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商品説明
長崎における部落解放運動の発展に邁進した磯本恒信。被差別部落民とキリシタンのあいだで歴史的和解をめざした結城了悟神父。同和教育運動に力を注いだ中尾貫。艱難の歴史を刻んできた地と人々の、幸いなる出会いの物語。【「TRC MARC」の商品解説】
1945年8月9日、長崎に原爆が投下される。爆心地は、被差別部落であった。この地に生まれた磯本恒信は、母からの「出自を名乗るな」という戒めを破り、長崎における部落解放運動の発展に邁進していく。
他方、スペインから日本に渡った結城了悟(ディエゴ・パチェコ)神父は日本二十六聖人記念館を開館、初代館長を務めると同時に、長崎に残る膨大な史料を発掘、整理。大きな功績を残し、被差別部落民とキリシタンのあいだで歴史的和解をめざした。
のちに部落解放同盟長崎県連副委員長となる中尾貫は、初代委員長である磯本恒信を支え、同和教育運動に力を注いでいく。
この三人が、1979年に起きた世界宗教者会議での差別発言事件をきっかけに出会い、被差別部落民とキリシタンとの歴史的和解へ向けて動き始める。
平和を希求し差別と闘い続けた三人と、その想いに呼応する多くの人びととの熱く静かな、祈りにも似た壮大な物語【商品解説】
目次
- 第一部
- 第一章 原爆が投下された
- 第二章 水平社のまぼろし
- 第三章 生きていく青春
- 第四章 破戒
- 第五章 キリシタン弾圧と解放運動の出発
- 第二部
著者紹介
高山 文彦
- 略歴
- 〈高山文彦〉1958年宮崎県生まれ。法政大学文学部中退。「火花」で講談社ノンフィクション賞と大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。ほかの著書に「宿命の子」「ふたり」など。
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