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    3月のライオン(1)

    3月のライオン(1)

    羽海野 チカ(著),先崎 学 (将棋監修)

    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

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    はらぺこあおむし 改訂

    はらぺこあおむし 改訂

    エリック=カール (さく),もり ひさし (やく)

    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

ナミさんのレビュー一覧

投稿者:ナミ

352 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ユダの覚醒 上

紙の本ユダの覚醒 上

2016/11/23 00:59

今回は、ゾンビ・ドラキュラに通じる謎でした。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今回は、ゾンビ・ドラキュラに通じる謎でした。歴史的事実と科学知識の謎とを巧みに融合した期待を裏切らない活劇がますます冴えてきます。シグマフォース側の主役たちが窮地に陥るのは毎回のことではあるが、今回はシグマ隊長グレイ・ピアースの両親までもがギルドの人質にされるという絶体絶命の窮地である。一方、ギルドのスパイが世界各国の主要組織に潜入しており、過去にはシグマとその上位組織であるDARPAの幹部にまで潜入していたことがあるが、今回もバチカン教会内部に潜入しており、加えて今回の事件の切っ掛けがギルドの冷酷な女性工作員であり過去に何度もグレイに痛手を負わせているセイチャンがギルドの同僚工作員に追われて助けを求めて来たところから始まるので、話は実に複雑な様相を呈してくる。さて、今回の楽しみは、『東方見聞録』を残したマルコ・ポーロの探検から派生して、シアノウイルス・ユダの菌株といった異常に高い致死率の伝染病の謎・治療法・発生源を調べて、マルコ・ポーロの航路を辿っていく謎解きは「天使の文字」と合わせて推理小説好きにはたまらない。今回は、科学的謎の組み合わせよりも、歴史的・考古学的な謎の組み合わせの方が多かったように感じた。事件は解決したが、多くの犠牲者や事後処理の問題が残っている。まず、人食いイカに海底へと引きずり込まれたシグマ隊員モンク・コッカリス(以前の事件で左手首から先を失い現代科学の粋を集めた未来型義手を着けている:キャットの夫)の遺品となった義手が埋葬直前にSOS信号を発していることにグレイが気付くことで生存を期待させる一方、伝染病に感染しながらも抗体を作ることで伝染病のワクチンを提供して人類の危機を防いだ海洋生物学者スーザンはこの奇病の原因であるウイルスの意志?に従ってウイルスの故郷で永い眠りにつくことになる。一方、今回の事件の発端となり、謎めいた行動を続けるセイチャンは、シグマの意図の下で事実上逃亡を容認されるが、逃亡する際にグレイに自分はギルドのトップを暴くためのスパイであると告げる。むーー、これも結末が気になる。しかし、続くシリーズ5『キルトの封印』ではどうもセイチャンの登場は無いようである。
なお、本書では、巻末に「著者あとがき 事実かフィクションか」と題した短文があり、小説中のことがらの「検死解剖」=「事実の部分とフィクションの部分の区別」を行っているが、本作では主な題材ごとに項目立てして解説しているのが初めてのこととして注目される。著者が、「小説の持つ信憑性は、話の中で提示された事実を反映するものである。・・・・・・たとえフィクションであっても、事実を見据えた上で書かれる必要がある。本書に登場する美術品、遺跡、・・・・などは、すべて実在する。・・・・・・・歴史的出来事も、すべて事実である。本書の中心となる科学技術も、すべて最新の研究と発見に基づいている。」(『マギの聖骨 [上]:The Sigma Force Series 1』(竹書房文庫、2012年7月5日、竹書房)より)

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紙の本

プラチナタウン

紙の本プラチナタウン

2016/11/08 23:54

言葉通りの「一気読み」の面白さでした。

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言葉通りの「一気読み」の面白さでした。日本を代表する四井商事の部長・山崎鉄郎は、縁故入社が決まっていた会社幹部の親戚を不採用にしてしまったことから、左遷の憂き目に。この出だしからして笑える。そんな時、故郷の町が巨額負債を抱えて財政再建団体に陥る寸前となる。窮した町が考え出したのは、大手商社の部長職にある山崎に町長として活性化策を考えてもらうこと。そして、妙な行き掛かりに酔った勢いもあり、何時の間にか選挙活動もなしに町長になっていたのである。またまた笑えます。しかし、町長になって実際に見た町の状況たるや惨憺たるもの。こんな町、再生できる訳ないだろと思うのだが、そこは小説であり、著者の腕の見せ所と言うことで、何と8000名規模の高齢者専用の町を作り上げてしまうのである。まあ、話しは上手すぎるよねという気がしないでもないが、地域再生の一つの発想として実に面白いし、何よりも左遷されたことに始まる逆転劇が実に爽快である。

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紙の本

地底世界 サブテラニアン 上

紙の本地底世界 サブテラニアン 上

2016/11/08 11:46

文句なしの冒険活劇でした。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

文句なしの冒険活劇でした。文庫本の帯に書かれた宣伝文句が、実に本書の面白さを的確に伝えていて面白い。上巻の帯、「戦慄の南極洞窟アドベンチャー!(上巻) 息を呑む圧巻のデビュー作(下巻)。怪奇(スリラー)、恐慌(パニック)、怪物(モンスター)、恐怖(ホラー)、冒険(アドベンチャー)、科学(サイエンス)・・・・・・・。この男、いきなり手抜きなしのフルコース!」。
 物語は、南極大陸の地下に巨大(北海道や日本がまるまる入りそうな大きさらしい!)な洞窟が発見され、そこから発見された人類発生以前の遺跡を調査するための調査団が派遣されところから始まる。しかし、この調査団は2回目で、1回目の調査団は何故か行方不明のままなのだ。さて、何が出てくるのかと期待していると、上巻も中ほどでワニの恐竜みたいな“クラッカン”と呼ばれる怪物が出現。あとは期待通りの怪奇(スリラー)、恐慌(パニック)、怪物(モンスター)、恐怖(ホラー)、冒険(アドベンチャー)、科学(サイエンス)のてんこ盛りである。この著者を知ったのは、世界的に有名になった「シグマフォース」シリーズであったが、本書が著者の長編冒険活劇の事実上の第一作だという。日本で出版されている彼の著作の最後に処女作品を読むことに成ろうとは思ってもいなかった。
 さて、南極と見て直ぐに思い出したのが、北極海を漂う氷島(実は60年ほど昔にソ連が運営していたが何故か放置された秘密研究施設)を舞台にした、ジェームズ・ロリンズ『アイス・ハント(上・下)』(扶桑社ミステリー、2013年6月23日、扶桑社)だった。こちらは純粋に科学的技術を巡っての米ソ軍の対決であり、本書と合わせて読んでみると面白い。

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紙の本

巨鯨の海

紙の本巨鯨の海

2016/03/20 00:21

ナミ

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和歌山県太地町を舞台とした、江戸末期から明治初頭(最終章が1878年(明治11年)暮れの“大背美流れ”事件である)に至る、捕鯨の町の一大叙事詩ともいえる作品。当時の捕鯨に関わる詳細な記述もさることながら、人々の暮らしや因習、厳しいしきたり等をも描いた力作である。また、生身の人間としての人々の姿も実に鮮明に描かれている点も見逃せない。数々の賞に輝いたのがうなずける作品でした。
 和歌山県太地町を舞台とした、江戸末期から明治初頭(最終章が1878年(明治11年)暮れの“大背美流れ”事件である)に至る、捕鯨の町の一大叙事詩ともいえる作品。当時の捕鯨に関わる詳細な記述もさることながら、人々の暮らしや因習、厳しいしきたり等をも描いた力作である。また、生身の人間としての人々の姿も実に鮮明に描かれている点も見逃せない。数々の賞に輝いたのがうなずける作品でした。


大背美流れ(おおせみながれ) <P-421>
1878年(明治11年)暮れ、アメリカなどの列強による鯨の乱獲などの影響で、漁師は近年にない不漁による経済難から、荒天の中、鯨捕り(古式捕鯨)に出漁して遭難し、一度に100余名(本書の解説では135名と具体的な数字が記載されている)が死亡・行方不明となった惨事。この件により労働力を失った太地は、一気に疲弊、古式捕鯨は事実上壊滅し、後に近代捕鯨へと切り替わるきっかけとなった。

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紙の本

TACネームアリス

紙の本TACネームアリス

2017/04/28 11:11

圧倒的迫力の戦闘機同士のバトルに引き込まれ、いよいよ巨大な陰謀との戦いに移行して・・・・

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圧倒的迫力の戦闘機同士のバトルに引き込まれ、いよいよ巨大な陰謀との戦いに移行して・・・・、と思った矢先にプツリとお仕舞。エッ!エッ!何これって感じ。このままでは詐欺ですね。面白いだけに、このままでは収拾がつかないです。

 小松から支援配置された沖縄県・那覇基地で夜間配置についた初日に、突然のスクランブル(緊急迎撃)がかかる。日本の領空線に真っ直ぐに進んでくるアンノンに対し、舞島茜:航空自衛隊三尉は僚機・白矢英一とともにF15で緊急発進する。レーダー網にひっかからず突然出現した感じのアンノンはIL76(イリューシン)で民間機であった。接近して正体を確かめようとする茜機に体当たりしようとしながら、中国領空を飛行中に突然日本機に襲われたという救難通話を始める。呼応するように、これも突如として2機のJ-15(中国の艦上戦闘機。NATOコードネームは「フランカー X2」)が出現して、日本機に中国領空からの退去と、IL76への攻撃中止を意図的にがなりたてながら攻撃を仕掛けてくる。その攻撃は日本機だけでなく、IL76にも向けられている。結局、IL76はJ-15に撃墜され、J-15は茜に撃墜されてしまう。戦闘終了とほぼ同時に事件空域の広範囲にわたって強力な電波妨害が行われ通信が一切途絶してしまう。そこへ、突然、那覇基地から秘密裡に下地島への帰投命令が来る。一連の緊急事態に対して政府機関においては、前の事件『チェイサー91』の教訓から立ち上げられた内閣危機管理室の内閣危機管理監:障子有美が、外遊中の常念寺総理大臣に通報して「海上警備行動」の発令を促す。常念寺総理大臣は速やかに国家安全保障会議・拡大九大臣会議を招集し、「海上警備行動」の発令を決定するが、その時には既に全て終わり、茜は通信途絶のまま下地島への帰投途上であった。
 事態を的確に把握できない地上では、各人各様の推測がなされるが、濃厚な線として「パナマ文書」(P-216)に関連する中国の陰謀ではないかと推測を始める。そこへ不自然な形で衆議院議員で自由資本党国会対策委員長の羽賀聖子議員が関与してくる。中国は、意図的に作成した現場の映像を世界中に配信し始める。その頃、下地島に帰投した茜は、警察の機動部隊に扮装した一団に首筋を強打されて意識不明となる。日本政府(障子有美が詰める内閣危機管理室と、外遊先から帰投中の政府専用機(B747)内の常念寺総理大臣)も途轍もない陰謀が進行中との認識で対応し始めるが・・・・。作品はここで唐突に終わってしまう???。何だ!これは!でした。当然、続編があるのだろうな。

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紙の本

遺産 下

紙の本遺産 下

2017/04/27 11:06

引き揚げ成功かと思った途端に火山活動で船は深海へと沈んでいくが更なるどんでん返しが待っているというように、二転三転の展開も良い。

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学術的にも遺物を保存するには莫大な費用がかかる反面、現行の法規制を順守するなら当事者は1円の得にもならないという考古学の現実。そのために、逆にトレジャーハンターと呼ばれる謂わば「墓泥棒的発掘屋」が横行する現実はなかなか我々には知る機会の少ない世界である。そうした世界を垣間見せてくれるだけでも興味深い上に、歴史小説とビジネス小説の要素まで加味した流れで、二重三重に楽しませてくれる。そしてやっと引き揚げ成功かと思った途端に火山活動で船は深海へと沈んでいくが更なるどんでん返しが待っているというように、二転三転の展開にも感動させられる。さて、この作家、山岳小説を得意としてるものと思っていたら、何と警察・探偵ものが主流らしい。また、山岳小説と並んで海洋物も書いているらしい。『太平洋の薔薇』という作品も早速読んでみよう。

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紙の本

遺産 上

紙の本遺産 上

2017/04/27 11:03

学術的にも遺物を保存するには莫大な費用がかかる反面、現行の法規制を順守するなら当事者は1円の得にもならないという考古学の現実。

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学術的にも遺物を保存するには莫大な費用がかかる反面、現行の法規制を順守するなら当事者は1円の得にもならないという考古学の現実。そのために、逆にトレジャーハンターと呼ばれる謂わば「墓泥棒的発掘屋」が横行する現実はなかなか我々には知る機会の少ない世界である。そうした世界を垣間見せてくれるだけでも興味深い上に、歴史小説とビジネス小説の要素まで加味した流れで、二重三重に楽しませてくれる。そしてやっと引き揚げ成功かと思った途端に火山活動で船は深海へと沈んでいくが更なるどんでん返しが待っているというように、二転三転の展開にも感動させられる。さて、この作家、山岳小説を得意としてるものと思っていたら、何と警察・探偵ものが主流らしい。また、山岳小説と並んで海洋物も書いているらしい。『太平洋の薔薇』という作品も早速読んでみよう。

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紙の本

ダーウィンの警告 下

紙の本ダーウィンの警告 下

2017/04/27 11:01

著者得意の生物学(遺伝子学)の最新知見を巧みに利用した作風に更なるみがきがかかった傑作。

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著者得意の生物学(遺伝子学)の最新知見を巧みに利用した作風に更なるみがきがかかった傑作。
<下巻>
 ステラのスノークルーザーは「プロローグ」でダーウィンが地図にしたためて残した「地獄岬」に到着する。一方、エイミーの追跡調査をしているペインター達は、エイミーがカッターの狂信的環境保護団体「ダークエデン」に参加していたことを突き止め、カッターの隠れ家に迫るがまたもや先制攻撃を受けてジェナが拉致されてしまう。南極「地獄岬」ではハリントンの洞窟=地底世界(ダーウィンが地図に残した洞窟)がライト少佐の襲撃を受ける。ハリントンは裏口から洞窟封鎖のための自爆システムを作動させるべく裏口に移動。ここからはJ.ロリンズ十八番の息もつかせぬ白熱の追撃戦が展開される。一方、モノ湖周辺の汚染は止まることを知らず、遂に軍は核爆弾で焼き尽くす決断をするが、このウイルスは高熱でも死なず、単に広範囲にまき散らす結果となるのだが現場ではそのことを知らない。一方、カッターに拉致されたヘスは、カッターがeVLPの中に入れようとしているモノが、人間の知能を原始人レベルに退化させるものであり、それによって人間の歴史をやり直すことだと知り愕然とする。ヘスは止む無くカッターに協力する振りをして、XNA遺伝子は糖の替わりにヒ素とリン酸鉄を用いており、磁力によってリン酸鉄が破壊され死滅することをカッターから聞き出し(下・P-264)、救出に来たペッターを通じてやっとリサに連絡することに成功(下・P-335)。成程、この解決策が用意されていたからこそ、破局的状況へとどんどん突き進んでいたのですね。本当にハラハラドキドキでした。南極の地下世界の生物たちも同じ理由で磁力に弱いことになる。と言うことで、怒涛の展開で結末まで超特急でした。

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紙の本

ダーウィンの警告 上

紙の本ダーウィンの警告 上

2017/04/27 10:59

著者得意の生物学(遺伝子学)の最新知見を巧みに利用した作風に更なるみがきがかかった傑作。

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著者得意の生物学(遺伝子学)の最新知見を巧みに利用した作風に更なるみがきがかかった傑作。人類によってもたらされた大絶滅から地球生命を救うべき研究から人類に対する危機的状況が発生。解き放たれた不死の極限環境生物を阻止する方法はあるのか、その方法を探し求めるシグマや協力者たちに襲いかかる謎の軍団との熾烈な戦闘場面で息もつかせぬ面白さです。読み始めて直ぐに、同じく南極大陸を舞台に著者の長編冒険活劇の事実上の第一作である『地底世界』を思い出した。実際、内容的にかなり類似する部分がありますね。実際、『地底世界』で活躍した少年ジェイソン・カーターが成人してシグマ隊員となって登場します。なお、似たような作品として、『アイス・ハント』もあるが、これは北極大陸が舞台で、純粋に科学的技術を巡っての米ソ軍の対決であり、戦闘場面が凄い作品でした。ところで、本作品初登場のパークレンジャー:ジェナ・ベックと愛犬ニッコの名前は、自身のブログで募集した面白写真の優勝者の名前だという。著者のユーモアのセンスが伺える。

<上巻>
 短い前書き「科学的事実から」で、地球の生命は過去5回にわたって大絶滅の危機に見舞われ、現在人類が原因となる6度目の大絶滅の危機にあると指摘。続く「プロローグ」で、ダーウィンの南極大陸探検で謎の脅威に遭遇したことが描かれる。
 本編では、冒頭からカリフォルニア州モノ湖近くの秘密軍事研究施設で重大事故が発生。何か極限環境生物に関係する“モノ”が暴走し始めたらしい。施設は予め準備された爆発物と致死性ガスによって完全に破壊され、偶然緊急無線に応じて調査に向かったパークレンジャー:ジェナは正体不明の軍団に命を狙われ、施設長:ケンドール・ヘスはその軍団に連れ去られる。重大事故の発生を受けてシグマを中心とした調査団が現地に入ると、致死性ガスとは別の種類の脅威の存在を伺わせる植物・動物の絶滅地帯があることが判明。どうもヘスが研究していたのは、宇宙生物学-影の生物圏に関わるものであり「プロジェクト・ネオジェネシス」と呼ばれるものに関係しているらしいと推測。更に調査を進めると、この研究施設は、国防総省の研究・開発部門でありシグマの上部組織でもあるDARPA(国防高等研究計画局)傘下にあることが判明。グレイが調査に行くと突然謎の武装集団に襲われ、DARPAの施設自体も破壊されてしまう。少ない手掛かりをもとにイギリスの生物学者:アレックス・ハリントンと会うため南極に向かったグレイ達はハリー研究基地に着くなりまたもや謎の武装集団に襲われ、事前に準備されていたらしい大規模工作によって棚氷から切り離され、ハリー研究基地は一棟を残して消滅してしまう。一方、モノ湖側では、事故現場から採取したサンプルから極微細なウイルスが原因らしいと推測。また研究施設から唯一逃げ出した実行犯と思しき女性研究者エミリーの後を追うが、彼女は既に感染しており死亡してしまう。エミリーの携帯からブラジル北部の何者かと交信していたことが判明。拉致されたヘスが連れていかれたのは正にそのブラジル北部であり、犯人は11年前に死んだと思われていたイギリスの狂信的環境保護論者:カッター・エルウェスであった。カッターは、ブラジル北部のテプイにある、直径300m、深さ1000m以上の空洞を使って遺伝子操作による生態学的大規模実験を行っていたのである。一方、孤立したグレイ達のもとに、やっと生物学者:アレックス・ハリントンの娘:ステラ・ハリントンがスノークルーザーで到着、アレックスの元へと向かう。

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紙の本

南極風

紙の本南極風

2017/04/27 10:53

山を通じた人々の心の繋がりが感動的。

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この作家、山を描くのが巧いのは知っていたが、本作でアレッと思って調べたら警察・探偵ものも得意としているとは認識不足でした。本作は、山岳小説に司法の裏事情まで絡めた推理ものとして構成されている。山の事故はどう見ても不幸な偶然の積み重ねとしか思えないのに、裁判の方は一方的な出来レースとして腹立たしい展開が続く。最終的には森尾とそれを支持する人々の冤罪であるという強い思いがどんでん返しの勝利につながるのだが、山を通じた人々の心の繋がりが感動的。

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紙の本

走れ病院

紙の本走れ病院

2017/04/27 10:48

病院再生物語の中に、様々な医療問題をちりばめた軽妙な青年の成長物語。

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病院再生物語の中に、様々な医療問題をちりばめた軽妙な青年の成長物語。ただ、ハッピーエンド好みの私にとっては、病院再生を断念せざるを得なくなる結末はあまり嬉しくなかったし、その理由もすっきりしなかったのが残念です。

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紙の本

マネーロンダリング

紙の本マネーロンダリング

2017/04/27 10:46

金融の裏社会に住みながらも、金に目がくらむことなく人間性を保ち続ける主人公の姿が爽やか。

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金融の裏社会に住みながらも、金に目がくらむことなく人間性を保ち続ける主人公の姿が爽やか。まあ、都合よく出来過ぎ感は否めないけど。オフショアを利用した脱税・資金洗浄手口はおろか、他重国籍の取得法から、ある人間が全くの別人に成り替わる方法などなど、限りなく裏社会の手口を、その違法性に触れながらもぎりぎり合法の範囲内で行う方法など、興味が尽きない。

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紙の本

介護退職

紙の本介護退職

2017/04/27 10:44

介護問題という出口のない難問から出発して、一見関係のない雇用制度の問題への批判で逆転劇にまとめた発想が面白い。

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介護問題という出口のない難問から出発して、一見関係のない雇用制度の問題への批判で逆転劇にまとめた発想が面白い。
 介護問題だけを考えたら、この物語の結末は悲惨なものにしかならないだろうと心配しながら読んでいたら、何と世界的規模での企業戦争を絡めた逆転劇を用意していた。そして、それは同時に、現在の日本企業の雇用環境に対する警告ともなっている。企業利益優先の雇用関係である。作品中で詳しく述べられているが、使い難い人間はどんどん切り捨てていく、企業利益絶対の競争というよりも企業内出世戦争である。古い日本の雇用制度、つまり「終身雇用制」時代には、弱者が生じた場合にはそれを周囲が支えることで補完し、何しろ退職まで守らざるを得なかった。しかし、経済活動がグローバル化するにつれて、他国企業との戦争を勝ち抜くためと称して欧米型雇用制度に改革?されて来た結果が現在の雇用制度である。本書は、介護問題という出口のない難問から出発して、一見関係のない雇用制度の問題への批判で出口を提示した点で素晴らしいです。

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紙の本

社会のふしぎなぜ?どうして? 2年生

昨年、1年生を送ったら、何と母親が夢中になってしまった本です。

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昨年、1年生を送ったら、何と母親が夢中になってしまった本です。様々な事柄を、実に平易な表現で判り易く纏め上げているので、確かに大人でも十分楽しめるとは思ったが。実際、自分自身も本屋で立ち読みしてかなり楽しんでます。

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紙の本

なぜ?どうして?2年生 たのしい!科学のふしぎ

昨年、1年生を送ったら、何と母親が夢中になってしまった本です。

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昨年、1年生を送ったら、何と母親が夢中になってしまった本です。様々な事柄を、実に平易な表現で判り易く纏め上げているので、確かに大人でも十分楽しめるとは思ったが。実際、自分自身も本屋で立ち読みしてかなり楽しんでます。

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