「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
越境するタイ・ラオス・カンボジア・琉球 (琉球大学 人の移動と21世紀のグローバル社会)
「多極化されたグローバル社会」を理論的にとらえる場として、恰好のフィールドであるタイ・ラオス・カンボジアを様々な観点から分析した論考を収録。東南アジアの21世紀を「境を越...
越境するタイ・ラオス・カンボジア・琉球 (琉球大学 人の移動と21世紀のグローバル社会)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
「多極化されたグローバル社会」を理論的にとらえる場として、恰好のフィールドであるタイ・ラオス・カンボジアを様々な観点から分析した論考を収録。東南アジアの21世紀を「境を越えた」ところから見つめなおす。【「TRC MARC」の商品解説】
東南アジアの21世紀を「境を越えた」ところから見つめなおす!「多極化されたグローバル社会」を理論的にとらえる場として日本、中華世界、西洋とたえまなく接触しているタイ・ラオス・カンボジアはまさに恰好のフィールドである。
「本書のキーワードである「越境」には、地域や学問分野などの比較・対照の視点とヒト、モノ、カネ、情報、文化の多極化された「グローバリゼーション」における「越境」の意味が込められている。学問分野としての地域研究においても、一つの地域に閉じこもるようなアプローチではかえって「地域」というものをとらえることができなくなってしまう。だからといって、単に多様性のみ提示するような資料主義やそれぞれの学問分野の枠組みだけに居直るのではなく、そこには分野や地域を越えた学際的・脱地域的な理論化が必要であった。」(本書「あとがき」より)【商品解説】
目次
- 第一部 タイにおける開発と市民社会、ジャパナイゼーション
- 第1章 グローバル化の中でのタイ社会の変動と文化変容 鈴木規之
- 第2章 タイにおける市民社会化の流れと社会開発ケラティポーン・ジュターウィリヤ
- 第3章 現代社会における「苦しみの共感存在」としての開発僧 浦崎雅代
- 第4章 マスメディアを経由するジャパナイゼーション ワッチャラー・スヤラー
- 第5章 日本紹介本の読者が見た「日本」 カモンオーン・キニマーン
- 第6章 在タイ日系企業における日本的なジェンダー規範の研究 ナッタポーン・ルアンサクンディ
- 第7章 タイの大学生における日本語学習の動機 ラッチャニー・ピヤタムロンチャイ
- 第二部 ラオス――グローバル化の渦中で
- 第8章 ラオスの大学と琉球大学との教育・医療における協力ネットワークの形成 鈴木規之
収録作品一覧
グローバル化の中でのタイ社会の変動と文化変容 | 鈴木規之 著 | 15−47 |
---|---|---|
タイにおける市民社会化の流れと社会開発 | ケラティポーン・ジュターウィリヤ 著 | 49−77 |
現代社会における「苦しみの共感存在」としての開発僧 | 浦崎雅代 著 | 79−104 |
著者紹介
鈴木 規之
- 略歴
- 〈鈴木規之〉琉球大学法文学部教授。
〈稲村務〉琉球大学法文学部准教授。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
グローバル社会における人々や物資の越境について考察したフィールド研究作品です!
2017/10/14 09:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在、グローバル化が世界を席巻し、人々や様々な物資が国境を越え、世界を飛び回っています。 そんな状況において、そのグローバル化を具体的に研究する場として、国境を接した東南アジアの3か国、タイ、ラオス、カンボジアに焦点を当て、その実態をつぶさに調査した書です。専門書ではありますが、素人でも読みやすく、また物流や人々の交流に関心のある方にはとても有用な書だと思います。