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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/05/28
- 出版社: 創元社
- サイズ:22cm/365p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-422-21531-0
- 国内送料無料
紙の本
図説モノから学ぶナチ・ドイツ事典
著者 ロジャー・ムーアハウス (著),千葉喜久枝 (訳)
血染めの党旗、ヒトラーの口ひげブラシ、配給カード…。ドイツ第三帝国にまつわる品100点を選び、それぞれの品のエピソードにからめて時代背景を語り、ナチ統治下のドイツの歴史を...
図説モノから学ぶナチ・ドイツ事典
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商品説明
血染めの党旗、ヒトラーの口ひげブラシ、配給カード…。ドイツ第三帝国にまつわる品100点を選び、それぞれの品のエピソードにからめて時代背景を語り、ナチ統治下のドイツの歴史を多角的に、ヴィジュアルに描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】
先進的なワイマール民主主義が生んだドイツ第三帝国。我々の日常と地続きのドイツ・ファシズムの暮らし・政治・軍事等を知るための特徴的なオブジェ100点を選び、どこからでも読める事典形式で編んだ、新しいヴィジュアル事典。重要かつ本格的な歴史事象はもちろん、固い歴史が苦手な人にも入りやすい、趣味的な項目や日常生活に密着した項目を多数用意し、どこにでも起こりえるファシズムを学ぶことが可能。学校・図書館必携。
【本書の収録項目】(抜粋)
ヒトラーの絵の具箱★ヒトラーのドイツ労働者党党員証★血染めの党旗★ハイパーインフレ紙幣★ヒトラーの口ひげブラシ★『突撃者』第1面★『わが闘争』★ヒトラー式敬礼★「ホルスト・ヴェッセルの歌」原譜★ルーン文字★ゲリ・ラウバルの像★ユンカースJu 52★1932年のナチ党選挙ポスター★最後の『前進』紙、1933年★冬期救済事業の慈善募金箱★黄金ナチ党員バッジ★国民ラジオ受信機★ヒトラー・ユーゲントの制服★ナチ党掲示板★親衛連隊のカフバンド★アウトバーン★SAの短剣★鉄兜★名誉神殿★ナチ・ドイツの鉤十字の旗★「働けば自由になる」の銘入りの門扉★メッサーシュミットBf 109★ジャックブーツ★強制収容所の識別票★ベルクホーフの絵皿★エラストリン製のフィギュア★「保護拘禁令状」★オリンピック競技場★88mm高射砲★エーファ・ブラウンの口紅ケース★大ドイツ芸術展カタログ★ニュルンベルク党大会のビール・ジョッキ★ゲシュタポ身分証明記章★ヒトラーのゲルマニア建築計画スケッチ★ガスマスクと装備一式★フォルクスワーゲン・ビートル★母十字勲章★「一つの民族、一つの帝国、一人の総統」絵葉書★ヴィルヘルム・グストロフ号のブレスレット★ジェリー缶★武装SSの迷彩服★バーデンヴァイラー行進曲★ゲオルク・エルザーの「つまずきの石」★配給カード★エニグマ暗号機★ヴォルフガング・ヴィルリヒの絵葉書★ナチの鷲★柄つき手榴弾★Ⅶ型Uボート★メルセデス・ベンツ 770リムジン★ルガー拳銃★グライヴィッツ・ラジオ塔★独ソ条約国境線地図★灯火管制ポスター★認識票★映画『永遠のユダヤ人』ポスター★ペルビチン★武装SSの新兵募集ポスター★精神病院の鉄製ベッド★高射砲塔★重巡洋艦プリンツ・オイゲンのプロペラ★ハンペル夫妻の葉書★ルドルフ・ヘスのズボン下★剣・柏葉つき騎士十字章★ユダヤの星★リューベックの聖マリア教会の鐘★「ゴリアテ」ミニ戦車★ティーガーⅠ戦車★ヴァンゼー邸★ツィクロンBの缶★追悼カード★ビルケナウの監視塔★トレブリンカのブローチ★デミャンスク盾形章★対戦車砲パンツァーファウスト★ラインハルト・ハイドリヒの切手★国防軍のミトン★ヒンデンブルク灯★シュトロープ報告書★7月20日暗殺未遂事件戦傷章★影男★強制労働者の「労働許可証」★野戦憲兵三日月章★V1飛行爆弾★メッサーシュミットMe262戦闘機★国民突撃隊の腕章★V2ミサイル★元帥デーニッツのバトン★ゲーリングの青酸カリ入りカプセル【商品解説】
目次
- 序(リチャード・オウヴァリー)
- 1 ヒトラーの絵の具箱
- 2 ヒトラーのドイツ労働者党党員証
- 3 血染めの党旗
- 4 ハイパーインフレ紙幣
- 5 ヒトラーの口ひげブラシ
- 6 『突撃者』第1面
- 7 『わが闘争』
- 8 ヒトラー式敬礼
- 9 「ホルスト・ヴェッセルの歌」原譜
著者紹介
ロジャー・ムーアハウス
- 略歴
- 〈ロジャー・ムーアハウス〉1968年英国生まれ。ロンドン大学ほかで学ぶ。中欧史と現代ドイツ史、とりわけナチ党と第三帝国を専門とする歴史家。著書に「ヒトラー暗殺」「戦時下のベルリン」がある。
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誤記・誤訳が目立つ
2019/06/04 21:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性に授与された鉄十字章についてメリッタ・シェンク・フォン・シュタウフェンベルク伯爵夫人が紹介されていて、同業者のハンナ・ライチュではないのは、さすが「ヒトラー暗殺」の著者だと思う。
フレンスブルク政府が解体された時にデーニッツ提督が逮捕された時に英軍の将軍に略奪された元帥杖(という定訳があるのに)を「バトン」と直訳している。この時に自決したフォン・フリーデブルク提督を「元帥」と訳している。岩波の「ニュルンベルク裁判」では被告人の1人のはずのレーダー提督は海軍元帥ではないらしいが、この稿で海軍元帥は2人(つまりレーダー、デーニッツ)とあるのに、3人目の海軍元帥がいたらしい。
「MP40を手に軽快するドイツ陸軍兵士」とキャプションにある写真は襟章と布で覆った肩章から見て、尉官だろう。
コーネリアス・ライアンの「ヒトラー最後の戦闘」に出て来るヒトラーの人形とは、こういうものかと初めて見た。
日本語の読者に向けて訳すのだから柳条湖事件を「中国に対する宣戦布告の口実」(国府は真珠湾攻撃の後、対日宣戦を布告したが、日本は汪兆銘の南京政府を「正統な国民政府」として承認していたので、少なくとも日本側は最後まで「重慶政府」に宣戦布告をしていない「事変」だった)とか剣柏葉付騎士十字章を山本五十六元帥に送られたのは戦死したからであって、「真珠湾攻撃を指揮した功」を遡って授与されたのではないのだから、この位は注釈をつけてほしいものだ。
アードルフ・ホイジンガー将軍は7月20日事件で負傷したのだから、「7月20日暗殺未遂事件戦傷章」を貰っているはずだが、もしあったら写真を見てみたいものだ。