アフリカ布見本帖

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フェイスブックに届いたブクログからの新刊のお知らせで知った本。

３０年ぐらい前、ユッスー・ンドゥールのコンサートで、ユッスーの歌とバンドの演奏に吃驚した。そして優雅で野性的な身のこなしとそれを包む衣装の美しさ。
その後、板垣真理子さんの「アフリカへおいでよ」や板垣さんが写したマーケットの女性の写真集を見て、あの衣装が好きになった。
池澤夏樹さんの旅行記にも染色や織の工房で布を求め、ミシンが並んでる辺りで仕立てて貰う話もあったな。
大阪で赴任中は万博公園にある国立民族学博物館の展示は何度も見に行き、ビデオコーナーで「西アフリカの着倒れ」なるビデオも視聴した。

さて、本書。アフリカンプリントを紹介しているお店へのインタビューとプリント柄やワンピース、浴衣、傘などの写真。
ファッションに無縁なオジサンではあるけれど、パラパラと鮮やかな色使いと記事を拾い読む。
変な押しつけがましさがなく、良い編集だと思う。

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　アフリカの布が今、世界中から注目されています。
　アフリカの人びとにとっては生活必需品である布も、私たちの目にはとても新鮮に映ります。ダイナミックな配色やデザインを楽しみながら、アフリカ諸国の文化や歴史にも触れてみてください。