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紙の本
朝鮮朝宮中風俗の研究 (韓国の学術と文化)
著者 金 用淑 (著),大谷 森繁 (監修),李 賢起 (訳)
500余年の歴史を有す李氏朝鮮王朝は、連綿として独自の宮中風俗を育んできた。宮中女官たちからの聞き書きを中心に、関連古文献、宮中行事の物品目録等の総合的研究により、消えゆ...
朝鮮朝宮中風俗の研究 (韓国の学術と文化)
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商品説明
500余年の歴史を有す李氏朝鮮王朝は、連綿として独自の宮中風俗を育んできた。宮中女官たちからの聞き書きを中心に、関連古文献、宮中行事の物品目録等の総合的研究により、消えゆく文化を微細かつ具体的に復元・描写する。【「TRC MARC」の商品解説】
五百余年の歴史と伝統を有した李氏朝鮮王朝は、連綿として独自の宮中風俗を育んできた。それを朝鮮文化の中核的存在として永年研究してきた著者自身による宮中女官たちからの聴き取りを中心に、風俗研究の関連古文献、大半が未公開の宮中行事の厖大な物品目録、宮中を舞台とする女流文学などの総合的研究により、消えゆく文化をきわめて微細かつ具体的に復元・描写した画期的研究。【商品解説】
著者紹介
金 用淑
- 略歴
- 〈金用淑〉1923〜2003年。ソウル生まれ。淑明女子大学校大学院卒業。同大学校教授、東京外国語大学客員教授を務めた。韓国出版文化賞、大韓民国学術院賞を受賞。
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興味深い本。
2008/12/07 00:00
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝鮮時代の宮中を彩った言葉や風俗を書いている本だが、著者が見知っている植民地時代から大韓民国になって以降の旧皇室-日本式に言えば旧王公族方の生活が窺い知れる。
宮中の言葉に触れた箇所を読んで、張赫宙氏の「秘苑の花」で片仮名書きされた朝鮮語の言葉が宮中の用語だと分かった。アガシの語源が宮中の言葉だという事も。「秘苑の花」の中で高宗や厳氏が英王に対して使われている言葉。張赫宙氏が李王垠殿下に対して何語で取材したのか、知りたくなる。日本語か朝鮮語か?李王垠殿下は宮中の言葉で、張赫宙氏は慶尚北道出身だから、慶尚北道の方言が混じった言葉で?まあ今となっては分からないが。
この本の著者は皇民化教育を受けた世代だから、日本人が書いた「李王宮秘史」を参考資料に挙げているところで分かる事だが日本語は出来る。「秘苑の花」は読んだかどうかまでは分からないが、厳氏薨去で英王帰朝の際に高宗が語りかけた言葉として紹介された箇所が、よく似ている。
ただ、グラビアページに掲載された写真の中で尹氏が身につけておられる勲章は日本の勲一等宝冠章ではなく、大韓帝国の勲章なのに、日本の勲章だと書かれたキャプションがある。高宗と李王垠殿下が佩用された勲章は大勲位菊花大綬章で、興王李熹公の軍装が日本陸軍のそれ-朝鮮軍人としての階級にしても-なのは書いていないが。