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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/02/20
- 出版社: 吉川弘文館
- サイズ:19cm/254p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-642-05967-1
読割 50
紙の本
王朝貴族と外交 国際社会のなかの平安日本 (歴史文化ライブラリー)
著者 渡邊 誠 (著)
東アジア情勢において、消極的政治外交をとった日本。対外的な軍備を欠くなか、公卿たちはいかなる審議を重ね、外国への対応を協議したか。彼らが従った法と規範、国際感覚を読み解く...
王朝貴族と外交 国際社会のなかの平安日本 (歴史文化ライブラリー)
王朝貴族と外交
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商品説明
東アジア情勢において、消極的政治外交をとった日本。対外的な軍備を欠くなか、公卿たちはいかなる審議を重ね、外国への対応を協議したか。彼らが従った法と規範、国際感覚を読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
契丹、宋、高麗、女真…。諸国の勃興と衰退がめまぐるしい東アジアにおいて、日本は国家としていかなる政治的交流をもったのか。諸国の情勢、歴史認識、国防などから、友好と対立に揺れた平安時代の外交を明らかにする。使節が来日するたびに、審議を重ねて対応を協議した公卿たちが従った法と規範や、国際感覚を読み解き、新たな歴史像を描く。【商品解説】
目次
- 平安時代の歴史像と対外世界―プロローグ/刀伊の入寇と王朝貴族(刀伊の入寇からみた外交関係/東北アジア情勢からみた刀伊の入寇/神国思想の成り立ち)/朝鮮半島と平安時代の日本(九世紀の日本と朝鮮半島/十世紀の半島情勢と「積極的孤立主義」/「敵国」意識の高揚)/五代十国から宋の中国統一と日本(呉越との交流/宋初の中国と日本/成尋の入宋と皇帝の賜物/異国牒状問題にみる貴族の政治/宋の積極外交と日本の対応)/王朝貴族の自己意識と対外観(高麗医師派遣要請問題/日本の返牒と対外観/日本人の海外渡航の禁止)/後白河法皇と平清盛の外交(南宋の成立と日本/後白河・清盛の日宋交渉の舞台裏)/王朝貴族の外交のゆくえ―エピローグ
著者紹介
渡邊 誠
- 略歴
- 〈渡邊誠〉岡山県生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程後期修了。同大学大学院人間社会科学研究科准教授。博士(文学)。著書に「平安時代貿易管理制度史の研究」がある。
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