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商品説明
唐代から清代にいたる中国王朝史上に発展を続けた版画を、東洋絵画史の重要な部分として採り上げ、さまざまな視点から論究する。「古典的版画の形成と継承」「通俗文学書と挿絵版画」「画家と版画」「画譜の歴史」の4部構成。【「TRC MARC」の商品解説】
中国版画の体系的研究。唐代より清代末期にいたる千余年間に制作された芸術、宗教、経書、歴史、文学から実用書まで様々な分野の書籍の挿絵版画と一枚刷り版画の代表作例に焦点をあて、版画の様式的変遷、技術的進歩、出版事情をはじめ、画家、刻工、版元の活躍等を考究する。
図版約900点収録。【商品解説】
目次
- 第一部 古典的版画の形成と継承
- 第一章 仏教版画の時代
- 第二章 『御製秘蔵詮』版画の山水表現
- 第三章 多様化する用途
- 第四章 元代版画の伝統継承と新展開
- 第二部 通俗文学書と挿絵版画
- 第一章 通俗文学と版画
- 第二章 建版と金陵派版画
- 第三章 徽派版画の三十年(上)
- 第四章 徽派版画の三十年(下)
著者紹介
小林 宏光
- 略歴
- 〈小林宏光〉カリフォルニア大学バークレー校大学院美術史学博士課程修了。Ph.D.。上智大学名誉教授。専門は版画を含む中国絵画史。著書に「中国の版画」など。
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