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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/02/26
  • 出版社: 日本経済新聞出版社
  • サイズ:20cm/227p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-532-17154-4

紙の本

新・紫式部日記

著者 夏山 かほる (著)

【日経小説大賞(第11回)】藤原為時の娘・小姫(後の紫式部)は漢籍に親しむ文学少女。幼い頃から彼女が書く物語は評判をとっていた。時の政変により父が失脚するが、小姫は物語を...

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新・紫式部日記

税込 1,760 16pt

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商品説明

【日経小説大賞(第11回)】藤原為時の娘・小姫(後の紫式部)は漢籍に親しむ文学少女。幼い頃から彼女が書く物語は評判をとっていた。時の政変により父が失脚するが、小姫は物語を書き続け、やがて主の藤原道長から物語の女房を命じられ…。【「TRC MARC」の商品解説】

あなたは使い捨てられてはなりませぬ。私のように――
栄華をきわめつつある主の藤原道長から、物語の女房を命じられ、華麗な「源氏物語」を書き継いできたが……宮中に渦巻く陰謀に、物語が切り結ぶとき。

第11回日経小説大賞受賞!(選考委員:辻原登・髙樹のぶ子・伊集院静)

『源氏物語』を書いた紫式部の一代記。「紫式部日記」が実在の作品であるだけに、あえて「新」とタイトルにつけフィクションを紡ぎ上げたところに、作者の周到な企みがうかがえる。
本作には最新の源氏物語研究の成果が活かされている。紫式部の生涯や、『源氏物語』誕生秘話を描いた著作は、専門家によるとそれほど珍しくはない。しかし、本作は、平安時代においては、物語を書く行為そのものが政治性をおびていたことを明らかにするところが新しい。
「日記文学の傑作、しかも『源氏物語』の作者の日記に新たな日記を捏ち上げ、ぶつけるという、これほどの大胆不敵はない。パロディならともかく、真正面からオーソドックスに、とはハードルが高過ぎる。しかし、作者は鮮やかにそのハードルを跳び越え、極上の宮廷物語を物した。『源氏』を構成の中心に据え、それを下支えする本物の「紫式部日記」、それに被せるように架空の「日記」、そしてもう一つの物語『伊勢物語』を、有機的に、歯車のように嚙み合わせ、重層的な展開が可能になった。『源氏物語』そのものが、一層の輝きを放って読者に迫って来るという功徳も齎された」(辻原登氏選評より)【商品解説】

著者紹介

夏山 かほる

略歴
〈夏山かほる〉1969年佐賀県生まれ。九州大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。大学非常勤講師などを経て、主婦。「新・紫式部日記」で第11回日経小説大賞を受賞しデビュー。

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みんなのレビュー12件

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評価内訳

紙の本

平安朝の暗部

2021/05/31 23:36

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:pinpoko - この投稿者のレビュー一覧を見る

『源氏物語』の作者である紫式部は、その作品世界の完成度の高さと本人の生い立ち、事績が不透明なこともあって、彼女を主人公にした新たな物語は現代に数多い。
だが、自分がこれまで読んだ物語では、彼女は主人である彰子には母性的な温かさで接し、その人格形成に大きな影響を与えた教育係であり、対して道長には、その庇護の下執筆を続けられたことには感謝しつつも、その権力奪取の姿勢には一貫して冷徹で批判的な目を向けていたという設定で描かれていた。
本作も基本的には、この路線を踏襲するものであり、物語中盤で道長との子を彰子の子とすり替えるという展開も、現実と虚構のあわいを揺れ動く、当時の皇位継承をはじめとした時代の空気をよく捉えていると受け取れた。
コンパクトにまとまっていながら、当時の皇位継承が冷泉系と円融系による迭立であったことや、それが片方に与するものからの圧力で、何度も揺さぶりをかけられ、ついに円融系に奪取されたこと、それらの影に見え隠れする陰謀の小道具として、後宮サロンから流布した物語が大きな役割を演じた(作者の好むと好まざるとに関わらず)ことなど、かなり的確な描写だと思う。
作中の道長の言動には、後の南北朝の両統迭立が、紆余曲折の末どういう結末を迎えたかなどを考えると、当時の迭立の不安定さがはっきりと認識されており、政治家としての彼の的確な判断がうかがえる。
その一方で、後宮政策がすべての大本である不確実性は、道長の成功はあくまで「たぐいまれなる幸運」によるところが大きい。冷徹さの影に見隠れする不安と焦燥、それらが権力の頂点を極めても、物の怪のつけ入る隙を与えるのだ。
皇子すり替えという一見ありえないような設定が、かえって一寸先はどうとでも転ぶ当時の権力の脆さを強く感じさせる結果となったのは、なんだか不思議な感じを抱かせる。物語のもつ奥行とは、こういう感覚も読者に味わわせてくれるものらしい。
ぜひ次作にも期待したい作家だ。

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2020/04/06 15:40

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