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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/07/29
- 出版社: PHP研究所
- サイズ:20cm/331p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-569-84995-9
読割 50
紙の本
噂を売る男 藤岡屋由蔵
著者 梶 よう子 (著)
藤岡屋由蔵が古本販売を隠れ蓑に売っていたのは、裏が取れた噂や風聞の類。ある日、シーボルト事件に絡む騒動で、由蔵の手下が命を落とす。由蔵は真実を暴くため動き始めるが…。『文...
噂を売る男 藤岡屋由蔵
噂を売る男
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商品説明
藤岡屋由蔵が古本販売を隠れ蓑に売っていたのは、裏が取れた噂や風聞の類。ある日、シーボルト事件に絡む騒動で、由蔵の手下が命を落とす。由蔵は真実を暴くため動き始めるが…。『文蔵』連載を改題、加筆・修正。【「TRC MARC」の商品解説】
江戸の町に、世の理不尽と戦う「情報屋」がいた!
その名は、藤岡屋由蔵――。
神田旅籠町の一角で、素麺箱に古本を並べ、商売をするこの男が、古本販売を隠れ蓑に売っていたのは、裏が取れた噂や風聞の類。それを買いに来るのは、喉から手が出るほど“情報”がほしい各藩の留守居役や奉行所の役人だった。
由蔵が己の仕事として心に刻み込んでいたのは、真実を見極め、記すこと。
筆一本で戦う由蔵のもとに、ある日、幕府天文方の役人が逃げ込んで来る。その役人は、日の本を震撼させたシーボルト事件に絡んでいた。しかしその騒動のとばっちりで、由蔵の手下が命を落としてしまう。
手下の理不尽な死を許すことができない由蔵は、真実を暴くため、動き始めるのだが……。
天下を揺るがす陰謀に、“情報”で挑んだ男を活き活きと描く傑作歴史小説。【商品解説】
著者紹介
梶 よう子
- 略歴
- 〈梶よう子〉東京都生まれ。「一朝の夢」で松本清張賞を受賞。ほかの著書に「本日も晴天なり」「赤い風」など。
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江戸の情報屋
2021/07/30 01:33
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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸町の「情報屋」が売る噂を巡り繰り広げられる史実に基づいた壮大な歴史小説。周りのキャラが濃く、涙と笑いを誘うシーンが多々あり、堅苦しく思われがちな歴史小説のイメージがマイルドに緩和されていてとても読み易かった