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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2021/05/19
- 出版社: パイインターナショナル
- サイズ:22×28cm/32p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-7562-5489-4
紙の本
天の岩戸アマテラス (日本の神話)
著者 飯野和好 (著)
アマテラスのおさめる高天原で、大暴れするスサノオ。呆れ果てたアマテラスは、天の岩戸にこもってしまう。太陽の女神であるアマテラスが隠れたことで、世界は暗闇に包まれ、困った神...
天の岩戸アマテラス (日本の神話)
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商品説明
アマテラスのおさめる高天原で、大暴れするスサノオ。呆れ果てたアマテラスは、天の岩戸にこもってしまう。太陽の女神であるアマテラスが隠れたことで、世界は暗闇に包まれ、困った神々は…。神話絵本シリーズ第2弾。【「TRC MARC」の商品解説】
シリーズ第2弾! 飯野和好が迫力たっぷりに描く神話絵本
太陽の神アマテラスは、荒くれ者の弟スサノオの乱暴な振る舞いに呆れて、天の岩戸に閉じ込もってしまいます。世界が暗闇に包まれ困った神々は、アマテラスを岩戸から引き出そうと、ある作戦を立てます。魅力溢れる神々の姿を、飯野和好がダイナミックに描く。【商品解説】
著者紹介
飯野和好
- 略歴
- 〈飯野和好〉1947年埼玉県生まれ。「ねぎぼうずのあさたろう その1」で小学館児童出版文化賞、「みずくみに」で日本絵本賞受賞。ほかの著書に「おせんとおこま」など。
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紙の本
『古事記』の世界を絵本で
2022/02/11 07:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「アマテラス」という女神がいて、天(あま)の岩戸に隠れてしまわれたおかげで、世界から光が消えてしまった。
そのことを嘆いたまわりの神々が思案した結果、天の岩戸の前でみんなが楽しく騒げばもしかしたら女神は顔を出すかもしれない。
それがズバリ的中。岩の外で何やら楽しそうにしているが、何だろうと女神が顔をのぞかせた瞬間をとらえて、岩戸が開けられ、めでたしめでたし。
そんな神話を誰に教わったのか記憶にない。
まして『古事記』を読んだわけでもない。
でも、何故か岩戸の前で踊ったアメノウズメが現代でいうストリップを演じたということも知っている。
確か手塚治虫さんの『火の鳥』の「黎明編」でも描かれていたから、そのあたりか。
いや、それより前には知っていたような。
しかし、前述した物語は大雑把すぎる。
もっと詳しく、でも『古事記』を読むまでもなく、やさしく「アマテラス」のことを知りたいと考えている人には、飯野和好さんが描いたこの絵本をオススメする。
何故「アマテラス」が天の岩戸に隠れなければならなかったとか、岩戸の前で騒ぐことを提案したのは誰だとか、「アマテラス」が 岩戸から外をのぞいたあとどういうことがあって外に連れだされたとか、絵本ながら、とてもわかりやすくまとまっている。
しかも、飯野さんのあのごつんとした絵だから、神話の世界にどっぷり浸れる。
絵本だから子供ではなく、大人が読んでも楽しめる貴重な一冊だ。