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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2023/05/10
- 出版社: 法政大学出版局
- サイズ:22cm/428,2p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-588-49521-2
- 国内送料無料
紙の本
モルブス・アウストリアクス オーストリア文学をめぐる16章
著者 前田 佳一 (編)
消滅したかつての帝国をも含む神話への深い執着と愛憎「モルブス・アウストリアクス(オーストリア病)」。「ニーベルンゲンの歌」からベルンハルトまで、この「病い」が駆動させるア...
モルブス・アウストリアクス オーストリア文学をめぐる16章
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商品説明
消滅したかつての帝国をも含む神話への深い執着と愛憎「モルブス・アウストリアクス(オーストリア病)」。「ニーベルンゲンの歌」からベルンハルトまで、この「病い」が駆動させるアクチュアリティを問う。【「TRC MARC」の商品解説】
「オーストリア病(モルブス・アウストリアクス)」と表現される消滅したかつての帝国をも含む神話への深い執着と愛憎。ナチスによる併合など幾度も国のあり方が変わり、隣国のドイツの文学との差別化からも作家たちは「オーストリア的なるものとは何か」を問い続けてきた。「ニーベルンゲンの歌」から、ホーフマンスタール、ムージル、ツヴァイク、バッハマン、ベルンハルトまで、「オーストリア病」の現代におけるアクチュアリティを問う。【商品解説】
目次
- 序 章 モルブス・アウストリアクスあるいはオーストリア文学の過去と未来の間 前田佳一
- 第Ⅰ部
- 第1章 「ドイツ」国民叙事詩?──オーストリア文学史叙述における『ニーベルンゲンの歌』 山本潤
- 第2章 「全的人間」による共同体の創造──ホーフマンスタール『国民の精神的空間としての書物』とディルタイの精神科学 石橋奈智
- 第3章 「この時代」の文化批判──ムージルの「カカーニエン」とアウストロ・ファシズム 桂元嗣
- 第4章 「この小さな国──偶然にも私の故国」──シュテファン・ツヴァイク『昨日の世界』における「故郷」としてのオーストリア 杉山有紀子
収録作品一覧
モルブス・アウストリアクスあるいはオーストリア文学の過去と未来の間 | 前田佳一 著 | 1−30 |
---|---|---|
「ドイツ」国民叙事詩? | 山本潤 著 | 33−55 |
「全的人間」による共同体の創造 | 石橋奈智 著 | 56−76 |
著者紹介
前田 佳一
- 略歴
- 〈前田佳一〉東京大学大学院人文社会系研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。お茶の水女子大学基幹研究院准教授。専攻は近現代ドイツ文学、オーストリア文学。編著に「固有名の詩学」など。
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