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商品説明
100年にのぼる日中映画交流の歴史をチェン・カイコーら数世代にわたる中国の映画人や日本の関係者へのインタビューを通じて明らかにする。また日中合作映画製作の最前線に注目して、新たな日中文化交流の可能性を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
チャン・イーモウ、ジョン・ウー、ジャ・ジャンクーら中国の映画人へのインタビューをつうじて、日本映画が中国の人々に与えた鮮烈なインパクトを浮き彫りにするとともに、「満州映画協会」や、冷戦時代の映画交流、徳間康快にまつわる知られざる映画史の新事実を発掘した貴重な証言集。
《著者のことば》
本書の様々な証言のなかで最も高い頻度で現れてきたキーワードは、「高倉健」にほかならない。(略)それまでの日本軍人によって代表される、忌まわしいネガティブな日本人像は彼の登場によって一気に覆され、ポジティブなものへと転じた。(略)一九七〇年代後半~八〇年代後半においては、日本映画が改革開放に際しての中国人のメンタリティーの形成に強いインパクトを与え、斬新な映画作りを目指していた中国第四、第五世代の映画人に多くのインスピレーションをもたらした。そればかりでなく、ジャ・ジャンクー(賈樟柯)ら第六世代の映画人も少年時代に「高倉健的」な要素をふんだんに吸収しつつ、独自の映画スタイルを形成した。(「おわりに」より)【商品解説】
目次
- はじめに 日中映画交流史の流れ
- 第一部 映画史の深層
- 冷戦時代の映画人交流
- 佐藤純子(日本中国文化交流協会常任理事)インタビュー
- 戦後、初めて訪日した中国の映画女優
- 謝芳(女優)インタビュー
- 「中国の黒澤明」と呼ばれた男
- 謝晋(監督)インタビュー
著者紹介
劉 文兵
- 略歴
- 〈劉文兵〉1967年中国生まれ。東京大学学術研究員、早稲田大学ほか非常勤講師。博士(学術)。日本映画ペンクラブ賞・奨励賞を受賞。著書に「映画のなかの上海」「証言日中映画人交流」など。
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