事故 自己調査報告 深層証言&福島復興提言:2011+10
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商品説明
原発事故対応の政府責任者が原発事故時のキーパーソンとの対話を通じて当時を振り返り、この10年の成果を明らかにし、今も残る課題の解決策を記す。福島で復興に挑戦する地元住民との対話も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
カンニング竹山氏
この10年で僕は福島が好きになった
だからこそ教えてほしいんだ
あの時本当は何が起こっていたかを!
上念司氏
細野議員が集めたオーラルヒストリーは
事故の客観的な記録として有用であるだけでなく
風評被害をもたらした人が誰であり
何をしたのかという告発にもなっています
田中秀臣氏
今も3.11に真摯に向き合う人たちとの対談
政治家としての現時点での具体的な提言
そして開沼博氏の周到な編集と解説で織りなした
今後も長く参照される本である
早野龍五氏
細野さんの勇気ある「自己調査報告」に
感銘を受けました 三章で取り上げられている
処理水、甲状腺検査、食品摂取基準などの
6つの課題と提案はいずれも首肯できる内容
佐々木俊尚氏
この本の注目すべき点は(中略)
ステレオタイプな政治家のことばを
乗り越えているということです
自説を声高に訴えるのではなく
ひたすら謝罪するのでもなく、驚くほど客観的に
みずからのおこないを点検しているのです
矢部達哉氏
長く普遍的な価値を持つであろう
驚嘆すべきこの著作が
事故から10年後の2021年に出版されたのは
必然だったに違いない
東京電力福島第一原発の事故から10年。
原発事故収束担当大臣として現場と対峙した
細野豪志が、改めて当事者たちを訪ねた。
原発処理水、放射線、健康影響の科学的根拠
原発、そして隣接自治体の今ーー。
現場から集積した圧倒的なファクトを
気鋭の社会学者・開沼博と共に読み解く。
◎主な登場人物
田中俊一(初代原子力規制委員会委員長)
近藤駿介(元原子力委員会委員長)
磯部晃一(元陸上自衛隊東部方面総監/陸将)
森本英香(元環境事務次官)
佐藤雄平(前福島県知事)
遠藤雄幸(福島県川内村村長)
渡辺利綱(前福島県大熊町長)
緑川早苗(元福島医科大学内分泌代謝専門医)
竜田一人
(『いちえふ福島第一原子力発電所労働記』作者)
遠藤秀文(株式会社ふたば代表取締役社長)
南郷市兵
(福島県立ふたば未来学園高等学校副校長)
大川勝正(株式会社大川魚店代表取締役社長)
林智裕(福島県出身・在住ジャーナリスト)
<目次>
はじめに 歴史法廷での自白 細野豪志
第1章 最前線の闘い
第2章 10年たった現場へ
取材構成者手記 林智裕
第3章 福島のために、わが国が乗り越えるべき
6つの課題
編者解題 開沼博
おわりに 自己事故調がなし得たこと 開沼博【商品解説】
原発事故に奪われた村の誇りを取り戻すため、男達は立ち上がった。3.11から10年、福島の再生エネ発電所誕生、感動の軌跡。【本の内容】
著者紹介
細野豪志
- 略歴
- 〈細野豪志〉昭和46年生まれ。京都大学法学部卒業。内閣府特命担当大臣(原子力発電所事故再発防止・収束)、総理大臣補佐官などを歴任。著書に「未来への責任」など。
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まさに、国民必読です。
2021/11/17 00:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かなちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回の衆院選での細野豪志さんの姿勢がいろいろ批判が多かったなか、何となくこれまでに何をしてきた方なんだろうと今更ながらお恥ずかしながら調べてみた。そこで出会った1冊。これまでに、対岸の火事に思えたのか原発については無知。それでも心惹かれたのはなぜかわからないが、一気読みをした。普段読む小説よりも引き込まれたのは、それが我が国に起きていた最悪の事実で、それに強靱に誠実に立ち向かう専門家の方々、地元の有志の方々、そしてその方々に丁寧に寄り添い、優しく確実に当時の事実を語らせる細野豪志さん。
原子力発電規制委員会の田中俊一さんや、大熊町町長の渡辺さんの冒涜で誠実な言葉やプロとしての姿勢に日本人の美しさ強さに目を見張る。必読です。