「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
怪談・すっぽん駕籠 (徳間文庫 徳間時代小説文庫 貧乏神あんど福の神)
著者 田中 啓文 (著)
駕籠の乗客が消え、翌日、絞殺死体となって発見された。駕籠かき2人の犯行とされるが、絵師・幸助は真相解明に関わることになり…。部屋にかかる絵に封じられた厄病神のせいで、様々...
怪談・すっぽん駕籠 (徳間文庫 徳間時代小説文庫 貧乏神あんど福の神)
貧乏神あんど福の神 怪談・すっぽん駕籠
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
駕籠の乗客が消え、翌日、絞殺死体となって発見された。駕籠かき2人の犯行とされるが、絵師・幸助は真相解明に関わることになり…。部屋にかかる絵に封じられた厄病神のせいで、様々な厄介事に巻き込まれる幸助の命運は?【「TRC MARC」の商品解説】
駕籠に乗せたはずの客が途中で消えていた。翌日、その男は死体となって川で発見され、西町奉行所の定町廻り同心は、駕籠かき二人の犯行と疑う。この事件をのせた瓦版に、絵を描いたことが縁で、大坂の福島羅漢前にある「日暮らし長屋」に住む絵師の幸助は、事件に関わることになり……。
元は大名家のお抱え絵師だったが、殿の勘気をこうむり、クビになった幸助。今は、筆作りの内職をして、食いつなぐ貧乏暮らし。そこに疫病神が棲みついてしまい、次々と事件が舞い込んでくるが、生来の呑気ものの幸助は、福の神と呼ばれる謎の若旦那と丁稚の亀吉とともに、朗らかに立ち向かう。
発売後、重版を重ねた『貧乏神あんど福の神』。今回も、幸助が難事件を解決する中篇二本と、筆屋で働く素丁稚の少年たちが活躍する短篇一本を収録して刊行!【商品解説】
収録作品一覧
駕籠屋怪談 | 7−140 | |
---|---|---|
千羽鶴の謎 | 141−195 | |
怖い絵 | 197−348 |
著者紹介
田中 啓文
- 略歴
- 1962年大阪府生まれ。神戸大学卒業。93年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、短篇「落花する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年「銀河帝国の弘法も筆の誤り」で第62回日本推理作家協会賞短篇部門を受賞。ミステリー、ホラー、伝奇と様々なジャンルで活躍し、時代小説では「鍋奉行犯科帳」「浮世奉行と三悪人」などのシリーズなどがある。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
貧乏神にするめ
2022/08/01 15:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ツクヨミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
貧乏絵描き幸助のもとには、様々な事件が舞い込みます。これも、貧乏神の仕業か。
登場人物たちが、(成敗される悪人たちは別として)いい人が多いのが楽しい。
大家さんも親切で大楊だし、お使いの丁稚も可愛い。そしてお福旦那。
人が亡くなったり、悪党が欲をかいたりで事件は起こるけど、悪者は成敗され、正直な善人には救いがあります。
『落語少年サダキチ』みたいですなー。ほのぼのします。
前作を読んでいなかったけど、凄く楽しかったから、一巻目を読んでみたくなりました。