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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/07/16
- 出版社: 現代書館
- サイズ:20cm/238p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7684-1020-2
紙の本
「働く喜び」の喪失 ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読み直す (いま読む!名著)
著者 荒川 敏彦 (著)
資本主義社会の問題を“生活態度”という視点から捉え直した、ヴェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」を読み直し、改めて“働くこと”の意味を問いなおす。テキ...
「働く喜び」の喪失 ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読み直す (いま読む!名著)
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商品説明
資本主義社会の問題を“生活態度”という視点から捉え直した、ヴェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」を読み直し、改めて“働くこと”の意味を問いなおす。テキストデータ請求権付き。【「TRC MARC」の商品解説】
マックス・ヴェーバーは、20世紀初頭に刊行された『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』において、近代資本主義が西欧で勃興しはじめようとする16、17世紀の市民の生き方に目を向け、資本主義社会の問題を「生活態度」という視点から捉え直した。本書籍は、混迷を極める世界情勢の中、「不安に駆り立てられながら働きつづける」近代人の精神を、【天職・予定・確証】という3つの連動して作用する鍵概念と重ね合わせることを試みる。ベルーフの訳語として用いられる「天職」という日本語は、元々の儒教的含意から明治期日本での変容を経て、「生きがい」という意味にまで解釈が拡大した。「予定説」と「確証思想」の作用は、現代社会における孤独化、排他性、自己コントロールや監視社会といった問題にまで広げることができる。このような思考を、現代社会に対する「鏡」として使うことで、私たちが埋め込まれている労働中心主義の陥穽が見えてくる。【商品解説】
著者紹介
荒川 敏彦
- 略歴
- 〈荒川敏彦〉1972年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。千葉商科大学商経学部教授。専門は、宗教社会学、社会思想史。
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