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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2017/03/31
- 出版社: 彩流社
- サイズ:20cm/273p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7791-2308-5
- 国内送料無料
紙の本
情動とモダニティ 英米文学/精神分析/批評理論
著者 遠藤 不比人 (著)
19世紀的な「個人」が抱く「感情」を逸脱する「もの」、あるいは個人的な主観性ではなく「間主観的」な集団性を希求する政治的欲望=「情動」をめぐり、フロイトらの思想と並列し、...
情動とモダニティ 英米文学/精神分析/批評理論
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商品説明
19世紀的な「個人」が抱く「感情」を逸脱する「もの」、あるいは個人的な主観性ではなく「間主観的」な集団性を希求する政治的欲望=「情動」をめぐり、フロイトらの思想と並列し、近現代の英米文学等を縦横無尽に読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
近現代の英米文学研究、殊にモダニズム文学研究に
インパクトを与えた「情動」を徹底解明!
19世紀的な「個人」が抱く「感情」を逸脱する「もの」、
あるいは個人的な主観性ではなく「間主観的」な集団性を
希求する政治的欲望=「情動」をめぐって
フロイト、フレドリック・ジェイムソン、ロラン・バルト、
ポール・ド・マン、ジェフリー・メールマン、
レイモンド・ウィリアムズ、ショシャナ・フェルマンらの
思想と並列させながら、
近現代の英米文学= D.H. ロレンス、ヴァージニア・ウルフ、
ロジャー・フライ、ジョウン・リヴィエール、
エドワード・オールビー、カズオ・イシグロ、
あるいは日本文学の三島由紀夫へおよぶテクストが
縦横無尽に読み解かれる、知的興奮に満ちた論考!
文学、理論、精神分析という差異を越境して
反復する「情動」のテクスト性を触知する初の試み。【商品解説】
目次
- 序章 情動という近代心理学=文学の内/外部に宿る「もの」
- 反心理学/文学としての情動
- リアリズムの内部の外部たる情動
- 内部と外部、あるいは主体と対象の誕生
- 露出する「ただの名前」
- 情動という残滓的な「もの」
- 風景の情動=実存化、フライとウルフの美学理論
- Ⅰ フロイトに抗う情動
- 第一章 D・H・ロレンス、否定性に宿るもの
- フロイト中心主義を超えて
著者紹介
遠藤 不比人
- 略歴
- 〈遠藤不比人〉慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。博士(学術、一橋大学)。成蹊大学文学部教授(イギリス文学・文化、文化理論)。著書に「死の欲動とモダニズム」など。
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