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紙の本
聖なる血 下 (マグノリアブックス <血の騎士団>シリーズ)
著者 ジェームズ・ロリンズ (著),レベッカ・キャントレル (著),小川 みゆき (訳)
マサダの遺跡崩壊の唯一の生き残りであるトミーは、ラスプーチンのもとで監禁生活を送っていた。いつか逃げだす日が訪れるのを待つものの、そんな機会はまったくない。トミーを手元に...
聖なる血 下 (マグノリアブックス <血の騎士団>シリーズ)
聖なる血 下
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商品説明
マサダの遺跡崩壊の唯一の生き残りであるトミーは、ラスプーチンのもとで監禁生活を送っていた。いつか逃げだす日が訪れるのを待つものの、そんな機会はまったくない。トミーを手元に置きたいのはラスプーチンだけではなかった。永遠の生という呪いをかけられたユダも、トミーを欲していた。自分の同類である不死者に会いたいという気持もあるが、トミーの役割を知っているからというのが最大の理由だ。そして、預言の三人もトミーを捜していた。彼らは、トミーこそが“最初の天使”だと考えていて―。【「BOOK」データベースの商品解説】
マサダの遺跡崩壊の唯一の生き残りであるトミーは、ラスプーチンのもとで監禁生活を送っていた。だが、ユダも、トミーこそが「最初の天使」だと考えている預言の3人も、トミーを捜していて…。「血の騎士団」シリーズ第2弾。【「TRC MARC」の商品解説】
血の福音書を発見した直後にルーンが姿を消した。それと同時に恐ろしい殺人事件がローマで頻発するようになり──。シリーズ第二弾!【本の内容】
収録作品一覧
聖なる血 下 | 5−342 | |
---|---|---|
叫びの街 | 343−399 |
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前作とは打って変わって面白かったです。
2017/04/26 00:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
血の騎士団シリーズの前作「血の福音書 上・下」(2014)で諸設定が判ったせいか、意外にすんなりと物語に入り込めた。所謂、吸血鬼グループが、サンギニストとストリゴイ(ベリアル)の2派に別れており、それに天使やキリストなどが複雑に絡み合った展開である。前回は曖昧模糊としていた騎士(サンギニスト)ルーン・コルザの素性も判り始めたし、かつて血の伯爵夫人と呼ばれていたエリザベータ(エリザベス)・バートリとの関係も見えてきた。上巻は主に、「最初の天使」=トミー・ボーラー争奪戦である。下巻は、いよいよ「最初の天使」は誰かという謎解きである。前作とは打って変わって面白かったです。
<下巻>
エリザベスの服に隠したGPSでユダ一行の追跡を開始。一方、ユダは天使=トミーを使った最後の儀式(審判?)の場へ向かい儀式を開始する。天使=トミーの血を引き金とした火山噴火によるハルマゲドンという設定。エリン一行はベリアルとの激戦をかいくぐって現場に到達。瀕死のトミーと堕天使:アレラを奪還して、アレラの案内でトミーの命を救える地:クーマエの遺跡へと向かうが、どうも天使は一人ではなく、陰と陽の2人いるらしい。陽はトミーであり、陰はユダであり、この2人が揃った時に初めて完全な審判?が行われるらしい。アレラはユダだけに判る方法で、ユダに行先の手掛かりを残してきたのである。クーマエの遺跡で命を取りとめたトミーの前に遂にユダが追いつき戦いとなる。しかし、ユダは「戦う男」=ジョーダン・ストーンに負けたように見せ掛けて自死する。また、トミーも「戦う男」=ジョーダン・ストーンに身を預けて自死。2人の魂が融合してハルマゲドン終焉。ユダはアレラと共に別世界(天上)へと旅立つが、トミーは復活する。ゾブリストたちは全滅したが、ルーン達サンギニストにも何か異変が生じている。トミーはアメリカの親戚に引き取られることに成るが、エリザベスと離れたくないので何か起こりそう。
さて、クーマエの遺跡に瀕死の状態で取り残された裏切り者:レオポルド修道士(サンギニスト)は最後の力を振り絞ってユダの最後の命令を実行し、ルシファーの血によって「破壊者レギオン」を復活させてしまう。