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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/05/28
- 出版社: 東京創元社
- レーベル: ミステリ・フロンティア
- サイズ:20cm/281p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-488-01794-1
紙の本
開化鐵道探偵 1 (ミステリ・フロンティア)
著者 山本 巧次 (著)
明治12年。逢坂山トンネルの鉄道工事現場で不審な事件が続発。鉄道局長の命を受け、技手見習・小野寺乙松と元八丁堀同心・草壁賢吾のコンビが調査を開始。だが、現場に到着早々、乗...
開化鐵道探偵 1 (ミステリ・フロンティア)
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商品説明
明治12年。逢坂山トンネルの鉄道工事現場で不審な事件が続発。鉄道局長の命を受け、技手見習・小野寺乙松と元八丁堀同心・草壁賢吾のコンビが調査を開始。だが、現場に到着早々、乗客が転落死を遂げたと報告を受け…。【「TRC MARC」の商品解説】
明治12年。鉄道局技手見習の小野寺乙松は、局長・井上勝の命を受け、元・八丁堀同心の草壁賢吾を訪れる。「京都・大津間で鉄道建設の最中だが、逢坂山トンネルの工事現場で不可解な事故が多発している。それを調査する探偵として雇いたい」という依頼のためだった。井上の熱意にほだされ、草壁は引き受けることに。逢坂山へ向かった小野寺たちだが、現場の最寄り駅で乗客が不審死を遂げた報告を受ける。死者は工事関係者だった! 現場では、鉄道工事関係者と、鉄道開発により失業した船運送業者・馬子らの対立が深まる中、更に事件が……。〈八丁堀のおゆう〉シリーズの新鋭が描く、本格鉄道ミステリ。【商品解説】
明治12年。鉄道局技手見習の小野寺乙松は、局長・井上勝の命を受け、元・八丁堀同心の草壁賢吾を訪れる。「京都・大津間で鉄道建設の最中だが、逢坂山トンネルの工事現場で不可解な事故が多発している。それを調査する探偵として雇いたい」という依頼のためだった。井上の熱意にほだされ、草壁は引き受けることに。逢坂山へ向かった小野寺たちだが、現場の最寄り駅で乗客が不審死を遂げた報告を受ける。死者は工事関係者だった! 現場では、鉄道工事関係者と、鉄道開発により失業した船運送業者・馬子らの対立が深まる中、更に事件が……。〈八丁堀のおゆう〉シリーズの新鋭が描く、本格鉄道ミステリ。【本の内容】
著者紹介
山本 巧次
- 略歴
- 〈山本巧次〉1960年和歌山県生まれ。中央大学法学部卒。「大江戸科学捜査八丁堀のおゆう」にてデビュー。鉄道会社に勤務。
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紙の本
明治初期という時代設定をうまく生かしたミステリ
2018/12/04 10:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
明治初期、外国人の技術を取り込みながら新たに鐡道を作っていくという背景がミステリの中に自然に融けこんでいた。時代背景が丁寧に描かれているところも好感が持てる。
現代に置き換えたら到底成り立たない事件が、この時期の、ある意味特殊な状況で成り立っている。ただし、後半はごちゃごちゃ、バタバタしすぎのきらいがあり、ストーリーのおもしろさが減っていた。