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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/05/20
- 出版社: ありな書房
- サイズ:21cm/294p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7566-2280-8
- 国内送料無料
紙の本
ピクタ・ポエシス ペトラルカからエンブレムへ (官能の庭)
著者 マリオ・プラーツ (著),伊藤 博明 (訳),若桑 みどり (訳),新保 淳乃 (訳),伊藤 博明 (監修),石井 朗 (編)
20世紀イタリアの文学研究者にして美術批評家、マリオ・プラーツの論考集。イギリス建築におけるバロック的要素、イタリア人作家たちのイギリスへの影響、エンブレムの基本的特徴と...
ピクタ・ポエシス ペトラルカからエンブレムへ (官能の庭)
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商品説明
20世紀イタリアの文学研究者にして美術批評家、マリオ・プラーツの論考集。イギリス建築におけるバロック的要素、イタリア人作家たちのイギリスへの影響、エンブレムの基本的特徴と初期エンブレム文学について論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
魔性の女の快楽不退の「アルミーダの庭」を二〇世紀に自らの「綺想の庭」に変容させた稀代の碩学プラーツは、自然が戯れにつくりあげた芸術を、四つの言語──イタリア語、ラテン語、英語、スペイン語──を駆使し、自らの「洞察力と良き趣味」で評した芸術のエッセンスで飾り、レトリカルで豊穣な宇宙に変容させた。そこでは、リナルドはわれわれ読者に姿を変え、プラーツの「綺想の庭」の魔性の芸術的レトリックの虜とされる。ここでわれわれに示されるのは、近代ヨーロッパの文学に大きな影響をおよぼした四つのイタリア古典文学──ダンテ『神曲』、ペトラルカ『カンツォニエーレ』、アリオスト『狂えるオルランド』、タッソ『エルサレム解放』──のイギリスにおける受容の諸相である。ダンテは人気を博し、ペトラルカは礼賛か拒否、アリオストの詩の精神はシェイクスピアの中に分け入り、タッソはスペンサーの『妖精の女王』を通してイギリス文学に侵入した。そして、これらの「綺想の庭」のアレゴリーの林に分け入ると、そこではエンブレムとインプレーサの「ピクタ・ポエシス(描かれた詩)」の世界が、すなわち言葉とイメージの、綺想と機知の、技巧の戯れる豊穣の、咲き誇る花々が語り尽くされる。【商品解説】
目次
- プロローグ マリオ・プラーツの庭 伊藤博明
- イギリスのバロック
- イギリスにおけるペトラルカ
- イギリスにおけるアリオスト
- イギリスにおけるタッソ
- ペトラルカとエンブレム作家たち
- イギリスのエンブレム文学
- エンブレム、インプレーサ、エピグラム、綺想
- エピローグ ピクタ・ポエシス──バロック期のテクストとイメージ 伊藤博明
- 註
収録作品一覧
イギリスのバロック | 11−51 | |
---|---|---|
イギリスにおけるペトラルカ | 53−82 | |
イギリスにおけるアリオスト | 83−111 |
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