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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/10/20
- 出版社: 春秋社
- サイズ:20cm/234p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-393-29136-8
読割 50
紙の本
医療民俗学序説 日本人は厄災とどう向き合ってきたか
著者 畑中 章宏 (著)
21世紀の世界を覆う疫病も災害の一種である。民俗学的視点で疫病や天変地異といった「厄災」と日本人の関係を考察し、その諸相から現代的価値をあぶり出す、災いのフォークロア。【...
医療民俗学序説 日本人は厄災とどう向き合ってきたか
医療民俗学序説
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商品説明
21世紀の世界を覆う疫病も災害の一種である。民俗学的視点で疫病や天変地異といった「厄災」と日本人の関係を考察し、その諸相から現代的価値をあぶり出す、災いのフォークロア。【「TRC MARC」の商品解説】
禍(わざわい)を祓う
祈りと呪い(まじない)
「疫病は民俗社会にも、多くの苦難を与えてきた。しかし、疫病をもたらすものは私たちの内部と外部を行き来し、長いつきあいを重ねていくなかで交渉の余地がある存在であることを察知していたのではないだろうか。これから先も続いていく「新型」との関わり方においても、民俗の記憶と手段は、どこかで参考になるのではないだろうか――。」(本文より)
西洋医学の恩恵に与る以前、日本人は民間信仰や俗信といった民俗的な方法で病という外から来るものに対処してきた。翻って21世紀のコロナ禍において、迷信や因習として近代以降に斥けられたはずの「まじない」にすがるふるまいが見られたことも事実である。
疫病や天変地異などの「厄災」を民俗学的にとらえると見えてくるものとは何か。
災害民俗学の一系譜として「民俗の医療」の端緒をひらく。【商品解説】
著者紹介
畑中 章宏
- 略歴
- 〈畑中章宏〉1962年大阪生まれ。民俗学者・作家。著書に「死者の民主主義」「五輪と万博」「日本疫病図説」など。
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