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商品説明
やがてメシヤ(救世主)が来るという予言を知っていたユダヤ人。それなのになぜ、メシヤとしてキリストがこの世に来た時、彼らはキリストをメシヤとして受け入れず、十字架に掛けたのか。あらゆる文献を駆使し、解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
イエスこそが救世主なのか。ユダヤ教はなぜイエスを受け入れなかったのか。旧約聖書や新約聖書、死海文書をはじめ、膨大な文献や研究資料を丹念に読み解き、メシヤ預言の成り立ちとその展開を明らかにし、ユダヤ教とキリスト教における決定的相違に迫る。【商品解説】
目次
- 緒論 課題と方法
- 第一章 旧約聖書におけるメシヤ思想
- 第一節 「メシヤ」ということばの意味と用法
- 第二節 メシヤ思想の起源
- 第三節 律法におけるメシヤ思想
- 第四節 前預言者におけるメシヤ思想付、詩篇におけるメシヤ思想
- 第五節 後預言者におけるメシヤ思想付、ダニエル書におけるメシヤ思想
- 第二章 旧新約中間時代におけるメシヤ思想
- 第一節 外典におけるメシヤ思想
- 第二節 偽典におけるメシヤ思想
著者紹介
尾山 令仁
- 略歴
- 〈尾山令仁〉1927年東京生まれ。学術博士(Ph.D.)ほか。聖書キリスト教会会長牧師、東京神学校校長、日韓親善宣教協力会会長。
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紙の本
キリスト教の反ユダヤ主義が行き着く先はアウシュヴィッツ
2021/11/03 21:38
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
手っ取り早く言えば「ナザレのイエスは聖書で預言されていたメシアであるにもかかわらず、頑迷なユダヤ人は受け入れなかった」という本だ。福音派の牧師が書いた本だから「聖書で書かれている事は全て真実」だが、旧約聖書外典は「聖書ではない」という扱いで引用しているのは聖公会の「旧約聖書外典・アポクリファ」からであって、素っ気ない。
「ユダヤ人はナザレのイエスをメシアとして受け入れなかった」と強調すると反ユダヤ主義に結びつく。「お前達ユダヤ人が主イエス・キリストを殺したんだ!ユダヤ人はナザレのイエスの死の責任を受け入れたんだ!」と主張して、キリスト教徒はユダヤ人がいないと経済的に社会が成り立たないにも関わらず差別して、追放し、行き着いた先はアウシュヴィッツだったという視点が見事に欠落している。「なぜ彼らはキリストをメシヤとして受け入れず、十字架に掛けて殺したのでしょうか」?ナザレのイエスを「十字架に掛けて殺した」のはピラトではなくユダヤ人なのか?これでは1945年以前の神学だ。