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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/01/21
- 出版社: 日本評論社
- サイズ:21cm/207p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-535-58728-1
紙の本
わたしもじだいのいちぶです 川崎桜本・ハルモニたちがつづった生活史
著者 康潤伊 (編著),鈴木宏子 (編著),丹野清人 (編著)
川崎臨海部の工業地帯に位置する町・桜本にある、字の読み書きが困難な在日コリアンや日系移民の女性たちの集う識字学級。学ぶことをあきらめなかったハルモニ(おばあさん)たちが、...
わたしもじだいのいちぶです 川崎桜本・ハルモニたちがつづった生活史
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商品説明
川崎臨海部の工業地帯に位置する町・桜本にある、字の読み書きが困難な在日コリアンや日系移民の女性たちの集う識字学級。学ぶことをあきらめなかったハルモニ(おばあさん)たちが、自らの手で自身の生をつづる。【「TRC MARC」の商品解説】
磯部涼氏(ライター/『ルポ 川崎』著者)、温又柔氏(小説家)推薦!
ふるえる手でつづった一字一字が、過去・現在・未来を語り出す――
学ぶことをあきらめなかったハルモニ(おばあさん)たちの、鮮やかな生の記録。
川崎臨海部の工業地帯に位置する小さな町・桜本。
戦前から今に至るまで、様々なルーツを持つ人々を受け入れてきたこの町に、字の読み書きが困難な在日コリアンや日系移民の女性たちの集う識字学級がある。
差別や戦争が原因で、高齢になるまで学習の機会を奪われてきた彼女たちは、この教室で文字を手にし、自らの人生について書きつづるなかで、心の奥にしまわれていた記憶や思いをひとつひとつ言葉にしてきた。
本書に収められた作文は、故郷を離れてたどりついた町の片隅で、汗を流して働き、家族を支えながら生きてきた女性たちの確かな経験を伝えてくれる。
それらは同時に、この社会の現在と未来をも照らし出す。
いま聞き届けるべき声がここにある。【商品解説】
目次
- はじめに 三浦知人
- この本に登場するハルモニたち
- プロローグ——識字学級という空間 鈴木宏子
- 第一部 記憶
- 朝鮮に生まれて
- いくども海を渡る
- 第2部 どう生きてきたか
- 働きづめの日々
著者紹介
康潤伊
- 略歴
- 〈康潤伊〉早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程。同大学教育学部国語国文学科助手。専門は在日朝鮮人文学、日本近現代文学。
〈鈴木宏子〉ふれあい館高齢者識字学級の共同学習者。
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