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紙の本
渡りきれぬ橋 書き下ろし長編時代小説 (二見時代小説文庫 柳橋ものがたり)
著者 森真沙子 (著),蓬田やすひろ (イラスト)
船宿「篠屋」に、成島柳北という幕臣が再来。学者であるも名うての遊び人柳北の耳に、若き日の情人・久米八が横濱で偉人相手のラシャメンに身をおとすという噂が。船宿「篠屋」の綾が...
渡りきれぬ橋 書き下ろし長編時代小説 (二見時代小説文庫 柳橋ものがたり)
渡りきれぬ橋
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商品説明
船宿「篠屋」に、成島柳北という幕臣が再来。学者であるも名うての遊び人柳北の耳に、若き日の情人・久米八が横濱で偉人相手のラシャメンに身をおとすという噂が。船宿「篠屋」の綾が遭遇した5つの謎と事件の行方は…。【「TRC MARC」の商品解説】
この橋の向こうには、何かが待っている。渡りきれれば……。
しっとりとした筆づかいで、江戸に生きる人びとの綾を時代推理の俊英が描ききる。
船宿『篠屋』の綾が遭遇した五つの謎と事件の行方……。
江戸有数の花街・柳橋の船宿「篠屋」に、成島柳北という、学者として将軍家に仕えて来た、俊才の誉れ高い幕臣が再来。
柳北は幕府上層部の無能ぶりに苛立ち狂歌にしてからかい、奥儒者の職を解かれ閉門の身。
学者であるも名うての遊び人柳北の耳に、若き日の情人・久米八が横濱で異人相手のラシャメンに身をおとすという噂が。
で、篠屋の主に相談に…。(第五話「へちま」)
◆ 著者について
森 真沙子 もり・まさこ
奈良女子大学文学部卒業後、雑誌、週刊誌の記者を経て1979年『バラード・イン・ブルー』で第33回小説現代新人賞を受賞し、文壇デビュー。
以後、近代史や現代史に材を採ったミステリー作品で活躍し、近年では中世、古代史にも範囲を広げ、歴史推理や歴史伝奇作品を精力的に発表している。
◆ 好評既刊
時雨橋あじさい亭 全 3 巻
箱館奉行所始末 全 5 巻
日本橋物語 全 10 巻
( いずれも二見時代小説文庫 )【商品解説】
故あって船宿『篠屋』の住み込み女中になった綾。人と船の行き交う神田柳橋に巻き起こる事件を、しっとりとした筆致で描く時代推理【本の内容】
目次
- 第一話 夜の河 …… 7
- 第二話 春雷 …… 58
- 第三話 夕映えの記 …… 142
- 第四話 雨が上がったら …… 193
- 第五話 へちま …… 241
収録作品一覧
夜の河 | 7−57 | |
---|---|---|
春雷 | 58−141 | |
夕映えの記 | 142−192 |
著者紹介
森真沙子
- 略歴
- 森 真沙子 もり・まさこ
奈良女子大学文学部卒業後、雑誌、週刊誌の記者を経て1979年『バラード・イン・ブルー』で第33回小説現代新人賞を受賞し、文壇デビュー。
以後、近代史や現代史に材を採ったミステリー作品で活躍し、近年では中世、古代史にも範囲を広げ、歴史推理や歴史伝奇作品を精力的に発表している。
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