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紙の本
ミステリーで読む戦後史 (平凡社新書)
著者 古橋 信孝 (著)
敗戦後の復興の光と影のなかで書かれた「ゼロの焦点」、高度成長期へと続く時代のなかで生み出された「海の牙」…。ミステリーは戦後社会をどう捉えてきたか。まったく新しい読み方で...
ミステリーで読む戦後史 (平凡社新書)
ミステリーで読む戦後史
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商品説明
敗戦後の復興の光と影のなかで書かれた「ゼロの焦点」、高度成長期へと続く時代のなかで生み出された「海の牙」…。ミステリーは戦後社会をどう捉えてきたか。まったく新しい読み方で、10年ごとに時代を振り返る。【「TRC MARC」の商品解説】
敗戦後の復興の光と影のなかで、『点と線』『ゼロの焦点』が書かれ、爆発的な人気を博し、推理小説に社会派という新たな流れをつくり出す。さらに、高度成長期へと続く時代のなかで、『海の牙』や『人喰い』、騒音公害を告発する『動脈列島』などの作品が生み出されていく――。ミステリーは謎解きが終われば、それで一応の役目は終わりとなるが、歴史のなかに位置づけることで、時代が抱える問題が鮮明に浮かび上がる。はたして、ミステリーは戦後社会をどう捉えてきたか。まったく新しい読み方で、一〇年ごとに時代を振り返る。
【商品解説】
敗戦後の復興と公害問題、安保闘争、少年犯罪など、日本が時代ごとに抱えていた社会問題を、ミステリーを通じて浮き彫りにしていく。【本の内容】
目次
- 《目次》
- はじめに 11
- 序 章 ミステリーとは何か
- 1 ミステリーはなぜ生まれたか
- 探偵小説の最初期/負の共同性/科学小説/犯罪への関心と鎮魂/社会派と本格派
- 2 戦前の探偵(推理)小説
- 初期の探偵小説/江戸川乱歩と夢野久作
- 第1章 戦後の社会を書く─― 一九五〇年代まで
- 1 新しい社会と古い社会 横溝正史『本陣殺人事件』『獄門島』
- 2 思想の転向 多岐川恭の短編集『落ちる』
著者紹介
古橋 信孝
- 略歴
- 〈古橋信孝〉1943年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了。武蔵大学名誉教授。文学博士(東京大学)。著書に「古代の恋愛生活」「吉本ばななと俵万智」「誤読された万葉集」など。
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ミステリーから
2019/07/31 20:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
考えるというところが勉強にもなり、謎解きの要素もあり興味深い。
フィクションなのか、実話でもあるのか?近現代の歴史は授業では端折りがちなので、もう一度学びたい。
紙の本
ネタバレ満載
2019/05/20 00:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぷりしら - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦後ミステリーの流れの概略をさらっと押さえておきたい人にはいいかも。
但し、ためらいもなくネタバレ満載なので、これからミステリーを読むつもりの人には勧められない。
文章自体も(私には)読みにくかった。